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フジレイジンソウ・2~果実

 奥高尾に生育する「フジレイジンソウ(富士伶人草)」。キンポウゲ科トリカブト属の多年草でレイジンソウとアズマレイジンソウの自然交雑種。関東地方の山地で見られる。花期は8~10月で茎の上部にトリカブトより小型の花を数個咲かせる。雌蕊の心皮が3個のため果実も3つの袋果が出来る。袋果の長さは12~13ミリでその中には5~6個の種子が入っている。袋果の形は同科のサラシナショウマやイヌショウマの袋果にも似ている。
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サラシナショウマ・1~果実

 奥高尾“小仏城山”付近の山道で見掛けた「サラシナショウマ(晒菜升麻)」の果実。キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草で秋に試験管ブラシのような白い花を咲かせる。果実は袋果で長さは7~8ミリ。総状花序の小花はそれぞれ四方を向いているが、その果実は全て上に向かって伸びる
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