防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

人間の生命力

2010-10-03 17:16:21 | Weblog

こんばんは


先々週から、納期対応の為に激務続きでしたが、昨日の特出でメドがつきました
明日から、まだまだ急ぎの仕事はありますが、休憩なしでやらなくてすみそうです・・・


さて9月29日放送のザ・ベストハウス123「壮絶!ものスゴい女スペシャルパート
4!」の中で、「この子をおいて死ねない!出産翌日にガン宣告!余命3ヶ月の母!
娘と交わした約束」を観て、本当に人間の生命力の凄さに驚かされました。

この日は、たまたま少し早く帰宅できたので、ご飯を食べる時に観ていましたが、韓
国のアン・ソボンさんの実録で、ソボンさんは念願の子供を授かったのですが、子供
が産まれた翌日に検査で末期の胃がんと診断され、肝臓とリンパ節に転移し、手術
もできず余命3ヶ月と宣告されましたが、生まれて間もない娘さんとある約束をしてい
ました。
それは「娘の一歳の誕生日まで絶対に生き抜いてみせる。」と、韓国では、満1歳の
誕生日を「トルチャンチ」と呼び、我が子の成長を盛大に祝う習わしがあるみたいで
す。

余命宣告から3ヶ月。医師も驚くほどソボンさんの体調が回復し、自宅療法が出来る
までになり、「トルチャンチ」の日程も娘さんの誕生日から9日後の9月30日と決めま
した。

余命宣告から11ヶ月が経ちトルチャンチまであと30日という時に、ガンが他臓器に
わたり転移し、いたるところから出血。症状は悪化するばかりで、娘さんの誕生日を
むかえた日も病状がひどく、とても会える状態ではありませんでした。

そして、約束のトルチャンチ当日にソボンさんは約束を守りました。
しかし、苦しみに耐え抜いたソボンさんがじっとしたまま動きませんでしたが、でもソ
ボンさんの命の炎はまだ消えていませんでした。
娘さんのために母として、最期の瞬間まで懸命でしたが、アン・ソボンさんは、33年
の生涯に幕を閉じました。

ソボンさんの死から20日後に延期になっていた娘さんの「トルチャンチ」が開かれま
したが、ソボンさんにとって我が子の成長を見れないのは、さぞかし悔しく寂しいと思
いますが、娘さんにとって母としての一生分の愛情を残せたのではないかと思いま
す。
余談ですが、私の父も末期がんで余命3ヶ月と言われ、入院後1ヶ月で亡くなりまし
たが、その1ヶ月はそれまで寡黙な父とあまり会話が少なかったのが、いろいろと話
せ父の親としての愛情を知ることができました。


人間の生命力の凄さには、奇跡がありえると改めて思えました。
しかしそんな生命力も、事故や自然災害の前では一瞬で奪われる事もあります。
またこれから少しずつでも防災記事を更新していければと思うので、一人でも多くの
方に防災意識をもっていただければと思います。


それでは今晩はここで終わります。


早いですが、おやすみなさい。


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