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沖縄番外編・53~カクチョウラン

 ラン科ガンゼキラン(岩石蘭)属の「カクチョウラン(鶴頂蘭)」。種子島、屋久島以南に分布し、背丈は1メートルを超えるほどになり日本産の野生ランとしては最大級。春先に花茎を伸ばして、外側が白く内側が暗褐色の花を咲かせる。この花が終わると沖縄は梅雨になるとのことだが、ちょうど今日沖縄は梅雨入りした。これは東南植物楽園のもの。
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沖縄番外編・52~リュウキュウコザクラソウ

 沖縄の植物は大型のものばかりかというとそんなことも無い。写真は花径がわずか5ミリほどの「リュウキュウコザクラソウ(琉球小桜草)」。サクラソウ科サクラソウ属の一年草で、草丈も5~10センチ程度。
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沖縄番外編・51~タイワンレンギョウ

 “かりゆしの森”の山道で見つけた黄色い実。これはクマツヅラ科ハリマツリ(デュランタ)属の「タイワンレンギョウ(台湾連翹)」で、夏に瑠璃色の綺麗な花を咲かせる。果実は長く残るのでこれは昨年の花が結実したものだろう。
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沖縄番外編・50~ガジュマル

 沖縄旅行の自由行動日は、私の友人に一日案内をお願いした。彼は以前の会社の仲間だが、定年退職を機に今年2月から奥様の実家がある沖縄に永住することになった。去年の送別会の時に半分冗談、半分本気で『今度、会社の慰安旅行で沖縄に行くから、どこか案内してよ。』と言ったら、当日朝、自宅から50キロ以上離れたホテルまでわざわざ自家用車で迎えに来てくれた。まず私が希望した『東南植物楽園』に連れて行ってくれたあとは彼にすべてお任せ。昼食は恩納村の『なかむらそば』でアーサそばを食べ、『琉球村』『万国津梁館』を見学し、『グラスボトムボート』に乗ってサンゴ礁や熱帯魚を観察。最後は名護市の『満味』で焼肉三昧だった。いやあ、本当にお世話になった。
 写真は琉球村で見た「ガジュマル(細葉榕)」。クワ科イチジク属の常緑高木で高さは10~15メートルになる。枝から長いひげのような気根を垂らし地面に届くと太くなって根になり支柱根になる。琉球村のマスコットキャラクターは“キジムナー”と呼ばれる妖精で、ガジュマルの樹の上に棲んでいるそうだ。
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タニウツギ

 小山内裏公園で咲き始めた「タニウツギ(谷空木)」。スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で初夏に淡紅色の花を枝先にたくさん咲かせる。さてこの季節にはいろいろなウツギが咲くので、またここでウツギの名前を持つものを整理しておこう。

◇アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属・・・ガクウツギノリウツギ
◇アジサイ科(←ユキノシタ科)ウツギ属・・・ウツギヒメウツギマルバウツギ、ヤエウツギ、ウラジロウツギ、サラサウツギ
◇アジサイ科(←ユキノシタ科)バイカウツギ属・・・バイカウツギ
◇バラ科コゴメウツギ属・・・コゴメウツギ
◇スイカズラ科タニウツギ属・・・ニシキウツギハコネウツギベニウツギ、キバナウツギ、ヤブウツギ、キバナウツギ
◇スイカズラ科ツクバネウツギ属・・・ツクバネウツギハナゾノツクバネウツギ
◇ゴマノハグサ科(←フジウツギ科)フジウツギ属・・・フサフジウツギ
◇ミツバウツギ科ミツバウツギ属・・・ミツバウツギ
◇ドクウツギ科ドクウツギ属・・・ドクウツギ
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