ミソハギ科 サルスベリ属 サルスベリ
中国南部原産の落葉小高木、江戸時代より前に渡来しているので、各地の公園やお寺で見られます。
幹の皮は薄く剥げ落ちてつるつるの木肌があらわれます。
サルでも滑って登れないだろうと「サルスベリ」と名前が付いたそうです。
葉は対生のように見えますが、少しづれていて、2枚づつの互生です。卵型の葉の縁は滑らかです。
花弁は白色から紅色、団扇のように柄が付いて周りのちじれた花弁が6枚です。
雄しべは、長いものが周囲に6本、中心部に短いものが多数あります。
花は枝先に蕾が多数つき順次咲くので百日咲いているように見えて「百日紅」と言う名前もあります。