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アズマレイジンソウ・1~果実

 キンポウゲ科トリカブト属の「アズマレイジンソウ(東伶人草)」。同属のレイジンソウは近畿地方以西や九州、四国に分布し、本種は近畿地方以北に分布している。草丈は50~60センチで秋に茎頂に長さ3~4センチの花を数個咲かせる。写真は果実の様子で雌蕊の心皮と同数の3つの袋果を上向きに付け熟すと上部が裂けて種子を零す。袋果の長さは1.5センチほど。
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クロヤツシロラン・4~よこやまの道

 ”よこやまの道”に生えている「クロヤツシロラン(黒八代蘭)」。ラン科オニノヤガラ属の多年性菌従属栄養植物で自身では葉緑素を持たずクヌギタケ属やホウライタケ属などの菌根菌と共生している。当地では長沼公園や鑓水の竹林で見られるが、ここに生育しているのは去年見つけた。花期は草丈が3~4センチで目立たないが、果実期には25~30センチにも伸びるのでその存在を知るのは今頃から冬に掛けてが一番良い。写真の草丈は25センチほどで種子は既に散布後だった。
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