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クロガネモチ

 上柚木の栃の木歩道橋付近に植栽されている「クロガネモチ(黒鉄黐)」。モチノキ科モチノキ属の常緑高木で雌雄異株。写真はおそらく雄花だろう。雄蕊の葯の色が美しい。クロガネモチはそれほどの高木にもならず樹形は整い、また排気ガスなどにも耐性があるので、庭木や街路樹などに多く利用されている。冬に赤く熟す果実が賑やかで “金持ち” にも通ずるところから、 “縁起の良い樹” としても人気があるようだ。
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北軽井沢番外編・6~ウラジロヨウラク

 鬼押出しを歩いていてこの時期に一番多く見られたのが「ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)」。 “瓔珞” とは、もともとインドの貴婦人の頭、首、胸を飾るために用いられたもので、仏教では仏像を荘厳する飾り具のこと。小さな花が集まって咲く様子がその飾り具に似ていることから名付けられたようだ。また裏白は葉の裏が緑白色になっていることを言う。ウラジロヨウラクはツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木で、北海道から九州のかけての山地に生育する。
 今回の北軽井沢番外編はこれにて終了で、浅間山の姿ともしばしのお別れ。お付き合い頂きまして有り難うございました。
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