goo

ギンバイカ

 2年振りに見ることができた「ギンバイカ(銀梅花)」。フトモモ科ギンバイカ属の常緑低木で地中海沿岸原産。ここは上柚木公園の遊歩道脇で、一昨年初めて見つけたものの去年は見られなかったので、もしかしたら刈られてしまったのではないかと心配していた。年末恒例の宿題にも挙げていたが、どうやら去年の探し方が悪かったようだ。
 ギンバイカの花径は2センチほどで、花弁よりも雄蕊が長いのでとても華やかに見える。その美しさのためか結婚式のブーケなどに使うので、別名は「イワイノキ(祝いの木)」。香りが良いので「ギンコウバイ(銀香梅)」とも呼ばれ、ハーブとしても利用されている。英名は「マートル(myrtle)」。花後にできる液果は食用になるということなので、今度は果実を秋の宿題にしておこう。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )

トサミズキ・3~花後

 花が咲いているように見えた「トサミズキ(土佐水木)」。これは春の花が散ったあとの萼片で、少し果実が膨らみ始めているものも見える。トサミズキは “水木” の名を付けられているが、ミズキ科ではなくマンサク科トサミズキ属の落葉低木。葉の形がミズキに似ていて、四国(土佐)に多く分布することから、名付けられている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )