散歩道・19～巻雲

　長沼公園の森を走り抜け、南陽台の北楽公園で給水をしてふと見上げると、そこには今年何度も見た入道雲に代わって、巻雲が高く拡がっている。季節はもう秋。
　今日は親友の長男の結婚式。私の地元の横浜ニューグランドで楽しいひとときを過ごすことができた。新郎が生まれた時からずっとその成長を見ていて、自分の子供のような存在でもある。若い2人に幸多かれと願っている。

『ありがとう』
作詞・作曲・歌：さだまさし　平成18年
（JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略）

サンゴジュ・2～果実

　南陽台地区の北楽公園で見掛けた「サンゴジュ（珊瑚樹）」。ガマズミ科（←レンプクソウ科←スイカズラ科）ガマズミ属の常緑高木で、秋に稔る真っ赤な果実を珊瑚に見立てて名付けられている。サンゴジュは刈り込みに強いので生け垣にされることが多く、海岸では防風林にも利用される。また葉には水分が多く含まれているため、葉を燃やすとブクブクと泡を吹き、火災の延焼防止にも役立つと言われている。そのため「アワブキ（泡吹）」とも呼ばれるが、アワブキはアワブキ科の別の種もある。サンゴジュの葉は虫に喰われることも多く、やや見苦しくなった街路樹を見ることが多い。