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リンドウ・4~大平林道

 南高尾“大平林道”の陽当たりの良い道端に生育している「リンドウ(竜胆)」。リンドウ科リンドウ属の多年草で草丈は20~50センチ。花期は9~11月で釣鐘状の花を上向きに咲かせる。曇りの日には閉じてしまうので見に行くタイミングが難しい。花冠は先端で大きく5裂し裂片と裂片の間には三角形の副片(付属片)がある。花冠には小さな葉緑素の斑点があり、昨年、岩手生物工学研究センターがこの斑点は成熟した葉緑体を含む表皮細胞で作られ一般的な植物の葉と同レベルの光合成を行うことを明らかにした。
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オオバウマノスズクサ・2~種子

 奥高尾“もみじ台南巻き道”に生育している「オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)」。ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属のつる性落葉木本で花期は4~5月。サクスフォンのような特徴的な花を咲かせ花後は6つの稜のある長楕円形の果実になる。果実が熟すと果皮が裂け中から多数の種子が出てくる。ひとつの種子の長さは5~6ミリ。
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