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北軽井沢番外編・12~ウロジロヨウラク

 “鬼押出し園”に多く生育している「ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)」。ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木で、“瓔珞”とはもともとインドの貴婦人の頭、首、胸を飾るために用いられたもので、仏教では仏像を荘厳する飾り具のこと。小さな花が集まって咲く様子がその飾り具に似ていることから名付けられた。また裏白は葉の裏が緑白色になっていることを言う。
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軽井沢番外編・13~ハナグルマ

 ツツジ科ツツジ属の「ハナグルマ(花車)」。モチツツジ(黐躑躅)の園芸品種で、江戸時代に生み出された。花弁が細く車輪のように見えるのが由来だろう。“モチツツジ”は花の萼片、柄、果実などに腺毛がありそこから粘性の液が分泌されるので名付けられている。
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ギンリョウソウ・1~開花

 長池公園“中央園路”で今年も見ることができた「ギンリョウソウ(銀竜草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属の多年性菌従属栄養植物で、一昨年、ここで10年振りに出現した。今年の株はずいぶん小さく背丈は3~4センチ。周りにはもっと小さい株がひとつだけで、心許ない。これからもっと出てくるのを期待したい。この界隈では、以前、中山地区の山道小山内裏公園などで見ており、今日そのあたりをグルリと回ってきたが見つからなかった。
 さてこの写真を撮っている時に、後ろの林から『キョッキョキョキョキョ』と、今年初めてのホトトギス(杜鵑・時鳥)の鳴き声を聞いた。
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ヒナキキョウソウ

 上柚木の敬愛フレンド保育園前の遊歩道で見つけた「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」。キキョウ科キキョウソウ属の一年草で頭頂部に直径1.5センチの花をひとつだけ付ける。その下の葉腋には閉鎖花ができる。この界隈では今まで大田川沿いの遊歩道で見ていたが、ここでは初めて見た。見回してみると10株以上が伸びている。
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