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アマチャヅル・3~雄花

 ウリ科アマチャヅル属の「アマチャヅル(甘茶蔓)」。写真は雄花で花径は5ミリほど。花冠は5裂し5個の雄蕊が見える。アマチャヅルの葉は鳥足状複葉ヤブガラシに似ているが、ヤブガラシよりも柔らかく緑が少し淡い色なので区別できる。茎と葉には朝鮮人参に含まれる成分があり、中国では古くから薬草として利用されてきた。葉を噛むと甘みがあるというが、私はその甘さは感じられなかった。
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ノラニンジン・3~南大沢2号緑地

 セリ科ニンジン属の「ノラニンジン(野良人参)」。いつも首都大学東京キャンパスの野原や道端で見ているが、ここはそこから直線距離で約200メートル西に位置する“南大沢2号緑地”。毎年ここを調査しているわけではないので確かではないが、以前は、ここにはノラニンジンは生えていなかった。おそらく首都大学東京の株の種子がここまで運ばれて根付いたのだろう。写真は果実の様子で記録のために撮っておいた。
 さて先般、首都大学東京の名称について変更を検討するというニュースがあったが、8月24日、東京都の小池知事が記者会見で『2020年4月1日から名称を“東京都立大学”に変更する』と発表した。首都大学東京は14年前の2004年に決まったが、また逆戻りすることになる。
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