迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

潜水服は蝶の夢を見る

2008年02月28日 | 映画や音楽や舞台や本とか。
2月27日

渋谷まで東横線、有楽町まで銀座線赤坂見附乗り換え丸の内線銀座下車まではよかったのだが、マリオンを抜けたところにある筈の映画館が見つからない。

というか、再開発から取り残されていたような界隈が妙にスッキリしていて、JRの駅や吉野家まで見通せる。

携帯からEZWEBで検索してイトシアなるビルの4Fに入っていることを確認し、エスカレーターを駆け上がれば上映5分前だった。

ぜいぜい。

そういう訳で見た映画は「潜水服は蝶の夢を見る」。

「ELLE」の元編集長が脳卒中で全身麻痺になり、動かせるのは左目だけという状態から、自伝を書き上げるという話。

難病ものにありがちな自己憐憫的要素からいちばん遠い批判精神とユーモアに、好感。

しみじみといい映画だったんだけど、最前列だったので首が痛かった。

あと、字幕で「1855年産のボルドーのワインを暗誦して(精神の正常を保った)」云々の記述があったが、あれは「1855年に格付けされたボルドーワイン」のことですね。

1855年はワイン好きにとっては有名な年ですから。

ああ、また重箱の隅をツツイテシマッタ。

あけまして沖縄[その140]静かな昼下がり

2008年02月25日 | 旅する。
2月25日

郵便局に行って買い込んだCDや本を送る。容量の割に重いので、ゆうパックの方がおトクなのである。

ちんだみ工芸、ひばり屋、とくふく堂、と挨拶巡り。

ひばり屋で沖縄のホテルでの結婚式のファッションについて質問した。

「ホテルはね、スーツよ。厳しいわよ。チノパンでもダメ。かりゆしシャツは正装だからいいの」

ところが、その結婚式が魂の結婚式とわかると、「あ、その結婚式は私も出る。もーなんでもいいんじゃないの。あいつらまともなものを着るとは思えないし。かりゆしシャツなんか浮いてダメね。海パンは? ふんどしとか?」

なんだかファッション以外のもろもろが心配になってきたが、それはまた別の話である。

月光荘では、いっぺいがギターを弾いていた。

コエタンの姿が見えないうちに、すばやく消えることにする。

あけまして沖縄[その137]月光荘の人々

2008年02月24日 | 旅する。
2月24日

月光荘で、あさりのボンゴレビアンコが食べられるとは思わなかった。

この他にチーズトマトポテトに鶏のにんにくワイン漬け焼きと3品で300円。

コバッチのおかげである。

22日に帰る予定だった17歳JKは航空券を燃やしてもうしばらく居ることにしたそうだ。

私を悩ませた2002年生まれコエタンもまだ居て、見つけられてしまった。

さらに結家で一緒だったいとちゃんとあーちゃんまでやって来た。

あけまして沖縄[その134]コザだから

2008年02月23日 | 旅する。
2月23日

トーラスにて、「しのぶ鳥ストリッパー」(という名前のバンドです、誤解のないように)とShaolong to the Skyのライブ。

魂がコザの出身であるだけに、コザで聞けるのがたまらなく嬉しい。

また、コザは自分が生きてきたロックのなかでは一種の聖地でもある。

たぶん、メンフィスに行こうがニューオーリンズに滞在しようが、こんな懐かしさと畏敬を感じることは、ないと思う。