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沖縄番外編・76~かりゆしビーチ

 かなりのハイペースで沖縄の植物を紹介してきたが、ようやく沖縄番外編は今日で終了。名前がわからなかったものも、いろいろな方のご助言で判明できた。
 さて今回の沖縄旅行で、私がこれまでに行った(鉄道で通過したのも含めて)都道府県は43になった。残っているのは大分県と、四国の徳島県、高知県、愛媛県だけ。香川県は小豆島にだけは上陸していたが、何故か仕事でもプライベートでも四国には縁が無い。リタイヤ後は、お遍路巡りをして帰りに湯布院で温泉に浸かることにしよう。
 沖縄番外編は、恩納村のかりゆしビーチから見た夕日でお別れとしたい。

『47都道府県の唄』
作詞・作曲・歌:嘉門達夫 平成16年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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沖縄番外編・75~ミッキーマウスノキ

 今回の沖縄番外編で名前がわからず最後まで残った植物。恩納村の“かりゆしの森”で見つけた低木の果実だが、植物園の方に照会してもわからなかった。沖縄土産に亜熱帯植物図鑑を3冊買ってきたが、それにも載っていないので、ついに“お蔵入り”かとあきらめたところで、偶然ネット検索で見つけたのが「ミッキーマウスノキ(Mickey Mouse plant))」。図鑑などでは果実の外皮は赤色だが、種子は黒く写真のものとは異なる。おそらくこれは熟す前の段階だろうと判断した。ミッキーマウスノキはオクナ科オクナ属の常緑低木で熱帯アフリカ原産。
 これで沖縄で撮ってきた植物の名前はすべて判明した。今回撮ってきた植物の同定にはブロ友さんやその知人の方、そして東南植物楽園のガイドチームの方にもご協力いただいた。この場を借りてお礼申し上げたい。

 ◇後日、東南植物楽園のガイドチームの方から以下のようなご説明を頂戴した。
・ミッキーマウスの木の色付いた部分(花托)は、花が付いた後に色が変化するが、花の付き方は基本的には枝先ではない。
・オクナ科の植物は沖縄では自生せず、どこかの畑から逃げ出したものと考えらる。
・オクナ科の植物かも知れないが、葉や樹形の全体像がなければ、ミッキーマウスノキとは判断しかねる。
・知人の植物研究をされている方にも確認してもらったが同様の見解だった。

 つまり写真がミッキーマウスノキかどうかはわからないということだが、できることならいつの日か確認に行ってみたい。

 ◇更にその後日談。ブロ友さんのご友人で沖縄県宜野湾市にご在住の方が、わざわざ恩納村の“かりゆしの森”まで足を運ばれ“問題の樹”を見つけてくださった。花や果実はもう落ちてしまっていたようだが、その葉や茎はミッキーマウスノキに間違いないようで、この問題は一件落着。皆様のご協力、ご好意でスッキリすることができた。この場をお借りして改めてお礼申し上げたい。
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沖縄番外編・74~シダレノボタン

 東南植物楽園で撮影した花だが、名前がわからず、後日ホームページから問い合わせたら、すぐに「シダレノボタン(枝垂れ野牡丹)」との返信を頂いた。メキシコ原産の常緑低木で、花は茎の先端に集散状に多く付く。学名はCentradenia inaequilateralis ‘Cascade’。
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沖縄番外編・73~ティフォノドロム

 東南植物楽園の水辺に生えている「ティフォノドロム(Typhonodorum)」。サトイモ科ティフォノドロム属の常緑多年草で、「マダガスカルクワズイモ(まだがすかる食わず芋)」とも呼ばれる。名前の通りマダガスカル原産で、クワズイモに似ているがその偽茎は高さ2mにもなる。サトイモの仲間だが根茎は有毒であり食用にならない。
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ハンショウヅル・1~長池公園

 長池公園“中央園路”に咲いていた「ハンショウヅル(半鐘蔓)」。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性落葉木本で、下向きに咲く花を半鐘に見立てて名付けられている。ハンショウヅルはこの界隈では清水入緑地や小山内裏公園で見ているが、ここに咲いているのは初めて見た。小さい株だがここで長く生き延びて欲しい。
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