伝統あるお社と思いきや・・・。
本日は、五条坂から祇園を抜けて四条河原町へと歩いて行く途中に気になったお店(の外観)をランダムにご紹介。一枚目の写真は祇園祭の本社である八坂神社。山鉾はこちらへやってくるんですね。「京都っぽいお店」というタイトルなのになぜ八坂神社と思われるかもしれませんが、実は八坂神社の境内にはフレンチレストラン「ランベリー京都」があるんです。ミシュラン一つ星らしいです。さっそくご紹介、といきたいところですが、庶民には高嶺の花。情報だけご紹介して軽くスルーです。
歩いていて良く見かけるのは、ちりめん山椒のお店とレンタル着物屋さん。それゆえ着物姿の方も良く見かけます。
こちらは外国の方。
抹茶ソフト食べてる人もよく見かけました。オバマ大統領の影響でしょうか(もっともオバマさんがめしあがったのはmade in 鎌倉ですが)
のれんが微笑ましい漬物や。
こちらは純和風。
これは、五条坂付近。普通のビルの間にこういうお店があったりするんです。
ローソンも和風。
でもハロウィンはちゃんとやる(笑)
昔ながらの建物が残っているということは町全体が古いということで、祇園も、言葉は悪いですが豪勢な昭和の温泉街みたいな風情で、歩いていると懐かしさを感じます。東京の例えば六本木なんかは、いつだって前を向いてて最先端のデザインとか、エッジの効いたお店も多く、コンセプトとかデザインそのものが進化していてSFなイメージ。それに比べて京都は、いろんなものを内側に抱え込みつつ現代という時間をエッセンスとして加えている感じがします。その分、混沌としていますが、その混沌が歴史なんですよね。全てを捨てて新しくやり直すのは簡単ですが、過去を守りつつ進んでいこうとする京都人の気概はとても興味深いです。それだけ素晴らしい財産を持っているってことなんでしょうね、きっと。
そんなことを思いながら歩いた、週末の午後でした。