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ハダカホオズキ・3~長沼公園

 長沼公園“西長泉寺尾根”の道端に生育している「ハダカホオズキ(裸酸漿)」。ナス科ハダカホオズキ属の多年草で7~8月に葉腋から花柄を伸ばし直径1センチほどの淡黄色の花を下向きに咲かせる。ホオズキのように萼片が果実を包まないため“裸”の名前が付けられている。ハダカホオズキは連作障害の性質があるようで多年草ではあるが数年経つと消えてしまうことがある。しかしこうして果実を稔らせ野鳥などに種子を運んでもらって別の環境で命を繋いでいる。
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アキザキヤツシロラン・3~伸長

 ラン科オニノヤガラ属の「アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)」。花期の草丈は5~6センチで薄暗い雑木林に生育しているので地味な花色の花を探すのは至難の業。更にやぶ蚊が多いので半袖姿で汗をかきながら雑木林をうろついていると大変な献血量になる。花が地表スレスレに咲くのは受粉を手助けする昆虫が地表付近に生息しているためで、受粉するとその草丈はグングン伸びていく。写真のものは長さ45~50センチで果実は膝小僧の高さにある。
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