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奮闘記・4~ランニング再開

 2020年7月、コロナ禍の最中にトレイルランをしていて右膝の半月板を損傷し、それ以降ランニングは控え医者の勧めで自転車を漕ぎ始めた。膝は日常生活には全く支障はなくあえて手術する必要は無いがそれでも月に一度、ヒアルロン酸を注射している。先日、医者から『軽いランニング程度ならOK』との許可が出たので、この日、久し振りにランニングシューズを履いた。
 2月だというのに気温は4月下旬の暖かさになり走り出すとすぐに汗が出てくる。サイクリングでは味わえない発汗だ。自宅から別所やまざくら公園、蓮生寺公園、別所公園、長池公園、大平公園、清水入緑地をぐるりと回ってトータル8キロ。途中で植物観察で立ち止まることが多く本格的なランニングには程遠いがまずはジョギングが再開できた。走った後の太ももの軽い筋肉痛が心地良い。これからはランニングとサイクリングと植物観察を上手く組み合わせていこう。
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奮闘記・3〜国立競技場ラン

 今日は国立競技場でのランニングフェスタ。42キロを複数人で走る襷リレーで前の会社の連中から誘いがあり合計8人で走ることになった。公式レースは2020年青梅マラソン10キロが最後でコロナ禍や右膝半月板損傷で走れなくなったが今年の正月にこの連中と久し振りに多摩川土手を走った。建て替え前の国立競技場では4回10キロレースを走ったことがあり、新競技場建設中にはその周りの10キロレースを3回走った。新競技場になってからは今日が初めて。コースは競技場のトラックからスタートした後、観客席の下の通路を1周しまたトラックに戻る1.4キロでこれを30周する。8人で走るには1人当たり4〜5周になるが私は2周の2.8キロだけ(14分40秒で1キロ当たり5分14秒)であとは若い連中に任せた。写真には2頭の恐竜が走っているのが見える。生憎冷たい雨になってしまったが正月ラン以来の快汗だった。これからレース後の打ち上げで美味しいビールが待っている。やはりランニングは楽しい。
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奮闘記・2~府中多摩川かぜのみち

 今日の“第76回びわ湖毎日マラソン”で鈴木健吾選手が2時間4分56秒の日本新記録を打ち立てた。昨年2月の東京マラソンで大迫傑選手が出した2時間5分29秒を33秒上回り日本人選手史上初の2時間4分台となった。びわ湖で開催されるのは今回が最後で来年からは大阪マラソンに統合されることになっている。その最後の大会で日本新、大会新の記録を残せたことは素晴らしい。さらに日本人の2時間6分台が4人、7分台が9人も出るなど選手層の底上げが出来た大会になった。川内優輝選手は2時間7分27秒で10位に食い込み、23歳の時に記録した2時間8分台を10年掛かって109回目のマラソンで7分台に到達した。
 第1回大会は1946年(昭和21年)に大阪市で開催されたが、1962年(昭和37年)の第17回大会でびわ湖コースとなり、1965年(昭和40年)の第20回大会からびわ湖コースが定着した。歴代優勝者には、君原健二、アベベ・ビキラ、宇佐美彰朗、宗猛、宗茂、瀬古俊彦など錚々たるランナーが名を連ねている。2002年(平成14年)の武井隆次を最後に日本人選手の優勝が途切れていたが、今日の鈴木選手の優勝は19年振りになる。
 “びわ湖毎日マラソン”と言えば1973年(昭和48年)のフランク・ショーターが忘れられない。前年のミュンヘンオリンピックで優勝し絶好調のショーターは10キロ過ぎまで快走していたがお腹に異変が生じた。そこで沿道の観客が持っていた小旗を数本取りそのまま脇道に逸れて草むらに消えた。そして用を済ますと再びレースに戻り先を走っていた選手を次々に抜かして最後は独走でゴールイン。ロスタイムはわずか20秒という早業だった。
 余談だが、マラソンではコースによって条件が異なるため、従来の記録を破っても“新記録”ではなく“最高記録”とされていた。しかし2004年(平成16年)、国際陸上競技連盟(IAAF)は記録公認諸条件を整備し“新記録”と表現するようにした。それ以降、日本でも“日本最高記録”を“日本新記録”と称している。
 写真は毎年11月にハーフマラソンが開催されている“府中多摩川かぜのみち”。私は2010年(平成22年)から毎年出場していたが、一昨年は台風によるコース損壊、昨年は新型コロナで中止になってしまった。現在右膝治療中のため今日はeバイクを漕いで懐かしい道を走ってきた。走行距離は38キロ。
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奮闘記・1~eバイク

 今年から“元”サラリーマンとなり時間はたっぷりあるが、昨年夏に右膝の半月板を損傷し長距離ランニングは医者から止められている。ウォーキングは全く支障が無いがランニングでは着地する際に全体重が膝に掛かるのが悪く、平地や軽いジョギングなら良いが下り坂は厳禁。とは言え運動不足で膝周りの筋肉が落ちないようにジムでレッグエクステンションなどの筋トレを行っている。医者からは膝に負担を掛けず足の筋力を増強するには自転車漕ぎがお勧めとのアドバイスがあった。
 私の自転車歴は大学1年の夏休みに友人と東海道、山陰道を1,300キロ走り、翌年は北海道を函館から帯広までグルっと700キロほど走ったが、社会人になってからはマイカー利用が多くなり自転車に乗ることはほとんど無くなった。数年前に“eバイク”登場のニュースを見て『リタイア後はこれかな?』と思っていたが、今回、良い機会なので早速“eバイク”を購入した。スポーツタイプの自転車を持つのは何と43年振り。
 “eバイク”のルーツとなる電動アシスト自転車登場は1993年まで遡るが、2010年頃から欧米諸国でスポーツサイクル用の“eバイク”がブームになり、2015年頃からは国内メーカー各社が競って販売し始めた。当然オートバイとは異なり走るのは人力だが、急坂ではギアを軽くせず“立ち漕ぎ”もしないで楽に登ることができる。多摩ニュータウンは丘陵地のため坂道が多く、1時間、20キロほど走ってくればアシストがあっても太腿はパンパンに張りかなりの筋力強化になる。
 当面は筋力維持・向上のために5キロ程度のジョギング、10キロ程度のウォーキング、20キロ程度のサイクリングなどその日の膝の状態を見ながら選んでいこうと考えている。
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