キュートすぎる。。。
河井寛次郎記念館の最終回、今日は作品のご紹介です。
陶房に向かう通路とその先に、作品を展示するスペースは設けてあるのですが、それ以外にも部屋の至るところに寛次郎の作品が置かれています。こちらは受付で名前と住所を書けば館内を撮影することができるので、いっぱい撮ってきました。
玄関でまずお出迎えしてくれるのが、このウサギの木彫り。もともとは作陶から始まった寛次郎ですが、後年は木彫りが多かったようです。これ、カワイイですよね。2匹がチューっていう構図がたまりません。この意匠は寛次郎もお気に入りだったのか、素材を変えて同じものが2階に展示されていました。
この自由な飄逸さはどの作品にも共通していて、みていると思わず笑みがこぼれます。
ふふふ。
字もひょうひょうとしてますね。
寛次郎愛用の狛犬の小物入れ。首の辺りで上下ぱかっと開くのかな。
寛次郎は、いろいろ手作りするのが好きだったらしく、真鍮のパイプとかも展示されていました。
ずらり。
さて、肝心の器はといいますと。
うーん、自由ですね。これは型にはめて成型したそうです。
顔に見える。
変わった形をつくるのがお好きだったみたいで、面白い造形のものがいっぱいありました。
釉薬の知識が豊富で技術もあるので、寛次郎作品はデビュー当初からとても完成度が高かったとか。確かに見ていても微妙な色合いとか、土の粘り気のある感じとか、うーんとうなってしまいます。
3日にわたってご紹介してきた寛次郎記念館、いかがだったでしょうか。
とにかくたくさんの作品があって、おうちも素敵で個人的には大満足でした。
月に3回、展示替えがあるそうです。ぜひまた訪ねたいとおもいます。