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北軽井沢番外編・10~ガンコウラン

 ツツジ科ガンコウラン属の「ガンコウラン(岩高蘭)」。高山の岩場や海岸などに生育する常緑小低木で花期は5月頃だが、花の大きさは2~3ミリでなかなか見つけにくいようだ。ここでは既に花が終わり若い果実が出来始めていた。果実の直径は5~6ミリで黒く熟し食べられる。
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軽井沢番外編・11~ハルナユキザサ

 ユキザサより大型になる「ハルナユキザサ(榛名雪笹)」。キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)マイヅルソウ属(←ユキザサ属)の多年草で、茎は1メートル近くになるものもある。群馬県榛名山で発見されたので名付けられており、主に関東北部や長野県の山地に生育している。
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ムラサキケマン・2~種子

 ケシ科キケマン属の「ムラサキケマン(紫華鬘)」。熟した果実に少し触っただけで果実の外皮が巻き上がり、中の種子が飛び散った。種子の大きさは直径2ミリほどで、良く見ると白いものが確認できる。これはスミレの種子についているのと同じエライオソーム(Elaiosome)で、アリが種子を巣に持ち帰りエライオソームだけ食べて、種子を巣の外へ捨てる。こうしてムラサキケマンは生育場所を拡大している。
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アメリカサイカチ

 上柚木の辛夷歩道橋付近で見掛けた花。ここは良く通る道だがこの花に気付いたことはなかった。葉は羽状複葉で枝にトゲは見られるが、サイカチ(皀莢)なような特徴あるトゲではない。これは一応「アメリカサイカチ(亜米利加皀莢)」としておこう。アメリカサイカチはマメ科サイカチ属の落葉高木で、5月頃、枝先の葉腋から総状花序を垂らす。ひとつの花の直径は5ミリほどで花弁は4枚ある。花後に豆果(莢果)が出来るのでもう少し調べてみよう。
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