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スミレ・4~種子

 首都大学西の長久保交差点付近で、毎年群生が見られる「スミレ(菫)」。しかし一昨年がピークだったが、昨年今年とその花数が次第に減少していて心配しているところ。スミレは同じ場所に長居をせず、住みやすい場所を求めて少しずつ集団移動するらしい。それならここから姿を消す前に、その種を採取して我が家の植木鉢に永住してもらおうという作戦を敢行。春の花の時期は既に終わっているが、スミレは今も閉鎖花によって種子をせっせせっせと製造中。その熟したところを頂いて、植木鉢に蒔いてみた。果たして芽が出てくれるかどうか。乞うご期待。
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マテバシイ・2~開花

 清水入緑地付近の遊歩道で見つけた「マテバシイ(馬刀葉椎・全手葉椎)」の花。ブナ科マテバシイ属の常緑高木で、雌雄同株。写真では雄花と雌花が両方見える。マテバシイの名は、葉がマテ貝に似ている椎の木という意味だが、シイ属とは別属のマテバシイ属に分類されている。砲弾型のドングリは、クヌギなどと同じように出来上がるまで2年掛かる。
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北軽井沢番外編・5~レンゲツツジ

 浅間山をバックに色鮮やかな「レンゲツツジ(蓮華躑躅)」。ツツジ科ツツジ属の落葉低木で、蕾の様子がレンゲの花に似ていることから名付けられている。レンゲツツジの全木には、猛毒のグラヤノトキシンやロドヤポニンなどが含まれており、食べると、めまい、血圧低下、呼吸停止を引き起こすこともあるようだ。馬や牛はこれを食べ残すので「ウマツツジ(馬躑躅)」や「ベコツツジ(べこ躑躅)」などとも呼ばれる。花の蜜にも毒があり「オニツツジ(鬼躑躅)」の別名もあるので、 “鬼押出し” の溶岩には良く似合う。
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北軽井沢番外編・4~ツガザクラ

 ツツジ科ツガザクラ属の「ツガザクラ(栂桜)」。日本固有種で高山の岩場などに生育する常緑小低木。葉の様子が、針葉樹のツガ(栂)に似ていて、花の色が桜色をしていることから、名付けられているが、花の形は桜には見えない。小さい花を遠くから見ると、コケモモにも似ているが、葉の様子は全く違う。
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