何の変哲もない小学校と思いきや・・・。
先日ご紹介した木屋町通のおまけその2です。
通りがかった小学校で何故か映画の上映会をやっていて、不思議に思って看板を見たら、なんと日本映画発祥の地とあるではないですか。
え? 蒲田じゃないの?? と読んでみたら、明治三十年に実業家・稲畑勝太郎氏が日本で初めての映画(シネマトグラフ)の試写実験に成功したところだそうです。
ちなみに、この立誠小学校は1993年に閉校し、現在は南館3階が映画館になっています。入り口には高瀬川開削者の角倉了以の銅像があったり、目の前の橋の下には、どうみても使われてない舟がもやってあったり(高瀬舟のなれの果てか?)一階の教室がカフェになっていたりと相当シュールな空間です。
鎌持ってる・・・。
何ゆえの舟?
目の前を川は悠然と流れる。
ちなみに、この日の上映会は大岡昇平原作の『野火』で、どうやら塚本晋也監督もいらっしゃっていた模様。16日(金)~明日18日(日)までは、京都国際映画祭の会場となっています。個性的なラインナップで、相当アバンギャルドです。今度はぜひ映画みてカフェでお茶したいと思います。