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カシワバハグマ・3~小山田緑地

 明け方まで強い雨が降っていたが、午前8時過ぎに雨雲の間から少し青空が見えたので、意を決してランニングスタート。2キロほど走ると小雨も上がり、火照った身体に冷たい秋の風が気持ち良い。今日の目的地は我が家から6キロ南にある小山田緑地。清水入緑地、鶴見川源流の泉、大泉寺を通過して、小山田緑地梅木窪分園“アサザ池”に到着。そこからアップダウンの山道を通り抜け、次は本園の“小山田の道”を登る。そして辿り着いた“小山田の谷”でお目当ての「カシワバハグマ(柏葉白熊)」を見つけた。キク科コウヤボウキ属の多年草で、コウヤボウキより1ヶ月ほど花期が早い。花は既にピークを過ぎていて今日がギリギリ。来週では遅かっただろう。来月はここでキッコウハグマを見るのが楽しみ。
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イヌショウマ・3~小山内裏公園

 フィギアスケート女子の金メダリスト、ザギトワ選手に秋田犬“マサル”が贈られたのは記憶に新しいが、こういうニュースが出るたびに思うのは、その呼び方。私が子供の頃は『あきたけん』『とさけん』『しばけん』だったが、いつの間にか『あきたいぬ』『とさいぬ』『しばいぬ』という呼び方が主流になっている。各地の保存会では“○○いぬ”と呼ぶように定め、NHKなどもそれに従っているようだ。ちなみに警察犬は『けいさつけん』で良い。
 写真はキンポウゲ科サラシナショウマ属の「イヌショウマ(犬升麻)」。当地ではサラシナショウマより半月程度開花が早い。草丈は50~60センチで、茎の先に長さ15~20センチの穂状花序を付ける。花弁状の萼片は開花するとすぐに落ち、多数の雄蕊が目立つ。サラシナショウマに似るが、イヌショウマは花柄がほとんど見えず、茎から直接咲いているように見えるので区別し易い。これは小山内裏公園のもの。
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シロツチガキ

 長沼公園“霧降の道”に生えている「シロツチガキ(白土柿)」。ヒメツチグリ科ヒメツチグリ属のキノコで、この横に名前が書かれた紙が置いてあった。ちょうどこのあと東京都公園協会のカレッジ講座“キノコウォッチング”が開催されたようで、そのために講師の方が、事前に名札を置かれたのだろう。先日、清水入緑地で見つけたキノコをフクロツチガキと判断したが、このシロツチガキとの違いがわからない。ネット検索では『頭頂部の穴の周りにくっきりと円が見えるのはフクロツチガキ』との説明があり、それに従うとこれはフクロツチガキになる。機会があればいつか観察会に参加して専門家の説明を聞いてみたい。
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