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ネジバナ・3~正反対

 日当たりの良い野原で伸び始めた「ネジバナ(捻花)」。ラン科ネジバナ属の多年草で、別名は「モジズリ(捩摺)」。ネジバナは花が捩れたように咲くことから名付けられているが、その巻き方は自由気まま。写真の2本は右巻きと左巻きで、正反対になっている。中には捩れずにまっすぐ並んでいるものもある。

『意見が合うのは』
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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ベニシダ・3~胞子嚢

 日本には約700種類のシダがあるというが、このブログではまだ数えるほどしか登場していない。私にはどれもみな同じシダに見えてしまって、それらをひとつひとつ同定するのは、至難の業。しかし “植物記” と名乗るからには、いつまでも逃げてばかりはいられない。少しずつでも覚えていこう。
 写真は胞子嚢が赤い「ベニシダ(紅羊歯)」。オシダ科オシダ属で、この胞子嚢の色や若葉も赤み掛かることから名付けられている。
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ハクバイ・2~果実

 今年の梅雨はずいぶん早く始まったが、梅雨入り宣言があってから、雨はピタッと止まって空梅雨状態。しかし関東地方ではようやく先日から、梅雨らしい空模様になってきた。 “梅雨” は中国ではもともと、黴の生えやすい時期の雨ということで “黴雨(ばいう)” と呼ばれていたものが、日本に伝わり、黴の字ではあんばいが悪いということで、梅の字に変えて “梅雨” とした説がある。一方、梅の実が熟す頃に降る雨ということで、 “梅雨” となったという説も有力。
 蓮生寺公園の遊歩道で梅雨空を見上げると、「ハクバイ(白梅)」の実がたくさん稔っていた。スーパーには、袋詰めの梅の実、角砂糖、ホワイトリカー、それに容器の梅酒セットが売られている。以前、我が家でも漬けたことがあったが、最近は、飲みたい時に少量を買ってきている。
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