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カツラ・2~果実

 清水入緑地付近の街路樹の「カツラ(桂)」。カツラ科カツラ属の落葉高木で雌雄異株。早春に葉が展開する前に雄花雌花を咲かせ、秋に長さ1.5センチほどの果実を稔らせる。この数本ずつ湾曲した様子をいつもバナナの房に似ていると思っていたが、今回はペンギンが並んでいるようにも見えた。
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カシワ・2~果実

 柏木公園に植栽されている「カシワ(柏・槲)」。ブナ科コナラ属の落葉中高木で5~6月に花を咲かせその年の秋に果実を稔らせる。クヌギと同じように殻斗の鱗片は細く密に付いている。果実は楕円球形の堅果で長さ2センチほど。カシワの葉は枯れた後も長く枝に残り翌年春の芽吹きの頃まで見られる。
 ちなみにドングリが出来る種はこの他にも色々あるが、春に咲いた花がその年の秋に稔るもの(=1年成り)は、このカシワの他、ブナ、イヌブナ、コナラ、ミズナラ、シラカシ、アラカシ、イチイガシ、クリなどが挙げられる。一方、ドングリが出来るまで2年を費やすもの(=2年成り)は、クヌギ、アベマキ、ウバメガシ、ウラジロガシ、アカガシ、ツクバネガシ、ツブラジイ、スダジイ、マテバシイ、シリブカガシ、アメリカガシワ(ピンオーク)、アカナラ(アカガシワ・レッドオーク)などがある。
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