先週と今週の2回シリーズで東宝グループの創設者、小林一三のドラマがNHKでオンエアされてますね。
小林氏の旧居・雅俗山荘がロケで使われたそうですが、本日は、こちらも小林氏創業の阪急阪神ホテルグループ系列・宝塚ホテルのご案内です。
京阪神間初の洋館ホテルとして誕生し、小ぶりながらゴージャス感が漂います。結婚式場としてもよく利用されているようです。
宝塚大劇場とはほんの目と鼻の先ということで、雰囲気もとても良く似ています。(最近の宝塚大劇場は知らないですけど・・・)
ベルばらチックな廊下。
ラウンジではなんとクラシックの生演奏。
外観もロマンチックテイスト。
インテリアも優雅ですね。
大正時代に建てられたとは思えないハイカラな中庭。
先日、1964年開業のホテルオークラ東京の本館が、老朽化のため惜しまれつつ閉館しましたが、こちらはなんと1926年の開業。そんな前にこんなホテルを作ってしまう小林一三のセンスの突き抜け感はスゴイですね。こういう感覚が『今太閤』と呼ばれた所以なのでしょう。いつまでもこのままでいて欲しいところですが、実は、こちらも建て替えが決まっています。コンクリートの寿命はやはり100年くらいが限界なのでしょうか。安全のためのやむを得ない決断とはいえ、とても残念です。