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サルビア・メドーセージ

 サッカーワールドカップブラジル大会出場を世界最速で決めた日の夜。渋谷駅前スクランブル交差点では、機動隊員が拡声器で、『こんな良い日におまわりさんも怒りたくありません。皆さんは12番目の選手。日本代表はルールとマナーを守るフェアプレーのチームとして有名です。』 とユーモアを交えて興奮したサポーターに呼びかけ、そのため交差点は大きな混乱も無く深夜に交通規制が解除された。その後、彼は “DJポリス” と名付けられ、その対応振りが警備活動に大きく貢献したと評価され、先日警視総監賞が授与された。警察官の不祥事が時々ニュースになって不快な思いをすることがあるが、こういう明るいニュースはいくつあっても良い。
 写真は、松木日向緑地の歩道脇に咲く「サルビア・メドーセージ(Salvia Meadow sage)」。ブラジルやアルゼンチンなど南米に広く分布しており、学名は「サルビア・グアラニチカ(Salvia guaranitica)」。メドーセージの名で流通していることが多い。真夏の真っ赤なサルビアも美しいが、この色もシソ科らしい色でまた美しい。来年のブラジルでは、様々な色のサルビアがサッカー場周辺に飾られるだろう。サッカーが地球を平和にしてくれる。

『愛に生き平和に生きる』
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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シチダンカ

 アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の「シチダンカ(七段花)」。シーボルトがその著書 『日本植物誌』 に紹介した花だが、その後日本でそれを見た人が無く、長い間、 “幻のアジサイ” とされていた。しかし130年後の昭和34年に六甲山で発見され、それからは挿し木によって増やされ、今は全国各地で見られる。名前は装飾花が重弁化して7段に見えることから名付けられている。
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