goo

虫・2~ルリタテハ幼虫

 うちのカミサンが庭で騒いでいる。何事かと思って窓からのぞくと駐輪パイプに毛虫が付いていた。カミサンは大の虫嫌いでこの姿は刺激が強過ぎる。これは「ルリタテハ(瑠璃立羽)」の幼虫でユリやホトトギスを食草とするようだ。この一日前に芝刈りをし、庭のユリの葉が黄色くなり始めていたので根元からバッサリ切ったところ。もしかしたらその葉にいたのかも知れない。ルリタテハはタテハチョウ科ルリタテハ属で低地の林内や都市部の公園、緑地などに生息している。以前も私の自動車に止まっていたことがあった。
コメント ( 14 ) | Trackback ( )

キッコウハグマ・1~大垂水峠

 大垂水峠から“学習の歩道”を登り始めたところで見つけた「キッコウハグマ(亀甲白熊)」。キク科モミジハグマ属の多年草で草丈は10~15センチ。頭花は直径8~9ミリでひとつの花のように見えるが3つの小花から成っている。小花の幅は4~5ミリで花冠は深く5裂している。裂片の先端がクルリとカールしているのが何とも可愛らしい。キッコウハグマは写真のような開放花よりも閉鎖花のほうが多く、株は良く見掛けるが、ほとんどが閉鎖花とその果実ばかり。一昨年の秋は高尾山系でたくさんの開放花を見たが、去年は時期が悪かったのか開放花の株はかなり少なかった。今年はこの日、幸先良くこの開放花を見た後、3号路、4号路でもたくさん見た。やはり毎年秋には必ず見ておきたい花だ。
コメント ( 16 ) | Trackback ( )