goo

北軽井沢番外編・9~ミヤマザクラ

 浅間山麓を走る鬼押ハイウェイや国道146号線の道路脇で多く見られた「ミヤマザクラ(深山桜)」。バラ科サクラ属の落葉高木で、北海道から九州の亜高山帯に分布している。首都圏ではとっくの昔にサクラは終わって夏到来間近だが、北軽井沢では浅間山を背景に思わぬ花見ができた。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

軽井沢番外編・10~キバナウツギ

 スイカズラ科タニウツギ属の「キバナウツギ(黄花空木)」。樹高は2~3メートルの落葉低木で日本の固有種。本州中部から北部の山地に生育する。名前の通り、5~6月に淡黄色の漏斗形の花を咲かせ、秋に円筒形の蒴果を稔らせる。これは軽井沢町植物園のもの。秋に来られれば果実を観察してみよう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ニワフジ

 南大沢2丁目の住宅地で垣根の間から顔を出していた「ニワフジ(庭藤)」。マメ科コマツナギ属の落葉低木で私は初めて見たが、調べてみると白花やツートンカラーのものなどいろいろある。山地の沢や岩場に自生していることから“イワフジ(岩藤)”と呼ばれていたものが転訛したようだ。
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )

ムラサキケマン・1~果実

 松木日向緑地の林縁(首都大学東京キャンパス)に咲いていた「ムラサキケマン(紫華鬘)」。ケシ科キケマン属の越年草で、花後に果実が出来ていた。果実は長さ2センチほどの蒴果で中には直径約2ミリの黒い種子が6~7個入っている。果実は熟すと外側の皮が一気に巻き上がり、中の種子を飛ばす。弾けた様子はまた明日。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )