ノブドウ・1～上柚木地区

　上柚木の犬吠池歩道橋付近の道端に蔓延っている「ノブドウ（野葡萄）」。ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉木本で夏に直径4～5ミリの目立たない花を咲かせ、秋に果実を稔らせる。果実にはブドウタマバエやブドウトガリバチなどが寄生して虫えいを作り、カラフルな色になる。とても綺麗な果実だが、その中に虫がいると思うと微妙な気分。

アマチャヅル・4～雌花

　こちらは「アマチャヅル（甘茶蔓）」の雌花。花径は5～6ミリで、雌蕊に3つの花柱がありその先端はU字型に2裂している。秋に直径7～8ミリの球果が稔り黒緑色に熟す。アマチャヅルはウリ科アマチャヅル属の多年草で雌雄異株。これは富士見台公園の植栽に絡んでいるもの。