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ハグマノキ・2~煙

 春に目立たない小さな花を付けていたが、花が終わってしばらくすると不思議な姿で目立ち始めた「ハグマノキ(白熊の木)」。ウルシ科ハグマノキ属の落葉低木で、南ヨーロッパや中国・ヒマラヤ原産。「スモークツリー(Smoke Tree)」とはよく言ったもので、花後に花柄が長く伸びて羽のようになり、遠くから見るとまるで煙のかたまりが樹に付いているように見える。これは南大沢駅前の商業施設脇に植えられているもので、葉が紫色を帯びている園芸種。スモークツリーの名前のほか、「カスミノキ(霞の木)」や「ケムリノキ(煙の木)」とも呼ばれている。
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北軽井沢番外編・3~コケモモ

 “番外編” が引き続き登場するが、しばらくお付合い頂きたい。ただこの日に植物観察したのはわずか1時間なので、写真もあと数枚で底をつく。 “番外編” に軒下を貸して、母屋を取られる心配は無い。
 写真は白い小さな花が可愛らしい「コケモモ(苔桃)」。ツツジ科スノキ属の常緑小低木で、花のあと、秋に直径7ミリほどの果実が赤熟する。以前、富士山の登山道で見たことがあるが、その時は残念ながら風雨が強く、カメラを出せずにその姿を記憶に留めただけ。3年振りにこの花を鬼押出しで見て、あの雨の富士登山を思い出すことができた。
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