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散歩道・20~キアゲハ

 堀之内地区の農道をランニングしていると、道端のヒガンバナにヒラヒラと蝶の姿。少し立ち止まりカメラを取り出し構え、止まったところでパチリ。これはアゲハチョウ科アゲハチョウ属の「キアゲハ(黄揚羽)」で日本全国で普通に見られる。先日は幼虫を撮ったが、成虫を撮ったのは初めてだった。
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ソメワケハギ

 去年は別所花立公園でシロバナハギを撮り、浄瑠璃緑地北端にもあったのを見ていたので今年はそれを撮ろうとやってきた。ところが純白の花の中に赤い花がちらほら見える。異なる株かと思って根元を確認すると同じ株から伸びている。これはシロバナハギの園芸品種で「ソメワケハギ(染分け萩)」と呼ばれるもの。ひとつの株に白い花や赤い花が咲き、中には筋模様や真ん中で紅白を染め分ける花もある。このあと長池小学校付近の住宅地でも見掛けた。ソメワケハギはマメ科ハギ属の落葉小低木。
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ヒメツルソバ

 タデ科植物の葉には斑紋が出るものが多い。ミゾソバの葉は狐の笑顔に見えるし、ミズヒキの若葉は花緒(鼻緒)のように見える。写真はタデ科イヌタデ属の「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)」。その葉も下駄や草履の鼻緒に見える。
 さてホノルルマラソン2016を走ってからもうすぐ2年になる。レースの様子やホノルルの植物はブログPart4(2016/12/9~2016/12/31)に綴っているが“下駄”でひとつ思い出したことがあるので書き留めておこう。
 あれはレース終盤、37キロ付近のダイヤモンドヘッド通り(Diamond Head Rd.)の最後の急激な登り坂での出来事。私は両脚がつり道路脇で屈伸運動をしていた時のことだが、後方から『エイホッ!、エイホッ!』の元気な掛け声が近づいてきた。何者かと思って振り返ると、頭に手拭いを巻き、羽織、袴姿で高下駄を履き、リズミカルに一人の男性が走ってくる。レースでは様々な仮装ランナーが走っているが、高下駄でフルマラソンを走るのは初めて見た。彼の掛け声で少し元気をもらい、しばらく彼と並走したが、結局、彼の安定したテンポにはついていけず、次第に遅れ始めその姿はどんどん遠くなってしまった。
 帰国後、調べてみると、彼の名前は下駄をもじった“GETTAMAN(ゲッタマン)”で、ホノルルマラソンでは知る人ぞ知る名物ランナーだった。本名は竹之内敏さんで昭和40年(1965年)屋久島生まれの日本人。スポーツクラブ経営や健康運動指導士などの肩書きを持ち、健康関連の著書も多く各地で講演もされている。女優の安田美沙子さんや歌手の北川悠仁さん(ゆず)がホノルルマラソンを走った時のトレーナーもされ、自身はトライアスロン出場や、ホノルルマラソンでは20年以上連続で高下駄で走っているとのことだ。ランナーの間ではレース中に彼に出会うと幸福が訪れると言われているとか。私も彼に出会えたお陰で無事完走でき幸福が訪れたということだろう。彼の当日の記録(エントリー名はGetta Man:No.17458)を調べてみるとフィニッシュゲートを5時間52分21秒(グロス)で通過しており、私よりも1分16秒早かった。今から思えば、あそこから遅れずに頑張ってついていけば、フィニッシュゲートで並んでバンザイし良い記念写真になっていた
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