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マキエハギ・3~開花

 長池公園“自然館”前の道路脇で咲き始めた「マキエハギ(蒔絵萩)」。マメ科ハギ属の落葉小低木で細く伸びる花柄の先に花を付ける。この風雅な様子を蒔絵の筆使いに見立てて名付けられている。花後は小さな豆果が出来るが、閉鎖花からは大量の果実が出来る。
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ヤマドリタケモドキ

 カミサンの要望で時々駅前で外食をすることがあり、中華、イタリアン、和食からの選択になる。イタリアンの場合は、最近はポルチーニのパスタにはまっており、その風味ある味を楽しんでいる。このポルチーニはヤマドリタケと呼ばれるキノコで、ヨーロッパでは珍重されている。
 写真は松木日向緑地の歩道脇に生えている「ヤマドリタケモドキ(山鳥茸擬)」。イグチ(猪口)科イグチ属のキノコで、ヤマドリタケに似ているので名付けられている。世界三大キノコはトリュフ(truffle)、松茸、ポルチーノ(porcino)と言われているが、そのポルチーニは単独の種を指す言葉ではなく、ヤマドリタケやその近縁種をまとめた総称で、食材として珍重されている。日本ではヤマドリタケモドキが普通に生えているので、これをポルチーニとして利用していたようだ。ヤマドリタケは針葉樹林に生えるのに対して、ヤマドリタケモドキは広葉樹林内に生える。両方の食べ比べをしたことはないのでわからないが、駅前のイタリアンチェーン店のポルチーニはさてどちらだろう。
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