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クロヤツシロラン・3~西長泉寺尾根

 長沼公園“西長泉寺尾根”で見られる「クロヤツシロラン(黒八代蘭)」。ラン科オニノヤガラ属の多年性菌従属栄養植物で初秋に地表近くに花を咲かせ果実は高く伸びた茎頂に長さ2~3センチの楕円球状の果実を稔らせる。果実は熟すと縦に裂け中から綿くず状の細かい種子を散布する。この日、長沼公園では栃本尾根や長泉寺尾根でも果実を見つけることができた。この時期は草丈が30~40センチになりやぶ蚊にも悩まされないので見つけ易い。
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キッコウハグマ・2~霧降の道

 長沼公園“霧降の道”に生育している「キッコウハグマ(亀甲白熊)」。キク科モミジハグマ属の多年草で晩秋に直径8~9ミリの頭花を咲かせる。キッコウハグマはこの開放花よりも閉鎖花のほうがはるかに多く、以前からここに数株あるのは知っていたが、ここで開放花を見たことが無かった。去年は高尾山でも閉鎖花ばかりで開放花を見つけるのに苦労したが、今年の高尾山では開放花があちこちで咲いていてこの界隈でも小山田緑地で開放花が今ちょうど見られる。『もしかしたら』と思って長沼公園を訪れてみたのが大正解。この公園では初めて開放花を見ることができた。
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