防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

火災発生!

2009-06-17 21:01:17 | 消防団・自警団 活動

こんばんは。


昨晩は2件もの火災出動がありました。


まず1件目は22時過ぎに消防無線に火災発生の知らせが入ったので、今回は1分でも早く向かえるようにヘルメットから長靴まで出動用具1式を玄関先に用意しておいたので、3分以内には原付にまたがり詰所に向かい、初めてポンプ車に乗り火災現場に向かいました。

現場から数百メートルの所から火災現場上空は赤々と明るく黒煙もかなり上がっていたので、今までの火災とは違うと感じました。
1件目は町工場の火災で、現場到着した時には炎がマンションの3階から4階くらいの高さまであり、分団長の指示に従い真っ先に筒先を持ち現場に走り、すでに消防の方と別の分団が消火活動に入っていて、一番ひどい場所は消防の方たちが消火活動をしていたので、消防団はフォローをするような形で消火活動をしました。
私自身が筒先を持ったので、まさか最前線で消火活動ができるとは思ってもみませんでしたが、消防の方の指示どおりに動き、必死だったせいか思ってた以上に早く鎮火しました。
今回の火災はかなりひどいものでしたが、幸いにも死者もなかったので一安心でした。

0時には消防団は解散となり、家に帰って寝ようと思いましたが、テンションも高くなかなか寝付けず、2時半過ぎようやく眠りにつけたかと思った時に耳に「全分団出動!」と入り、最初は耳を疑いましたが、その後近所の小学校から火災発生のサイレンも鳴ったので、頭で考えるよりも身体が先に動きました。

2件目の火災はファミリーレストランで1件目の火災現場から近く、当初は放火?と思いましたが、現場に着くと、煙は凄かったのですが炎は見えず、消防の方たちが資機材を使い排煙していていて、その間待機していましたが、その後調理器具の空焚きだったので、消防団は判明後に解散となりました。

それでも死傷者がなかったので疲労感はたっぷりでしたが、安心して帰れました。


帰ってからまたも眠れず今日は1日だるかったですが、死者が出なかったことが不幸中の幸いと思い1日頑張れました。

それでは今晩はこのあたりで終わりますが、みなさんも寝る前に火の元を確認して寝てください。

おやすみなさい。


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2 コメント

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私たちの知らない防災活動や消防団の活動 (ノート)
2009-06-17 23:35:40
夜の2度の出動、本当にお疲れ様でした。

先週、近所で火災の誤報かいたずら電話があったようで、火も煙もないのに消防車がサイレンを鳴らして走り、現場では消防隊の方が確認のために走り回っていらっしゃいました。

そうこうしていると、小さな消防車がやってきました。
中にはシャツ姿で、消防士というよりも祭りの青年団という感じの方が乗っていました。
防災 士郎さんと同じように私が住んでいる地域の消防団の方だと思います。

消防活動を始めるというにはちょっとラフな格好ですが、防災 士郎さんのように私たちと同じ日常生活をしてる中での出動となると、頭が下がる思いです。

でも「防災士日誌」のブログを見ていなければ誤解してしまったかもしれません。
今後も私たちの知らない防災や消防団の活動について防災 士郎さんのブログで勉強させていただきます。
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着の身着のまま (防災 士郎)
2009-06-18 20:49:52
ノートさん、いつもコメントありがとうございます。

本来、消防団にも消防士さんと同じような活動服が支給されているのですが、消防団は日ごろ本業をもちながら、自らの意思に基づいての参加なので、いざ火災となれば着の身着のままでハッピとヘルメットと長靴だけ身に付けての出動となるので、ラフな格好に見られるのは仕方がないかなと思います

しかし火災現場では消防士さんも消防団員も懸命な消火活動で放水の水がかかろうと火を消す姿は格好いいですよ

またノートさんのブログにもお邪魔させてもらいます。
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