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メリケンムグラ・1~堀之内東山地区

 堀之内東山すだじい公園付近の民家前のアスファルト道路に生えていた「メリケンムグラ(米利堅葎)」。アカネ科オオフタバムグラ属の一年草で北アメリカ原産。昭和44年(1969年)に岡山県で見つかり、その後、各地に拡がってきたが、ついに多摩ニュータウンでも見ることになった。花径は12~13ミリで花冠は4裂している。ピンボケなので翌週撮り直しに行ったところ見つからなかった。目障りな雑草なので抜かれたのかも知れない。
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サンコタケ・1~久兵衛坂公園

 久兵衛坂公園の急坂を駆け登る時に見つけた“蟹の爪”のようなキノコ。 しかしその名が付いたキノコは、先日、長沼公園で見ていてこれとは違う。背丈は5~6センチで3本の腕があり先端で繋がっている。これはアカカゴタケ(赤籠茸)科サンコタケ属の「サンコタケ(三鈷茸)」。腕の内側には黒いグレバ(Gleba)があり悪臭を放つ。“三鈷”とは仏具の“金剛杵”の一種で金属製の杵の形をしており、その両端の爪状の鈷が3つあるものをいう。
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コメナモミ・2~下柚木地区

 野猿街道から長沼公園(囲炉裏焼き店:鎌田鳥山)方面に向かう下柚木の道端で見つけた「コメナモミ(小雌菜揉)」。キク科メナモミ属の一年草で、頭花は直径1センチほど。外側の総苞片には腺が密生しており粘液がある。最近は長池公園のものを見ていたが、野道では久し振りに見た。
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イスノキ・3~種子

 マンサク科イスノキ属の「イスノキ(蚊母樹)」。これまで果実を見てきたが、種子を撮っていなかったのでその観察。イスノキの果実は同じ仲間のマンサクのように、果実が熟して割れると種子を弾き飛ばす。さすがにその瞬間を撮ることはできないが、その枝には弾ける前の果実と、弾けた後の砲台のような果実があった。写真は樹の下に落ちていた果実の残骸と種子で、種子の長さは4~5ミリの楕円形。
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マルバフジバカマ

 首都大学東京キャンパスの歩道脇で見つけた「マルバフジバカマ(丸葉藤袴)」。キク科ヒヨドリバナ属の多年草で北アメリカ原産。明治29年(1896年)に観賞用に日本に持ち込まれ、大正5年(1916年)に箱根強羅の植物園から逸出しているのが確認され、その後各地に拡がっている。8年前に“箱根駅伝コース”を走った時に箱根山中で度々見掛けており、その後、深大寺付近の野川沿いでも見たことがあった。また去年は軽井沢町植物園でも見ていた。多摩ニュータウンに拡がるのは時間の問題だと思っていたが、ついにここで確認した。葉は丸くないがフジバカマのように3裂しないことから“丸葉”と名付けられている。
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