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ヌマトラノオ・2~鑓水

 鑓水にある小泉家屋敷の前庭。ここにはこの時期に「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」が見られる。去年は時期がずれていたのか1株しか見つからなかったが、今年は細い株が3株ほど見える。もう少し増えてくれると安心だが、そもそもここは私有地であり、勝手なことは言えない。ヌマトラノオはサクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
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アカメガシワ・3~雄花

 近くに咲いていたオカトラノオを意識したのか、同じ尻尾のような形の「アカメガシワ(赤芽槲)」。しかしオカトラノオのようなしなやかな曲線美は無い。アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で雌雄異株。これは雄花で、ひとつの球体は直径7~8ミリ。アカメガシワは生命力が強いパイオニアプランツ(先駆種)で、土砂崩れなどのあとに、他の植物に先駆けて芽を出す。しかしあとから他の植物が生育し、日光が遮られるとその力は衰えるようだ。この界隈でも空き地や、時にはアスファルトの隙間から伸びていることもある。
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オカトラノオ・2~群生

 しなやかな曲線美を見せている「オカトラノオ(岡虎の尾)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、しばしば群生になって楽しませてくれる。ヒマワリのように皆同じ方向に尻尾を向けている場合が多いが、時々ひねくれ者がいたりもする。
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ゴウダソウ・2~果実

 アブラナ科ギンセンソウ属の「ゴウダソウ(合田草)」。のあとに出来る直径3~4センチの果実が特徴。そのユニークな姿から「オオバンソウ(大判草)」、「ギンセンソウ(銀扇草)」、「ギンカソウ(銀貨草)」などとも呼ばれる。このゴウダソウの果実に絡まっているのは、コバンソウ(小判草)の果実。まさに、 『大判、小判がザックザク!』。
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ギンリョウソウ・2~大平公園

 毎年、小山内裏公園で撮っていたが、今年は待てどもその姿が見えない。早すぎた春や梅雨入り宣言後の少雨など、気候の影響があるのだろうか。もしかしたらもっと早く咲いていたのかも知れないが、その痕跡もない。今年は残念だったが、来年またそこに顔を出してくれることを願っている。
 写真は大平公園の歩道脇に出てきた「ギンリョウソウ(銀竜草)」。地元のブロガーさん情報で、ここにも咲くことを教えて頂いた。ギンリョウソウはツツジ科(←イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属の腐生植物で、山地のやや湿り気のある腐植土に生育する。近年のDNA調査によりイチヤクソウ科からツツジ科に変更されているが、とてもツツジの仲間とは思えない。
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