2014年12月31日
そういうわけで、このブログを放置してました。最近はもっぱらfacebookに近況を投稿してます。気になる方は探してメッセージくださいませ。
なにはともあれ、いろいろとありがとうございました。
よいお年を!
2014年12月31日
そういうわけで、このブログを放置してました。最近はもっぱらfacebookに近況を投稿してます。気になる方は探してメッセージくださいませ。
なにはともあれ、いろいろとありがとうございました。
よいお年を!
2013年12月31日 山形県某市
今年もいろいろありました。みなさん、まことに無精ですみません。本年もお世話になりました。ただ、感謝。
かつて『ドカベン』で殿馬二塁手も言っていたように「ジャンプする前には屈む」ように沈潜しておりましたが、来年は動くつもりです(たぶん。いや、きっと)。
その節には、よろしくお願いします。
寒い日がつづきます。みなさま、ご自愛のほど。
7月20日 土曜日 山形県某市→東京
13:55~ 吉祥寺の某公園で飲む。いい天気である。
16:55~ 高円寺の某焼き鳥屋で飲む。店主にいじられ、はじめて会った隣の客をいじりながらほろ酔い。
19:00ころ~ 阿佐ヶ谷でプレオープンした某立ち飲み屋で飲む。久しぶりの人たちや、誕生日を強制的に祝う人や、ギターや三線を持ち込むひとたちと、楽しく飲んだ(らしい)。
深夜、東十条駅で目が覚めた。酔って寝て乗り過ごしたらしい。なぜ東十条かがわからない。
さて、そういうわけで、21日夕方から上野近辺で飲む予定です。「ピン!」ときた方、ぜひご一緒に。詳しい時間と場所は携帯かFBにご連絡ください。
12月31日 月曜日 山形県某市
60日間更新しないと、テンプレートが切り替わる、ってことを今知りました。
さて、近況をご報告するのはたぶん2013年になってからでありましょう。
2012年もみなさまに大変お世話になり、しかも本人はすこぶる怠惰なままでした。
深謝。
では、よいお年を。
9月27日 木曜日 那覇→成田
【台風の間をぬって】
台風18号は明日伊豆に、台風17号は土日に沖縄、奄美へ。最後まで台風がつきまとうが、とりあえず今日の飛行機は飛ぶだろう。
packingを終えて、iPadで少しネットをしたら靴下をはいてサンダルからスニーカーに履き替える。沖縄仕様はもう終わりだ。まぁさに見送られて月光荘を出る。8時、この時間の沖縄月光荘は実に静かだ。
【最後にA&Wで】
美栄橋駅から旭橋までは通勤ラッシュだった。那覇空港でJETSTARにチェックインするが、やはり自動チェックイン機ではじかれて、カウンターに並ぶ。さて、9時5分までに搭乗口へ行かなければならぬ、とすると1階の空港食堂は9時開店でそれから保安検査ではまず無理だ。
早朝営業している〈A&W〉でモッツァバーガーセットを食べる。スーパーフライ、ホットコーヒー付きで850円。
機内では寝たり、カメラの画像をチェックしたり、メモ帳を整理したりしていたら気流が悪化して着陸態勢に入った。12時直前に成田空港に着陸し、預け入れ荷物はない(有料なので荷物を軽量化した)のでそのまま出口へ。
空港から800円の格安バスで東京駅へ行き、suicaが読み取れなくなって故障カードとして登録したり、東横線で熟睡したりして横浜へ。
9月26日 水曜日 那覇
【正しい朝食(中華)】
起きてシャワーを浴びて水を飲む。iPadからfacebookで誕生日書き込みやメッセージに返信する。たしかに返信したのだが、一部書き込めていなかったみたいで、失礼したみなさん、ごめんなさい。
はるちゃんからヨーグルト、てんこさんからバナナジュースをもらう。昨夜に引き続き、わらしべ長者の気分(自分は竜田揚げを供出しただけ)。
台風情報を調べる。27日の飛行機には影響なさそうだ。
ゆきみと〈阿里〉へ行く。市場通りを抜けた先の有名なお粥屋さんだが、なんと来るのは初めて。こんな早い朝から行動することは滅多にないからなぁ(ちなみに9時過ぎ)。
鶏野菜粥(大)に塩卵をつけて450円。熱々で量たっぷり。ゆきみは豚野菜粥(小)250円だが、たぶん普通の人なら朝食に十分な量である。
【ゆるゆると午後を】
月光荘でまぁさに散歩スポットを聞く。やっぱり首里あたりかなぁ。調べたらゆいレール展示館は入場無料だった。空港から徒歩10分。ふむふむ。
ナカノリは原付で読谷村へ。
ジョニーは自転車で首里城へ。
荷造りして郵便局からゆうパックで差し出す。
〈コトブキ〉で魚貝塩ラーメン750円。携帯を忘れて月光荘に取りに戻る。
〈ひばり屋〉でアイスカフェオレ400円。期せずしてエルニド(フィリピンのパラワン島)の話になるが、私は地元の安宿、先方は沖合の島全体をリゾートにした高級ホテルで話が食い違うことおびただしい。片や日中は停電だし、もう一方は専用飛行機で行き来する。いやはや。
【空港から歩いてゆいレール展示館へ】
県庁前駅からゆいレールに乗る。空港駅までわずか10分乗るだけだが、著しく眠い。那覇空港で3階左側奥にJETSTARチェックインカウンターがあるのを下見しておき、1階の空港食堂の横から外に出てタクシーの車列の脇をひたすら歩くと、タクシープールの向こうに「株式会社沖縄都市モノレール」が見えてくる。ここの敷地奥にゆいレール展示館がある。
これは展示館前の屋外にあるモノレール車両台座。
ここの展示の白眉は、見た目は錆びた鉄でしかないが、軽便鉄道のレールと首里~那覇間にあった路面電車のレールである(と、思う)。
【末吉公園を探検】
ゆいレール那覇空港駅から市立病院前駅へ。ここで降りるのは初めてだ。そして、これでゆいレール全駅で下車したことになるはずだ。たいした自慢にもならないが。
駅からまっすぐダラダラ坂を上っていく。末吉公園は意外に広い公園で、入り口から段丘を下りていくと花見橋で安謝川を渡る。ここから台地に上がると玉城朝薫の碑がある。
ここは「執心鐘入」ゆかりの地になるそうだ。(ちなみに玉城朝薫生誕の地は儀保)。
さらに奥へ分け入ると、宜野湾御殿の墓域がある。
素晴らしい石組みが優美な曲線を描いていて、これまで見た亀甲墓のなかでも最も美しいと思う。
末吉宮は石組みのアーチの上に拝殿がのっている。
この拝殿に上がるのは禁止されていて、手前から拝むのが作法だそうだ。
安謝川沿いに公園を出ると、「瑞穂」の看板が向こうに見えた。シルバー人材センター脇の階段をのぼるとそこは市立病院前駅である。ちょうど一周したことになる。
街は夕日に染まり、やがて暮色に覆われる。
【サヨナラから何かがはじまることもある】
美栄橋で降りてビッグ1でワインと糸満とんぼまぐろ刺身を買い、いつものように月光荘のテーブルに出す。渡嘉敷島からみんな帰っていて、久しぶりにともレッドにも会えた。
ともレッドが「寝床はすぐそこ、心配ない、それー!」とうたう。ふーみんが長い即興をうたいきり、大ちゃんがギターを抱えたらはるちゃんが後ろからギターを弾いてヘンな二人羽織りになる。
〈つきのわ〉ではギターで「サヨナラCOLOR」をうたってみた。
さあ、帰ろうとしたらみゆきからテキーラをもらい、ともレッドと3人でしめる。沖縄の夜の、最高の終わり方だな。
9月25日 火曜日 伊良部島→那覇
【なんということもない朝】
例によって朝食にラーメンを作る。キムチは全部テーブルに出す。行きがかりでオムレツを作る係を引き受ける。
朝釣りの獲物、タマンの刺身をいただく。美味なり。
ギターで遊んでいたら「CDかと思った」と言われる。昼寝用CDでも出そうかしらん。
【サシバがやって来た】
港へお見送りに行く。地元のおじさんの忘れ物で船が遅れる。ひたすら謝るおじさんは、なんか楽しい人だった。
ファミリーマートでアイスカフェラテに今度はヘーゼルナッツをトッピングするが、やはりキャラメルが一番いいと思う。
びらふやーへの帰途、文さんがおばさんに呼び止められて「子犬を置いってた人がいて」という相談。そんな話をしていたら、「あ、あれサシバだよ。カラスと違って翼を動かさないでしょ。ほら。今年はじめてだねえ」今年も渡りがはじまったようである。
【海が見えるランチ】
おがちゃん、みさちゃん、くまさんと4人でお昼から出かける予定を組む。びらふやーのクルマを借り、〈soraniwa〉でランチ、渡口の浜を見て中の島でシュノーケリングという完璧な計画だが、帰りは15時厳守(送迎の予定があるため)である。
準備をして、20分遅れで出発。伊良部高校ではこの暑いなかをランニングしていた。そして下り坂の向こうに海が見える。道路の真ん中に停車して撮影タイム。
〈soraniwa〉にはみほさんがいて、2階の席に4人座れた。ここの2階は海が見晴らせる特等席である。
今日は贅沢して宮古牛のハンバーグ(200g)定食、1200円なり。カツオ塩辛とうりずん豆のパスタやマグロのペッパー丼もおいしそうだ。
【渡口の浜から中の島、17エンドへ】
時間が厳しかったが海があまりに美しい色だったので渡口の浜に寄る。ここは遠浅の砂浜なので、シュノーケリングには向かないが、浮き輪で浮かんで波に揺られて遊ぶのは楽しい(と思う。やったことはない)。
しかし、堤防や岩で砕け散る波はかなりの高さになっている。今日はちいと波が高すぎるようだ。
中の島には昨日と違ってたくさんの人と船がいた。そして、ありえないくらいの高波が寄せていた。
泳いではみたが、暗いし、濁っているし、透明度が低いのでクマノミポイント周辺を見てゆっくり過ごす。
帰りに17エンドに寄る。ここの海の色はなんとも言えない。
【島を出る】
帰って船の時間を確認する。雷太さんが「16時に送迎あり」というので、「じゃあ一緒にまとめて」とおがちゃんに確認して15時45分出発にする。
さあ急げ。乾いていない海道具をまとめ、麦職人やラーメンを譲り、精算をして港へ。
平良港に向かう船は派手に揺れた。
宮古空港では食堂か弁当か那覇で食べるか悩むが、どーせならと那覇まで我慢する。40分のフライトだし。
【ワインと竜田揚げとガッツリナイト】
那覇空港駅でゆいレールの二日乗車券1000円を買う。これは自動販売機にはなくて窓口で購入。27日朝には成田行きに乗るので、それまで1日半、ゆいレールを使い倒す計画である。
月光荘では、はるちゃんとまぁさが迎えてくれた。主要メンバーが渡嘉敷島キャンプに行っているらしく、いつもと雰囲気が違う。とりあえずワインを仕入れに出かける。「ビッグ1は棚卸しで休みだよ」ということでユニオンまで遠征し、ついでに鶏竜田揚げを2パック買って月光荘の食卓に提供する。
今夜の月光荘は「ガッツリナイト」というコンセプトで、焼き肉サラダ、味噌煮込みうどん、みぞれ肉団子でテーブルが賑わう。
【実は誕生日】
めぐっこにはるが「誕生日おめでとう」電話をかけて、電話を代わったところでオレも同じ誕生日であることがはるちゃんにバレる。途端に生き生きとしたはるちゃんが〈クラレット〉からソーテルヌのプルミエクリュ、シャトー・ギロー(甘口貴腐ワイン)を買ってきてくれた。このワインはただものではない。
はる曰く「贅沢したいんだもん」ということではあったが、ゲストハウスで上等のソーテルヌが飲めるとは思わなかった。
深夜、〈ボラーチョス〉へ行き、まずテキーラを4人で飲む。実はここは初めて来るのだが、「ゆきみに最初に三線を教えた人」ということで歓待していただく。
「金はない!」と宣言したら、ゆきみやナカノリがテキーラやビールやジントニックをおごってくれた。誕生日とはいえ、いいのかな。まあ、いいんだろう。
9月24日 月曜日 伊良部島
【巨大なピオーネ】
雨、2~2.5mの風。予報はあまり当てにならないが、また強力な台風がやってきそうだ。台風17号ジェラワット、925hpaに強くなって非常にゆっくりと北上中。さらに別の熱帯低気圧ができている。
今朝も朝食はラーメンとキムチ、それに昨夜のおみやげの豚肉味噌生姜煮をトッピングする。
ギターを弾くと子どもたちが寄ってくる。ピアニカやらハンモックに移り気な2歳児、意地悪をしたがる3歳児、上手に調整する父。
チーム岡山からおみやげのピオーネの粒が巨大で驚く。しかも甘い。岡山県、恐るべし。
【青空を歩いてランチへ】
すぐりクンと〈まるよし〉へ、麦わら帽子を借りて気分のいい散歩。今日のランチはゴーヤーちゃんぷるー定食500円。久しぶりにジャンボカツカレーを目撃する。やっぱり、デカい。
びらふやーでゴロゴロしていると、文さんから
「天気いいよ。海行ったら? クルマ貸すよ? 運転できない?」
(ううむ。運転は鬼門なんだよなぁ)
「クルマを出そうか! じゃっ、30分後をメドに!」
ということであまりに怠惰な我々が情けなかったのか、みんなで海に行くことに。
【中の島へ】
出かける前にすぐりクンにシェーバーを借りて口髭を剃る。これでマスクの水漏れがだいぶ改善するはず。
風が強いので中の島へ。
いい天気だが意外に人は少ない。アウトリーフまで行ってみたが、透明度が低い上に潮流を感じたのですぐ戻る。やや力を要した。
人魚のようにきれいに泳ぐ人がいた。
ここはリーフまで行かなくても地形も面白いし魚もたくさんいるので楽しめる。
魚たちの群れが餌をせがむポイントまであって(餌付けのせいで、あまりいいこととは思えないが)、なんにもあげないと魚たちはバカにしたように散っていく。
びらふやーに戻って機材を洗っていたらスーさんがやって来た。
【一期一会のセッション】
おがちゃん、すぐりクンらと乾杯し、スーさんとセッションする。気持ちいい時間が流れる。
もうすぐ夕日が沈む。屋上に上がった途端に雲が厚くなった。
【琉宮で豪遊】
月曜日はびらふやー夕食は休みなので誘い合って10人ほどで〈琉宮〉へ。タクシー2台に分乗する。
刺身は尖閣うぶしゅ、アオマチ、夜光貝は部位を変えて三種あり、歯ごたえの違いを味わう。薬味にはらっきょう(!)、ニンニク、生姜、わさび。
三種盛り(島ナスとうぶしゅの卵、儀保おばぁの豆腐を使った麻婆豆腐にらっきょう入り、夜光貝のひも)、白ゴーヤーのちゃんぷるー(スーさんが卵を買いに走る)、アグー豚の鉄板醤油焼き、アクアパッツァと宴はすすむ。
マングローブ鯛を持ってきてくれたしげちゃんはその後三線を弾いてくれた。
パスタはシャコ貝のクリームソース、アメリケーヌソースの2種、うぶしゅの卵入り、そして真打ちは宮古牛のにぎり。さらにガパオ。裏メニューのお茶漬けはアーサ、アオマチの刺身を乗せ、ゴマを加えた熱い秘伝のだしをかける。
幸せな気分でタクシーに乗ると、行きと同じ運転手さんだった。
9月23日 日曜日 伊良部島
【ファミマはスタバをこえたか?】
朝から屋上で足の爪を切る。ラーメンとキムチで朝食。
ゲストの見送りで港へ。同乗者が増えてギリギリになったが9時発の〈うぷゆう〉に無事間に合う。
帰途、ファミリーマートで淹れたてコーヒーが飲めるコーヒーマシンを試す。アイスカフェラテ180円にキャラメルをトッピングしてみた。これはいける。コストパフォーマンスを考えたら某コーヒーチェーンのキャラメルマキァートを凌駕する(と思う)。
本日の名言を提供する。
「不純もつきつめれば純粋になる」
実はたいした意味はない。
【ミックス揚げ物丼】
岡山からのファミリーからのお誘いにのり、クルマに同乗して下地島飛行場へ。ジャンボ機のタッチ&ゴーはなくなったが、ボンバルディア機が飛んでいた。伊良部島北岸の三角点からはイノーを泳ぐ海亀を見つけた。
昨日、カツの差し入れがあったのでカツ丼を作ろう! と盛り上がったのだが、実はカツだけじゃなくていろんな揚げ物の盛り合わせだった。タマネギやニラを切り、丼を揃え、カツなどを切ってお手伝いをする。
カツ天丼の特盛りに、麦職人でランチ。ゆず七味をかけ、カツはなかったが海老や魚やソーセージや芋などのミックス闇丼を堪能する。
そして洗いものジャンケンにまた負ける。
【昼寝、のちオリオン】
岡山からのファミリーのご友人たちがやって来て、子どもが増えて賑やかになる。チーム岡山と命名される。
そして昼下がりのびらふやーは眠りの国となる。
夕方の早い時間からビールをご馳走してくれる方がいて、昼の那覇の過ごし方(ひばり屋、コトブキ、福州園、波の上、ジャッキー)や夜の那覇の過ごし方(悦ちゃん、小桜、東大)について語り合う。
酒の肴にキムチを出したら、オリオンビールをケースごと提供され、雷太氏はれんこんきんぴらを出してくれて飲み会は加速していく。
【うぶしゅと飛行機雲】
龍ちゃんがやって来た。屋上に場所を移して夕日を見ながら飲む。
龍ちゃんからは初物のうぶしゅ(地元では「戻りカツオ」とも呼ばれるがカツオではないサバ科で冬にとれる。市場にはほとんど出回らず、もっぱら島内で消費されるそうで、今日は初物を港で知り合いから分けてもらったそうだ)をいただく。
飛行機雲が流れ、丸い輪の夕焼けができた。みんなが思い思いの場所に座り、子どもたちが走り回りる。
今夜の夕食は豚しゃぶとゆで野菜のネギだれ、きんぴら、白菜と鮭の豆乳スープ、春雨サラダ、それにおみやげの崎陽軒シウマイ。
【モヒート、のち米寿祝い】
龍ちゃんが例によってモヒートを作ってくれる。
びらふやーの隣にこの7月に引っ越してきたみほさんは、龍ちゃんのダンス仲間にして先生だった。いろんな縁が伊良部島でつながっている。
そんな夜更けに豚肉味噌生姜煮とお弁当をおみやげにしてチーム岡山が帰還した。夜の集落を散歩していたら公民館で米寿祝いに紛れ込んだそうだ。「三線の音がしたので、何をやっているか聞いたら、飲まされた」由。
そして今夜も屋上で静かに飲んで一日を終える。
9月22日 土曜日 宮古島(来間島)→伊良部島
【遠出したくなる天気】
8時になぜかみんな同時に起床した。
「どうする?」
いわゆる「ヤバい」くらいにいい天気だ。いいポイントへ遠出したくなる。
朝食にトーストとコーヒー、長崎みやげの最中をおがちゃんが作ってくれた。シャワーを浴びて荷作りしてベッドを空ける。今日から女子が6人チェックインするそうだ。この宿はいつもは女子が圧倒的に多いそうで、この2日ほど男性のほうが多かったのは珍しいとか。まあ、そういう巡りあわせなんだろう。
【木漏れ日の道】
10時過ぎ、散歩に出かける。
バス停を確認し、坂道を下って昨日シュノーケリングした入江につづく木洩れ日の道を歩く。
丘に登るとタコの形をした展望台がある。
強い風が吹いている。丘を下りて昨日泳いだ入江に出た。
港へ回ってみる。橋ができるまではここが来間島の玄関だった。いまは遊覧船やダイビング船などが使っているようだ。堤防には釣り人。すぐ右に来間大橋、向かい側に與那覇前浜、さらに向こうに伊良部大橋(建造中)が見える。
【来間大橋を歩いて渡る】
帰ってシャワーを浴び、かりゆしシャツに着替える。みんなでご飯&海へ行くことになり、昼食だけ同行することに。今日も〈蜃気楼〉、ランチは生姜焼き丼を大盛りで頼み、また早食いで驚かれる。ちなみに大盛りでも500円だった。
帰りは「近くのバス停まで送りますよ」という優しい提案を断り、橋を歩いて戻って来間島からバスに乗ることにする。「バスで来間大橋を渡りたいので」というアホな理由なのだが、この橋はたしか1690mある。
最初は余裕と思っていたが実は大変だった。クルマならそう感じないが、歩くとこの橋は長い。
しかも、橋を渡ると長いのぼり坂が待っている。予想では徒歩25分と踏んでいたのだが、その計算通り13時50分ちょうどにバス停に着き、ぴったりのタイミングで向こう側からバスがやって来た。
その楽しみにしていた「バスで渡る来間大橋」はあっという間だった。
ドライバーに「平良港に一番近いバス停は?」と尋ねたら、バス停ではない交差点で下ろしてくれた。整理券なしの自己申告、両替機は故障でドライバーに直接410円を渡す。
西里大通りには酔っぱらいを戒めるマネキンがいた。
【伊良部島へ】
港方向へ降りていく。平良港からびらふやーに電話してお迎えをお願いする。
15時ちょうどに〈はやて〉は出航した。伊良部大橋はもう少しでつながりそうだ。
佐良浜港で文さんに迎えてもらい、無理をいってA-COOPに寄ってもらったら、スーさんがニコニコしてやって来た。
【ビール飲んで洗濯して屋上へ】
びらふやーに着いて、まずビール、そして洗濯。ギターを弾いて乾杯して、屋上で夕日を眺める。
今晩は屋上で夕食になった。
差し入れのカツオが立派なタタキになって出てきた。さらにカツオやまぐろのづけをカツにして、春雨サラダ、馬肉三種(おみやげ)、ご飯、味噌汁。
洗い物のジャンケンで負けて食器を拭く係になり、浜へ飲みに出かけて「月の道」を撮影する。手持ちで2秒、これが限界かと思う。
メガネをなくしたり(見つけた)、スーさんとすれ違いになったり(また明日)、さらにそのあと屋上で飲んだり。
9月21日 金曜日 宮古島(来間島)
【タコ下から外海へ】
朝、シャワーを浴びてゲストを見送る。
うめちゃんに朝食の作法を聞き、パンを焼いて、コーヒーをつくる。石垣島みやげのいろんなフルーツのジャム、とくにマンゴーがおいしい。
昨夜は西里のアメリカンバーで朝4時に「蛍の光」を流されたが、その「蛍の光」をみんなで歌って帰ってきたそうだ。
11時過ぎ、みんなで海へ。
タコ展望台下の入江から、外海へウミガメを探しに出る。
非常に波が高い上にマスクが合わなくて(髭がのびたせいなんだが)水が入る。シュノーケルにも水が入るし、ブロウアウトや立泳ぎで体力を消耗しそうだったので、離脱を申し出る。わざわざ全員で入江に戻ってくれて、申し訳なかった。
この入江には珊瑚礁も多く、なにかの稚魚だろう白い透明な魚の群れや、各種クマノミがいる。
帰って機材を洗い、庭でホースから水を浴びてシャワー代わりにする。6人で昼食へ。〈蜃気楼〉からはカツの匂いがしたのだが、日替わりランチは野菜炒めだった。そして、どうやら私は異常にに早食いらしい。
ハイビスカスに戻ると雨で、みんなで洗濯物を取り込む。シュノーケリングしてご飯を食べたあとの昼下がりはダラダラ気分である。
【完熟マンゴーのジェラート】
話のネタに〈楽園の果実〉に行ってみる。デザートメニューから完熟マンゴーのジェラート、500円。
店にはお客さんが多数詰めかけていて、やはり人気店である。
空港への送迎などでみんなが出かけたあと、ダイビング帰りの方々が帰ってきて伊良部島の三大ポイントの話など。
【軟骨ソーキとうりずんの天ぷら】
送迎組も帰ってきてビールなどを飲んでいたら、石垣島へ飛んだはずのアキラ氏が帰ってきた。「機材都合で飛べなかった」そうで、食費、交通費、ホテル代は航空会社もちでもう1泊することに。それなら高級ホテルに泊まれないこともないのに、ここに戻ってくるところが素晴らしい。
夕食は軟骨ソーキ汁、白菜やネギも入ってソーキは柔らかく煮えている。それに天ぷらはカボチャ、オクラにうりずん豆。
今夜はしみじみと大人の話をしながら夜は更けていった。