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イヌビワ・1~果実

 東京都立大学“生物実験圃”の林縁に生育している「イヌビワ(犬枇杷)」。クワ科イチジク属の落葉小高木でビワに似ているが果実は小さくて不味く食用にならないために“イヌ”の名前を付けられている。直径は1~1.5センチで濃赤紫色に熟し表面には白い斑点がある。イヌビワは他の多くのイチジク科植物同様にイチジクコバチが寄生し受粉の手助けを行う。ちなみにビワはバラ科ビワ属でイチジクとは全く違う仲間。
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ウメモドキ・2~大納言

 蓮生寺公園“門前広場”に植栽されている「ウメモドキ(梅擬)」。モチノキ科モチノキ属の落葉低木で雌雄異株。ウメモドキの果実は枝にポツリポツリと風情のある付き方をするが、この株は枝いっぱいに鈴なりに付いている。おそらく“大納言”と呼ばれる園芸品種だと思われる。
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