迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

072・風の道。[沖縄・真夏]

2009年07月31日 | 旅する。
7月31日 金曜日 那覇→渡名喜島



散歩はつづく。



別の道を北に向かうと貯水タンクがあり、そこから西森園地という公園なのか遊歩道なのか、そんなエリアらしい。



分岐を傾斜が緩やかな方の道へ取ると、島の北端から西の海岸へ降りる道に通じていた。



とりあえずは見晴らしのいいところを目指しているので、いったん分岐に戻って急な傾斜の道を行く。



昼下がりの太陽が肌を焼く。日陰はない。持参したペットボトルのお茶が底をついた。汗がとめどなくにじみ出る。坂は階段になり、膝を高く上げて歩を運ぶ。



脈拍が上がって呼吸が苦しく乳酸がたまってエネルギーが失われていく。



…………ついに西森のピークに達し、東屋のベンチに倒れ込む。



あー、死ぬかと思った。



汗みどろのTシャツを脱いで干し、ベンチに寝たら背中を虫に咬まれた。



あ、展望がすごい。



しばらく休んで下山したら15分で貯水タンクに到達。上りも計算したら30分程度の所要時間なので、暑さ対策と水分補給さえしっかりすれば、これほどしんどい思いはしなくて済んだと思われる。



ま、甘く見たらあかん、ゆうことですか。



旧幼稚園(明日「かしきー」の「すなとり」やるところだ!)の水場でごくごく水を飲む。さりげなく平和の塔という名の慰霊碑が立っていた。



集落内へ。役場。ターミナル。自動販売機でコーヒー缶120円とアクエリアス160円を買って民宿ムラナカに帰る。



シャワーを浴びて生き返り、新しいTシャツに着替え、買ったばかりのアクエリアスをふた口で飲み干す。



少し寝たら夕食の時間(6時!)だ。ビンチョウマグロらしき刺身、魚汁、ゴーヤーと麩の野菜チャンプルー、薄めのトンカツにトマト添え、など。



テレビでニュース見たり、急にクーラーが効かなくなったり、あまりに暑くて外出したり。



フットライトに照らされた道を東西に強く流れる風が心地よい。台風になったら大変なんだろうけど。



あがり浜で星を見ようかと思うが月が明るい上に雲が出てきた。



それでも流れ星を見つけた。



飛行機が飛んでいく。



民宿の自室に帰ってみればクーラーがまた効かない。ついに廊下で風に吹かれて日記つけたり寝転んだり。



虫刺されを機に室内に戻り、4時間切れのクーラーに100円を再投入したら今度は完全復活して冷え冷え。



部屋には窓が廊下に向かってひとつしかないため、開けても風がまったく入らず、扇風機もないのでクーラーなしでは室内で熱中症になる危険がある。



以上、クーラーにこだわる言い訳です。



ホントは廊下で寝たかったんだけどね。

071・あと5島。[沖縄・真夏]

2009年07月31日 | 旅する。
7月31日 金曜日 那覇→渡名喜島



7時に起きて荷づくり。そしてシュノーケルの修理に取り掛かる。



フィルムをシュノーケルの裂け目に貼っていく。人間用なので伸縮性があり、よさげなんだが使えるのかは不明。



タクシーでとまりんに向かい基本料金の500円で着いて窓口で渡名喜島への片道切符2380円を購入。〈ほっともっと〉でビーフカレー390円を買い、とまりんの埠頭を歩いてフェリーなはに乗ったら人が溢れていた。さすが真夏。ほとんどの乗客は久米島行きだと思うが。



空席にもぐり込んで8時30分に出航し寝たりカレー食べたりしていたら、



10時45分には渡名喜島に入港して何もないターミナルに着いた。



映画《群青》の写真パネルや渡名喜島の記事掲載誌が貼られている。



これで沖縄の有人島は41島目、あと5島で全島に行ったことになるのだが、別にそれが目的ではない。



ターミナルから民宿ムラナカに歩く。おかみさんが対応してくれて202号室に投宿、さっそくシャワーを浴びて海道具を干し、2階廊下から集落の景色を眺める。



この廊下をいい風が吹き渡り、涼しくて昼寝したいほど。



役場から大音量で放送があり、明日は9時から旧幼稚園で「かしきー」の「すなとり」があるので集まりましょう、ということだ。



さっそく謎である。はてさて?



コインクーラー100円/4時間が途中停止もできるので100円投入したところ、あまりに快適で昼寝態勢に入りかける。



まだ着いたばかりなのに。



12時30分ころから集落のなかを散歩してみる。



古民家を改修したとおぼしき〈ふくぎ食堂〉にはたくさんの観光客がいて、ちょっと驚く。食堂が3軒しかない島だから、集中しても不思議はないが。



野菜チャンプルー定食600円をいただき、《群青》パンフレットをもらって散歩を再開。



集落を東のはずれまで抜けてあがり浜へ。映画の撮影に使ったという仲村家。旧小学校にある古いふくぎ並木。



蚊に刺されたので治療していたら、係員らしき人に「資料館は今日休みだけど、開けますか?」と聞かれた。明日は開館日だそうなので、明日お邪魔することに。



集落を外れて北東に向かう道の先に里うたき(遺跡)があるらしい。けっこうな上り勾配の坂を登っていくと、途中に東屋があり、あがり浜



と港にはさまれた集落全体が見渡せる。



里うたき(遺跡)に着いておまいりと見学をするが、眺望はさっきの東屋の方がきくので、戻ってしばらく休憩(つまり昼寝)してから降りる。



何もない島に着いてから、4時間が過ぎた。

070・昼下がりから夜に[沖縄・真夏]

2009年07月30日 | 旅する。
7月30日 木曜日 那覇



美栄橋からゆいレールに乗っておもろまちで降りてお買い物。



いつもなら歩くのだがこの暑さでは自殺行為だ。



シュノーケルの壊れたパーツを買おうかと思ったのだが、パーツ売りする店はかなり限定されるらしく、北谷のメイクマンを勧められる。



ううむ。



それは遠いので別の方策を考えることにして、とりあえず〈びっくりドンキー〉でガリバーバーグのチーズディッシュを食べてみる。



なにしろ400g、時期限定である。



帰りは歩いて〈マックスバリュ〉2階ダイソーで防水フィルムなどを買う。傷に貼るガーゼを止めるためのフィルムなんだが、これでシュノーケルを直せるか試してみよう。



月光荘に帰って少し寝てゆんたくして飲んで外に出て歩いてたら宜野湾ビーチパーティーで海に投げまくったまゆちゃんに会いそれはともかく〈MOON BOW〉で飲んで〈コトブキ〉で飲んでつけ麺を食べて帰る。

069・遅い朝には[沖縄・真夏]

2009年07月30日 | 旅する。
7月30日 木曜日 那覇



何ということもなく、月光荘の朝である。



シャワーを浴びて洗濯して、洗濯機を回している間は〈ジュンク堂〉を回遊し、乾燥機にかけて今度は市場を抜けて〈田舎〉でソーキそば@350円稲荷@50円計400円を食べて戻ったら乾燥機があと5分だった。



惜しい。(何が?)



去年行き損ねた渡名喜島などに渡ろうかと思い、情報収集して電話作戦を敢行、明日から渡名喜島2泊、久米島3泊の予定を組み立てて宿を取る。



単に〈ジュンク堂〉で立ち読みして船の時間を暗記し、宿に電話しただけだが。

068・夕日が海に落ちたら[沖縄・真夏]

2009年07月29日 | 旅する。
7月29日 水曜日 今帰仁→宜野湾→那覇



宜野湾海浜公園は引き続き猛暑である。たぶん、沖縄中がムチャクチャ暑いと思うけど。



きのひーは本日の飛行機で帰るため、16時に離脱。いろいろとありがとう。



あまりに暑いのでついに海に飛び込む。



しばらくまた飲んだり話したりするが、また海に入り、スーさんや茂やんの真似をして、エミチーやまゆちゃんを投げまくる。



ほとんど子どもである。



チカラさんからの差し入れでマンゴーが4個、完熟のジュクジュクで甘く柔らかく、みんなでかぶりつく。



気がつけば夕日が海に沈もうとしていた。







この会場は21時30分に閉鎖される。第3部はここで21時まで宴会と方針が決定して、買い出し部隊が派遣される。



会費300円で稲荷寿司、おにぎり、焼き鳥、チキンカツ、手羽先などをシェアする。



みんな、おなか空いていたのね。



21時に撤退。ワタクシはせいこさんの車に乗せてもらい、58号線で落としてもらってバスに乗って那覇へ。



泊高橋から崇元寺通りを歩いていつもの月光荘に投宿。



〈MOON BOW〉で飲み、結家から言付かった忘れ物の受け渡しを済ませ、〈コトブキ〉でまた飲む。



しょうへいはもうすぐ内地に帰るらしい。



ゆきみは豊見城市で学童保育のバイトをしていて、「せんせいと呼ばれるんだよ」としみじみしている。



人生はそれぞれ確かに回っている。

067・ビーチパーティーに遅刻したら[沖縄・真夏]

2009年07月29日 | 旅する。
7月29日 水曜日 今帰仁→宜野湾→那覇



結家で最後の朝食。きのひーがゴーヤー卵炒めを作ってくれていて、そうめんがあり、チキンワイン煮があり、何気にかなり豪華である。ほとんど昨晩の残りものだけど。



今日はアル隊長主催で宜野湾にてビーチパーティーのため、隊長はいったん帰宅して現地集合ということで9時早々に出立。



「10時に出れば12時には宜野湾に着くから」と隊長は言い残し、後からきのひーとワタクシは追いつく予定だったのだが。




まず、きのひーと合議で高速に乗っちゃおー! と10時30分出発を目標にする。



精算だ写真だ、で実際にクルマを出したのが10時43分。



みんなが手を振って見送ってくれた。ありがとう、きっとまた来るね!



そして、今回の旅行でharuさん(新婚!)に会っていないきのひーが急遽思い立って開店時間前の〈natural cafe haru〉へ。



お店はopenはしていたが肝心の新婚haru&ユカが不在。



「クリーニング屋に行ったから、すぐ戻ってくるはず」ということで、haruさんのお父さんとしばらく歓談。



ようやくharu&ユカちゃんが戻って再会を果たし、あーだこーだなんだかんだして、11時45分ころ辞去。



宜野湾に12時なんてこの時点で無理であるが、昼からのビーチパーティーなんだからウチナー時間さと思っていたら。



12時20分、アル隊長から電話があり、まだ許田と返事したら隊長が絶句してしまった。



第1部はお店を12時から予約していたので、けっこう時間厳守だったらしい。



迂闊。



沖縄南ICを下りて北谷を抜け、もう店には間に合わないから直接第2部会場の宜野湾海浜公園へ向かえとの指令を受けて到着したのが13時20分ころ。



テントをひとつ確保して、みんなを待つ。



やがて、♂スーさんをはじめ♀エミチー、♀ユニ子、♀はるか、♂アル隊長、♂チカラ、♀あいこ、♀まゆ、♀はる、♀せいこ、♂茂やんと総員が揃い、宴が始まった。



ちなみにきのひーとワタクシ以外は全員沖縄在住、アル隊長とチカラさん以外はみんな本土の出身なんである。



それにしても暑い。

066・青の洞窟から[沖縄・真夏]

2009年07月28日 | 旅する。
7月28日 火曜日 今帰仁



真栄田岬へ。



真栄田岬駐車場にてアル隊長による作戦説明ツアーがあり、今回は階段を降りて崖沿いに岩場を歩き、洞窟裏から侵入、洞窟内を泳ぎ、外海に出てシュノーケルしながら泳いで帰還というコースをたどる。



装備を身に着けて出発するが、好天気に恵まれた夏休み、階段からすでに渋滞に。



そして、みんなが泳ぐなか、岩場を歩く。訓練ですから。



洞窟裏にも集合している団体があり、隙間を縫ってフィンをつけてドボンと水中へ。



ところが、ワタクシのシュノーケルの水もれ激しく、吐くときは毎回ブローしてシュノーケルクリアする状態。なんとか泳げるが。



洞窟なかの青がきれいに見えるビューポイントに着き、振り返る。いつ見ても息をのむ光の海、そして魚群。



混雑してきたので場所を譲り、しばらくは洞窟内で遊ぶ。



外海へ出て、メンバーの様子を見ながらシュノーケリング。シュノーケル水もれのため、後半は背泳ぎで進む。



リーフの外側ドロップオフを回り、切れ目から階段下に取り付いて無事地上に帰還。



メイ、エリカを知り合いの店まで送り届け、58号線を北上。東江の〈かねひで〉に寄り、知り合いの仲買からカツヲを仕入れるというアル隊長と別れてきのひーとローソンでアイスクリームを食べたりしながら結家に戻る。



3年前に土の宿でヘルパーをしていたきらりんに再会。



大阪で小学校の先生をしているペータや、可愛い男の子兄弟など、今夜も強力なキャラクターが目白押し。



ワタクシはチキンのワイン煮を作るが、キッチンがあまりに暑くて途中でシャワーを浴び、煮込みに入ったらキッチンから一時避難して時々チェックすることに。



夕日がきれいに沈んでいった。



アル隊長はカツヲをさばいてすずちゃんに実習。U介は握り寿司のシャリを並べる。



夕食。



アル隊長はすでに泥酔状態、8月ヘルパーのアメリが鹿児島から船で到着、ペータは大阪キャラ全開、与論島の黒糖焼酎に鹿児島の芋焼酎。



きらりんと砂持節さらったり、パッヘルベルのカノンを三線で弾いたり。



多くのゲストは夜光虫を見に浜へ。



スーさんが遊びに来てくれた。



あまりに星がきれいなので、外に出てみた。



天の川だ。



あ、流れ星が。

065・屋上にて[沖縄・真夏]

2009年07月28日 | 旅する。
7月28日 火曜日 今帰仁



きのひーがアッキーとマーリーを名護まで送っていくクルマに便乗する。



〈パン・ド・カイト〉で朝ご飯用にピザといちじくゴルゴンゾーラを買う。カレーパンは早くも売り切れていた。



名護バスターミナルで111番高速バスを見送る。アッキーとマーリーは行ってしまった。



21世紀の森公園で海を見ながら朝食。

 

マックスバリュで買い物し、乙羽岳に行くかおっぱソフトを食べるか考えたあげく、きのひーがどーしてもメイとエリカと3人で写真を撮りたいというのでまっすぐに結家へと戻る。



ちょうどみんなで屋上に上がるところだった。



エリカ、メイ、ムーニー、モーリー、きのひーたちとジャンプ写真を撮って遊ぶ。



ちょうどそこにアル隊長から連絡が入り、本日の訓練のために隊長を募集せよ、という指令が下る。



きのひーは参加を快諾、エリカ&メイは恩納村の友だちのところへ行くというので、隊長と協議して作戦目標を青の洞窟に変更し、1400現地集合で再度隊員を募集する。




そういうわけで新入隊員としてきのひー、メイ、エリカを加えて出発、途中COCO!ストアで食料を補給し、1400時に〈おんなの駅〉でアル隊員と合流し、新入隊員の入隊式を行う。



ここで、隊長が少尉から中尉に昇進したことが発表され、ワタクシも軍曹から曹長に昇進したということで、お祝いの言葉をいただく。



真栄田岬へ。

064・こんな夜もある。[沖縄・真夏]

2009年07月27日 | 旅する。
7月27日 月曜日 今帰仁



結家の夕食に麻婆茄子を作る。



いつものようにおいしそうな料理が並び、メイなんか一品一品写真を撮っていた。



その後、なぜか撮影会もどきで盛り上がる。



被写体に聴覚障害者で3冊の本を出し、女優をめざすエリカと元タレントでヒップホップダンスの先生をしているメイがいて、撮影講師にはプロのカメラマンのじゅんさん、生徒にムーニーという布陣で、テラスから砂浜までなんか大変なことになってきた。



みんなで浜へ行き、ワタクシは夜光虫を見たい方々をご案内する。



星空は、アッキーが解説。



そして花火。



浜辺、水着、花火というシチュエーションにムーニーが燃えて、エリカが最高の笑顔とサービス精神でこたえ、じゅんさんのプロテクニックが支える、素晴らしいコンビネーション!



……………と、日記にはいちおう書いておこう。

063・北谷に行こう![沖縄・真夏]

2009年07月27日 | 旅する。
7月27日 月曜日 今帰仁



朝食のあと、結家に来たら恒例になってきた食器棚とタッパーウェアの整理作業。もはや趣味だな。



今日は元ヘルパーのアッキーが留守番をするからヘルパーのドゥーとすずちゃんは1日休みを取れることになり、二人の希望で北谷に行くことになる。



アッキーの指名でワタクシはガイド兼任おごり係で同行。真喜屋で落とした5000円を回収する任務を負ったマーリーも行くことになり、4人で出発。



なんだが。



アッキーのおかげもありいいスピードで業務は終了したが、その後の支度に1時間。いわゆる化粧待ちで、ひたすらギターを弾いていたがついに疲れて寝ながら弾く。ある意味、曲芸弾き。



ようやく午前中に出発できて、高速を経由して北谷へ。



北谷でも砂辺はサーフィンやダイビングのポイントもあり海沿いの街だが無粋な防波堤のおかげで海は見えない。



それはともかく〈カフェHEARTH〉でランチ。



マンゴースムージーがおいしいと女性陣に好評だったので、とりあえずよかった。



そして〈地球雑貨〉、



サンセットビーチ、〈波布蛇箱(ハブボックス)〉、〈ラーマーヤナ〉とご案内する。



まだ回りたいドゥーを残し、他の3人はスターバックスで休憩。



帰りは〈JAモーレ〉で買い物、多野岳にのぼって〈ホテルタニュー〉の大浴場。



真喜屋のファミリーマートでマーリーが5000円を回収、かくして午後7時までに結家に帰還、ワタクシの引率も無事に終了。

062・大歓迎[沖縄・真夏]

2009年07月26日 | 旅する。
7月26日 日曜日 奄美大島名瀬港→本部港→今帰仁



予定より早く本部港に入った。



下船してバスに乗らずに歩いてターミナルというか待合所へ。



なんとすずちゃんだけでなくアッキーにスーさんにゲストのマーリーまで総勢4名でお迎えしてくれるそうなのだが、下心満タンのせいか、予定時刻に全然間に合っていない。



その間にニクちゃんが別件の送迎でやってきたり、アッキーがニクちゃんのクルマを強奪しそうになったり、やっと出発したら〈ハコニワ〉がちょうど閉店したりして、結局気になっていた〈VINTAGE YARD〉に初めて行く。



英国アンティークに犬、ピザに紅茶と上品に過ごしてみたかったが、このメンバーにそんなことが望めるはずもなく、ドライバーすずちゃんのドリンクとみんなでシェアしたピザをご馳走してみなさんの無言のご要望にこたえる。



無言ってわけでもないか。



結家に着いたらスコールのような激しい雨に襲われた。



今晩はスーさん、アッキーと〈海の幸〉へ。おみやげに鹿ジャーキーを持っていく。



すでに先客がいて、♂きのひー、♂やまやま、♀ユニ子、♀はるか(沖縄市在住)が大層盛り上がっていた。



今日も、もずくに三枚肉が旨い。



三線で鳩間節、二見情話をやれば先輩諸氏が今帰仁天底節ほか三下げで情け歌を歌い、アッキーが安里屋ゆんた、オジー自慢のオリオンビールを弾き、今夜も楽しく更けていく。

061・「本部? もうないな」[沖縄・真夏]

2009年07月26日 | 旅する。
7月26日 日曜日 奄美大島名瀬港→本部港→今帰仁



4時30分に起きて、荷づくりは4時42分に終了した。



5時ちょうどに出発。



T氏には早朝なのに港まで送ってもらい、朝食まで包んでいただいた。



名瀬新港にフェリーなみのうえは既に入港していた。下船客で階段は混雑し、乗船客はツアー客優先で乗船口に行列ができていた。



10日にわたる奄美大島生活が、終わる。



乗船したら、本部行きの客のために用意されたスペースがちょうどなくなったところだった。



「本部? もうないな。こっち来て」



中規模の船室に放り込まれる。



先客に挨拶し、スペースを確保する。



朝焼けを見ながら、デッキ甲板で朝食。手製とおぼしきハムサンドと野菜ジュース。



5時55分、出港。



徳之島亀徳。



海老フライ弁当320円を海を眺めながら食べる。



沖永良部島和泊。



与論島泊。


本部港には16時45分到着予定。

060・大浜の油断[奄美・日食へ]

2009年07月25日 | 旅する。
7月25日 土曜日 奄美大島



ウエストコート前、たまたま来たバスに乗った。大浜までは行かないが、大浜入口から歩いて10分だよ、とバスドライバーは言う。



大浜入口から歩くと駐車場があり、遊歩道が海洋展示館やタラソテラピー奄美の竜宮の方へ通じていた。



浜で夕日を眺める。



タラソテラピーで無料送迎バスの時間を聞いたら1900の便が出たばかりで、次は2100になる。



路線バスの停留所を探す。



公園は臨時キャンプ場になっていて、小浜と合わせていまだに野営組がいる。



やっとバス停を見つけたが1852発が最終だった。



覚悟を決めて歩く。のぼりは大層辛い。



大浜入口からさらに東へと歩くがバスはまったく通りかからない。



歩道がなく急カーブが続く暗い道を名瀬方面へと歩きつづける。



8時ころ平松町に入って〈ひらまつ〉という店で焼き肉定食
850円を食べながら、しかたない、最後まで歩くかと決意を固める。



なんやかんやで9時にはT氏邸に着き、シャワーをいただいて水を飲んで元気を回復する。



明日の朝は早い。



059・島尾敏雄の家[奄美・日食へ]

2009年07月25日 | 旅する。
7月25日 土曜日 奄美大島



昨日ビッグツーで入手した送付用ダンボールと借りたガムテープで工作しながら荷作り。



テントに加えてシュラフ、ランタン、本、CD、Tシャツ他を詰め込んで完成。



T氏にまず郵便局まで送ってもらい、ゆうパック1700円で荷物を送り出す。



さらに今年4月末に新築オープンした奄美図書館でクルマから落としてもらう。



島尾敏雄記念室があり、さらに2階に郷土コーナーがあって1日中楽しめる(というか、夕方までいたんだけど)。



昼過ぎに外に出て、ついこの間まで現役だった旧県立図書館奄美分館まで歩く。



島尾敏雄文学碑は旧官舎つまり島尾敏雄がかつて住んでいた家のそばに立っていた。



近所の公園にはガシュマルの大きな樹があり、その作る木陰には、老人たちが暑熱を避けて座っていた。



近くの〈グリーンストア〉でトンカツ弁当398円とペットボトルのお茶105円を買って、この公園の片隅で食べることにする。



こんな暑い日にひなたを歩くのは自殺行為だ。



そういうわけで冷房の効いた図書館に戻って夕方まで籠城する。



さすがに気温が下がり始めた5時過ぎ、歩いて市街の中心部へ。



今回は泊まれなかった〈たつや旅館〉に挨拶に回り、大浜に向かうべくバスを待つ。

058・おとぎ話の浜[奄美・日食へ]

2009年07月24日 | 旅する。
7月24日 金曜日 奄美大島



崎原は、冗談のようにきれいな浜だった。



大倉で、カレーロコモコをいただく。K門さんのおごりということで、ご馳走さまでした。



奄美空港で鹿児島に飛ぶK門さんを見送る。



魚を見るんなら、と倉崎海岸に放置してもらうが、東側は強風で荒波だわ、海底で砂が舞って透明度がないわで誰もいないはずだと納得しつつ、反対側の浜に行けば体験ダイビングやシュノーケリングツアーが花盛り。



さっそく海に入るが、シュノーケルに海水が頻繁に入るのが気になる(それもそのはず、亀裂が入っているのに3日後に気づいた)。



砂浜からすぐに深くなってサンゴ礁があり、魚たちがたくさん泳いでいた。



シュノーケルは2回に1回くらいブローすればクリアできたのでかまわずにガンガン泳ぐが、あまりに多い人数のために衝突しないように気を使う。



T氏M野チームと駐車場で合流し、〈ビッグツー〉、〈グリーンストア〉を回り、T氏邸に。



〈一村〉で夕食。



奄美でエラブチは沖縄でイラブチャー、奄美でトビンニャ、トビ貝はティラジャー、古仁屋でテラダ、奄美でアバスは沖縄でアバサーと魚の呼び名も微妙に異なる。



サネン蒸し、アバス唐揚げ、アオサ天ぷら、赤ウルメの一夜干しと旨いものをいただいてT氏なじみの代行さんで港へM野隊員を送る。



港は空前絶後の混雑具合で、いまだに日食フィーバー(これは死語だな)は終わっていない模様。



T氏邸でウチ飲み。



まだ9時前なのに代行さんで帰ってきたためか深夜のような気がしているが、実はまだテレビではプロ野球オールスター戦を中継している。