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ケンポナシ・3~果実

 野津田公園で見られる「ケンポナシ(玄圃梨)」。ウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木で、初夏に枝先に集散花序を出し直径7~8ミリの小さな花を咲かせる。写真の中央の茶色の部分が果柄でその先に直径5ミリほどの球体の果実がある。この果柄の部分は花期直後は細いが、果実が熟すにつれて太くなり食べると梨の味がする。今回も食べてみたが完熟していて栗の味にも似ていた。
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イチヤクソウ・2~果実

 ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウ属の「イチヤクソウ(一薬草)」。草丈は10センチほどの常緑多年草で6月頃に下向きの花を咲かせる。全草を乾燥させたものが生薬の“鹿蹄草(ろくていそう)”で、強心、降圧、抗菌などの薬効がある。このひとつの薬で多くの病気に効くことから名付けられたという。果実は蒴果で直径6~7ミリ。中には長さ1ミリほどの細長い種子が多数入っている。これは鑓水“絹の道”のもの。
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