ママコノシリヌグイ

　可哀相な名前ということではヘクソカズラ（屁糞蔓）と1、2位を争う「ママコノシリヌグイ（継子の尻拭い）」。タデ科イヌタデ属のつる性一年草で茎や葉に細かいトゲがある。その葉で憎い継子のお尻を拭いてしまおうという意味だが、こんなもので拭かれたらたまらない。花径はわずか5ミリほどで花弁のように見えるのは萼片。ほんのりとピンク色でとても可愛らしい。

イスノキ・2～果実

　上柚木中学校東側の遊歩道脇に植栽されている「イスノキ（蚊母樹）」。春に花弁の無い小さな花を咲かせ秋に果実を稔らせる。果実は蒴果で長さ1センチほど。果実の先端に雌蕊の柱頭が残っている。イスノキはマンサク科イスノキ属の常緑高木。