2階ではランチもいただけます。
森見登美彦さんの『聖なる怠け者の冒険』という小説をご存知でしょうか。
ふらりと立ち寄った本屋で惹句にひかれて手に入れたのですが、祇園祭真只中の京都で、ボランティアの正義の味方を巡る愉快な物語です。舞台が京都だけに実名の店舗や場所が多く登場します。京都人が愛してやまない楽しそうなところばかりです。
その中のひとつ、『スマート珈琲』はおじさまたちのパラダイス。
その後、別の京都本でも、『平日の午前中に、新聞を読みながらくつろいでいるおじさまたちの風情がたまらない』みたいなことが書いてあったので、一度行ってみたいと思っていました。
それもできれば平日の午前中に(笑)。
本日、時間が空いてチャンス到来! と向かったのですが、その前に立ち寄った所で時間を取りすぎ(詳細は明日^^)、着いたのは当初の目論見を大きく外れて11時になろうとするころでした。
しかも満席
幸いにも直に席が空き、すぐに案内してもらえましたが、そのあとバタバタと席を後にする人が続き、どうやらおじさまたちのまったりモーニングの時間は終了してしまったようです(T_T)
寺町通沿いにあります。昭和7年創業の超老舗。
穴蔵感は薄いですね。
珈琲はドイツ製のプロバット機で毎朝焙煎しているそうで、入り口にとても立派な機械がありました。
が、ついうっかり朝、カフェオレを飲んできてしまったので紅茶とトーストをオーダー。
シンプルだけどハイクオリティ
たぶんですけど、ティーバッグではないと思います。味がしっかりして美味しかったです トーストも分厚くてふかふか。丁寧にバターが塗ってあって、うーん、ご主人いい仕事してます
フォークソングとか似合いそうです。
この間行ったフランソア喫茶室は洋画やクラシック音楽などハイソな空気でしたが、こちらは気取らなくて、でもすべてが上質で、おじさまたちに人気があるのもうなずけます。土曜の朝とか、ここでまったりしたくなっちゃいますね。とても居心地よかったです。
実はここ、ふかふかのタマゴサンドが名物。珈琲とタマゴサンド、お店の二大名物をどちらもスルーしてしまったからには再訪必至です
興味ある方はこちらもどうぞ→『穴蔵のノスタルジー【フランソア喫茶室】』
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