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オランダキジカクシ・1~雄花

 上柚木地区の道端で見つけた「オランダキジカクシ(阿蘭陀雉隠し)」。キジカクシ科(←ユリ科)クサスギカズラ属の多年草で、「アスパラガス(Asparagus)」と言ったほうが良くわかる。アスパラガスはクサスギカズラ属の総称でもある。“雉隠し”の名前は、細かく切れた葉がキジが隠れることができるほど生い茂るという意味で付けられている。花径は2~3ミリで筒状になり花被片は6枚ある。雌雄異株で写真は雄花。
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レッサー・カラミント

 南多摩尾根幹線道路沿いにある自動車学校前の歩道脇に生えているミントの花。数年前から気になっていたが、ミントの種類は多く図鑑にも載っていないので名前はずっとわからなかった。先日、松木公園付近のウイキョウ(茴香)を撮った時に、そこのアスファルト道路の透き間に同じミントが生えているのを見つけて、改めて名前を調べてみた。おそらくこれは「レッサー・カラミント(Lesser calamint)」と呼ばれるハーブで、どこか民家の庭から逃げ出してきたのだろう。葉や茎にミントの香りがあり料理の風味付けに利用される。シソ科トウバナ属の常緑多年草で、学名は“Calamintha nepeta(カラミント・ネペタ)”。
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