元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ヤマドリタケモドキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/5b/ed56f2ee61c9b021e6c9121b8e38bde0_s.jpg)
写真は松木日向緑地の歩道脇に生えている「ヤマドリタケモドキ(山鳥茸擬)」。イグチ(猪口)科イグチ属のキノコで、ヤマドリタケに似ているので名付けられている。世界三大キノコはトリュフ(truffle)、松茸、ポルチーノ(porcino)と言われているが、そのポルチーニは単独の種を指す言葉ではなく、ヤマドリタケやその近縁種をまとめた総称で、食材として珍重されている。日本ではヤマドリタケモドキが普通に生えているので、これをポルチーニとして利用していたようだ。ヤマドリタケは針葉樹林に生えるのに対して、ヤマドリタケモドキは広葉樹林内に生える。両方の食べ比べをしたことはないのでわからないが、駅前のイタリアンチェーン店のポルチーニはさてどちらだろう。
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