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サンコタケ・1~久兵衛坂公園

 久兵衛坂公園の急坂を駆け登る時に見つけた“蟹の爪”のようなキノコ。 しかしその名が付いたキノコは、先日、長沼公園で見ていてこれとは違う。背丈は5~6センチで3本の腕があり先端で繋がっている。これはアカカゴタケ(赤籠茸)科サンコタケ属の「サンコタケ(三鈷茸)」。腕の内側には黒いグレバ(Gleba)があり悪臭を放つ。“三鈷”とは仏具の“金剛杵”の一種で金属製の杵の形をしており、その両端の爪状の鈷が3つあるものをいう。
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コメナモミ・2~下柚木地区

 野猿街道から長沼公園(囲炉裏焼き店:鎌田鳥山)方面に向かう下柚木の道端で見つけた「コメナモミ(小雌菜揉)」。キク科メナモミ属の一年草で、頭花は直径1センチほど。外側の総苞片には腺が密生しており粘液がある。最近は長池公園のものを見ていたが、野道では久し振りに見た。
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イスノキ・3~種子

 マンサク科イスノキ属の「イスノキ(蚊母樹)」。これまで果実を見てきたが、種子を撮っていなかったのでその観察。イスノキの果実は同じ仲間のマンサクのように、果実が熟して割れると種子を弾き飛ばす。さすがにその瞬間を撮ることはできないが、その枝には弾ける前の果実と、弾けた後の砲台のような果実があった。写真は樹の下に落ちていた果実の残骸と種子で、種子の長さは4~5ミリの楕円形。
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