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センボンヤリ・1~奥高尾

 奥高尾“もみじ台”付近の登山道脇で見られる「センボンヤリ(千本槍)」。キク科センボンヤリ属の多年草で草丈は25~30センチ。写真は秋型の閉鎖花から出来る果実で直径3センチほど。長さ7~8ミリの冠毛の付いた痩果が密生している。春型のセンボンヤリは開放花で草丈は5センチほど。
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ツタウルシ・1~鑓水

 鑓水の雑木林のヒノキに蔓を伸ばしている「ツタウルシ(蔦漆)」。ウルシ科ウルシ属のつる性落葉木本で雌雄異株。ツタのように蔓に気根を出して他の樹木を這い上がっていく。葉は3出複葉で頂小葉の長さは7~8センチ。寒冷地では真っ赤になるが、暖地での色付きは中途半端になる。ツタウルシはウルシの仲間の中でかぶれる成分の“ウルシオール(Urushiol)”と“ラッコール(Laccol)”を最も多く含み最強のウルシと呼ばれている。
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