迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

500円で写真集。

2012年02月22日 | マッキントッシュな日々。

2月22日 水曜日 山形県某市

みなさま、ご無沙汰しております。 昨日から1月10日~2月6日に滞在した沖縄の記録をブログに投稿しはじめました。

そこで、はた! と気づいたのです。TOLOTをまだちゃんと紹介していなかったと。

http://tolot.com/

iPhoneから(現在はパソコン用アプリもある)写真を選んで印刷製本してくれるサービスで、A6 サイズ・64ページ・フルカラーで1冊500円(送料無料・税込み)。

私は昨年7月からiPadで試行錯誤しながら4冊ほど作ってみて、今回の沖縄滞在でいろいろな方々に見てもらい、感想をいただきました。驚くほど好評で、というか、まるでプロの写真家みたいな嬉しい誤解もあったりして、印刷して本というカタチにすることの力、インパクトを実感しました。

 

それで、滞在中にカフェ〈プラヌラ〉のちかえさんに東欧の写真を中心にしたセレクションを、まどちゃんには月光荘やごはんやさんの写真を中心にしたセレクションを、それぞれ印刷製本してプレゼントさせていただきました。

最近はパソコン版もできて、操作性があがりました。今まではiPhone版をiPadで拡大して編集していたので、見開きの状態で確認できなかったり、いろいろ大変だったのですが。

なお、TOLOTは写真は各ページに1枚のみ、位置指定もできず、テキストはページが別(写真と同じページにキャプションなどのテキストは入れられない)、字数も140字まで、フォントその他のスタイル指定もなし、などかなり制約がありますが、逆に言えば選択肢がないので簡単に作れるという利点ともいえます。

その意味では、作品として写真集を作るのには不向きですが、個人的な記録を簡易プリント製本するには向いています。なにしろ、送料込みで500円!

本棚に並べると、小さいながら存在感があります。

 このTOLOT、制約が多いので逆にどーにかしてやろう! というチャレンジ魂が燃えます。ヨコイチ写真が小さすぎる(上下に広い白地が出る)のにとまどい、2冊目からは正方形にトリミングするという荒技を繰り出し、3冊目からは2枚に分割して見開き写真にすることも試みました。

今度は余白分も含めてタテイチにしたり、テキストを写真に埋め込んだり、いろんな手を考えております。なかなか楽しいですよ、TOLOT。

 

 

 


近況と予定

2012年02月08日 | 旅する。
2月8日 水曜日 横浜

…………、ということでご無沙汰しています。

簡単に近況を。

1月10日から2月6日まで沖縄に滞在しておりました。

スカイマークの成田-那覇航路就航記念キャンペーン価格で片道980円!

成田空港までの行きは青春18きっぷ最終日に使い損ねていた1回分でJRを使い、帰りは京成本線(日暮里)JR(渋谷)東急東横線で1450円。

航空運賃の方が安い。

ぁ、横浜-成田空港間は京急/都営浅草線/京成本線で乗り換えなし1630円があります。荷物がある人にはこれがおすすめ。



沖縄では那覇中心に行き当たりばったりで楽しく過ごしました。

天気がよい日には、みんなで遠出。

雨の日には映画やらラーメンやら。

知り合いのカフェやバーでうだうだ。

お世話になったみなさま、ありがとうございました。



さて、3月には弾丸でバンコク往復、3月7日に成田空港から出発なんですが、久しぶりに午前便で、朝がとても心配です。

ううむ。かつてパリ行きに乗り遅れたトラウマが。



さらに、4月1日から6日まで、一瞬ですがまた沖縄に行きます。

やはりスカイマークの関空-那覇航路就航記念キャンペーン価格が片道780円!

反射的に往復を押さえてしまいました。

関空への行きは3月31日発の夜行を使う予定なので、この日に上野あたりで一緒に飲んでくれる人がいればいいなぁ。

帰りは京都に寄って週末を過ごすつもり。4月7日8日の土日、鴨川で花見なんていかがでしょうか?



そういうわけで、春はもうすぐです。

【沖縄さくら旅】28 最後の日に、さくらと空港食堂。

2012年02月06日 | 旅する。

2月6日 月曜日 那覇→成田→横浜

4月6日のスカイマーク那覇発→関空を予約する。これも780円。



雨が降っている。

チャンプと師匠たちは、雨なのに「海へ行く!」と出かけていった。たしかに気温は高めなんだが。

荷作りをして、小降りになった頃を見計らって郵便局からゆうパックを発送する。少し早いが〈MOONBOW〉に寄ったら開いていたので、ランチにする。森クンがメニューにパスタはどうだろうか? と試作したベーコン(首肉)、トマト、ナスのスパゲッティーニをいただく。首肉ベーコン独特の脂がおいしく、ナスの食感が楽しい。

まどかのごはんやさんで、さぁやが食べるランチを撮影させてもらう。



こんな穏やかな日々も今日が最後だ。

天気がよくなった。こんな日に海は最高だろうな。近所を散歩してみる。公園の工事、駐車場の桜、パラダイス通り、浮島通り、市場本通り、おきえい通り、ジュンク堂。



なんということもないけど、愛おしい日常に別れを告げる。



ゆいレールで那覇空港へ。成田行きは1階の郵便局裏にあるスカイマーク第2カウンターでチェックインする。

そして1階をはじからはじへ、郵便局裏から琉球銀行裏へと歩くと、そこには〈空港食堂〉がある。本来は空港職員向けのセルフサービス主体の食堂だそうだが、誰でも利用できる。沖縄そば500円、ソーキそば600円、日替わり定食600円など、空港ながらふつうの値段でお腹いっぱいになる隠れた穴場で、今回はカレー、500円をいただく。昔ながらのなつかしいカレーだった。

(16時30分離陸、18時22分着陸)

JR/京成成田空港駅で路線図を見る。京成本線とスカイアクセスではスカイアクセスの方が料金設定が高い。次のスカイアクセスは19時39分発だが京成本線は19時11分発がある。ええい、乗ってしまえ。

乗ってから携帯で検索して調べるが、乗り換えサイトにも癖があり、最安ルートをいつも表示するとは限らない。青砥乗り換えで浅草線→京急から日暮里乗り換え→JRに方針変更して、渋谷から東横線に乗ることにする。

那覇から成田空港まで航空機980円、成田空港から横浜まで鉄道の最安が1450円。皮肉な時代になったものだ。


【沖縄さくら旅】27 揚げ物とさくらと格闘家たち。

2012年02月05日 | 旅する。

2月5日 日曜日 那覇

今日から北部に行く人がいて、請われるままにおすすめのパン屋さんを列挙する。〈宗像堂〉、〈水円〉、〈パン・ド・カイト〉、〈八重岳ベーカリー〉、〈山甌〉など。あ、おんなの駅の2階にもあるな。たしか〈ボンジュール〉。

ディアーゴは赤嶺のイタリアンレストランに就職できたそうで、ともあれめでたい。運のいいヤツだ。

マーキンと久々の再会。昨日は高速でクルマのタイヤがバーストして大変だったらしい。安いからといって、沖縄でスタッドレスタイヤをはくのはやはり危険。運転していたゆうりちゃんはスタッドレスタイヤとも知らずに乗っていたもよう。



まどかが作った芋煮を味見する。山形県人のお墨付きを与えるからには厳しくチェックしなければならぬ。

今日はチャンプのジムのオープニングイベントがあり、まどかはじめ月光荘をあげて応援する態勢である。おにぎりを手伝い、チラシ寿司を手伝い、仕込んだ料理とともに師匠やまどかが会場に先発する。

みゆきちゃんに、おすすめの離島を聞かれたので、渡名喜島をすすめてみる。ここは本当に何にもないところではあるが、そこが好きな人にはたまらない。久米島に友だちがいるそうなので、それならなおさら都合がいい。

月光荘に着いたばかりの初沖縄の女性をまた案内することになりそうだったが、日程に余裕があるということだったので、みんなで
「一緒にパーティー行けば?」
と強力にすすめる。そういうわけでハイエースにみんなで乗って〈パラエストラ沖縄〉オープン記念パーティーへ。

会場入り口には芋煮が煮えていて、中にはチラシ寿司におにぎり、ビールに泡盛、そしてみんなが続々差し入れてくれる大量の揚げものが所狭しと並ぶ。唐揚げにフライにコロッケに天ぷらにピザ、格闘家たちだからか、沖縄だからか? とにかく食べ物にはまったく困らない豪勢なパーティーになった。集まってくれた方々がチャンプに寄せる信頼とか愛情があらわれていて、大変いい場所に来れた気がする。



チャンプ、ジムのオープン、おめでとう!

与儀公園にさくらを見に行く。さっき着いたばかりのまどかさん(ごはんやさんのまどかと同じ名前)も同行する。まだ五分咲きくらいだろうか、それでも天気がいい日曜日で家族連れなどでにぎわっていた。



ついでなのでやちむん通りを案内し、桜坂劇場に寄って私は会員証を更新し(更新通知ハガキなしだったが、手続きしてくれてしかも無料招待券2枚などももらえた)、まどかさんには〈ふくら舎〉で雑貨などを見てもらう。ここのセレクトはなかなかいい。

〈プラヌラ〉でお茶にして、えびす通り、市場本通り、沖映通りを経て月光荘に戻る。

はるにぃが「9時からU-22のシリア対日本を見に行く」というので、連れていってもらうことに。しかし、パラダイス通りにあるはるにぃ知り合いの店はやっていなかったので、たこ焼き&BAR〈halkaya〉で飲みながら携帯ワンセグで観戦することに。

最低限引き分けにできた試合を焦りから後半43分に失点して、まさかの敗戦。ううううむむむむ。



〈つきのわ〉はパラエストラ沖縄のパーティのつづきになっていた。若手の武蔵クンは筋肉隆々の有望株、まっすぐで純粋で負けず嫌いで、感激屋さんだった。沖縄で総合格闘技をやる人たちの中心で、チャンプは実に愛されていた。

いい酒を飲ませてもらいました。ありがとう。


【沖縄さくら旅】26 夜明けのスキャット、スカイマークの取り方、牧志市場の定番、そして飲み過ぎた。

2012年02月04日 | 旅する。

2月4日 土曜日 今帰仁→那覇

今回の結家では「聖☆お兄さん」にはまってしまう。朝食のあいだでも時間を惜しんで読みふける。

ギターで「夜明けのスキャット」をコピーしてみる。Dm C C Dm  / Dm B♭ F A7 で、いいんじゃないかと思うんだが、どうだろう? ルールールルルー♪、ルールールルルー♪

アルベルト隊長が来てくれて、オスカルを那覇空港に送るついでに乗せてもらう。まずはお昼ご飯をいつもお世話になっている某所でいただく。オスカルは油みそ作りをまた習っている。



アル隊長には、携帯でスカイマークの予約を取るための講習をする。とくにコツはない。9時30分にスタンバイさえできていれば、いけると思う。たぶん。

那覇空港でアルベルト隊長を見送り、オスカルを見送り、ゆいレールで月光荘に戻る。

ごはんやさんには大ちゃん、まどかがいて、るいちゃんに4月のスカイマークを検索してあげたり、きみちゃんから吐血して日赤に行った話を聞いたりする。



チェックイン直後のゲストに「那覇で観光するところは?」と聞かれ、道を説明するより案内したら、ということになる。最近はスタッフが私に説明や案内役をふるのである。ま、暇だからいいけど。

はるかちゃんは高知出身、京都で大学生をしてるが初沖縄なのだそうだ。まず那覇市観光案内所で地図をゲットし、牧志公設市場で島らっきょの試食攻撃を受け、サングラスをした豚を撮影し、さまざまな彩りの魚を見て驚く。……という定番観光を久しぶりにやった。

市場通りから古本屋〈うらら〉、ソーキそば350円〈田舎〉、タコライスなら〈赤とんぼ〉、JEFのゴーヤーバーガーとぬーやるバーガー、と定番グルメを立て続けに紹介するが、たぶん覚えきれないと思う。

やちむん通りを散歩し、〈プラヌラ〉が休みだったので〈茶太郎〉へ。

希望ヶ丘公園で桜や猫を愛でてから蔡温スクエアに行ってみたが図書館は18:00までで間に合わず、宮脇書店で沖縄を理解する基本図書を解説する。はるかちゃんから沖縄戦についてちゃんと知りたい、という希望があったので。

月光荘に戻ったら、はるちゃんの誕生祝いということで、とにかく肉の大盤振る舞いになっていた。

しめには麺類。



〈つきのわ〉で飲み、さらに〈MOONBOW〉で飲み直すが、どーもこの夜は飲み過ぎたようだ。


【沖縄さくら旅】25 工場できたてのビール、本場タコス、イカスミ汁。

2012年02月03日 | 旅する。

 2月3日 金曜日 もとぶ→今帰仁

ニクちゃんの悲鳴と大ちゃんの笑い声で目が覚める。何があったかは聞くまでもないが、今日もなんか楽しい予感。

まずオリオンビール工場見学を予約する。ニクちゃんが掃除する間に我々は散歩することに。裏道から蝶々園前に出て、海洋博公園の中央ゲートから入る。正面には伊江島。



おきなわ郷土村に入って地頭代の家へ。ここにはおばさまたちがいて、お茶と黒糖をいただく。いつもなら三線を習うところだが、先生がいなかったのか、踊りをしましょうと「安里屋ユンタ」のテープを探してくれていたもよう。

しかし、探している間にお茶も飲み終わり、時間もないので辞去して他の家々を回る。

ノロの家、本家、本部の家、王国時代の家、近代の家、与那国の家、奄美の家、高倉、などなど。立派なガジュマルもあり、これだけでもけっこう楽しめる。



さらに南へと公園内を歩く。右手には熱帯ドリームセンターが広がり、遠見台(外側に螺旋階段が巻きついた形の印象的な塔、熱帯ドリームセンターに入場[入場料670円]すれば上れる)がそびえる。俗に「バベルの塔」とか「ジブリの塔」とか勝手に呼ばれてますが。



海を見渡す素晴らしい散歩道がつづく。汐見台近くで雨が降ってきた。ここからだと南ゲートがいちばん近いが、もとぶゲストハウスに戻るにはちょっと遠回りになる。ううん、どーしよう? とまどかがニクちゃんに電話して「迎えに来て!」とねだる。

だが、ニクちゃんはまだ掃除も洗濯も終わっていないらしく、断られる。ちなみに、道に迷ったわけではなく、単にラクをしたかっただけです、はい。

このあたりの丘からは水納島を真ん中に瀬底島、伊江島がきれいに見える。天気がよければなあ。南ゲートを出て449を戻るように北上し、途中〈革人〉に寄って12時過ぎにもとぶゲストハウスに帰る。



クルマを出してもらって、オリオンビール工場へ。名護岳を回る見晴らしのいい道を上ってみるが、桜を見るのはまた別の道があるらしい。

大人なので、時間に余裕をもってオリオンハッピーパーク(見学施設がリニューアルしてこんな名前に)に到着。



見学は中国からの家族連れ、台湾からの団体と一緒になるが、案内は日本語なのであった。待望の試飲は各自2杯ずつ。のはずが、台湾の方がおかわり券をテーブルにプレゼントしてくれた。

よほどもの欲しそうに、いや、楽しそうに見えたのか。もちろんありがたくビールをもう一杯いただきましたとも。



お昼は名護市場の〈サボテンタコス〉でタコス、タコライス食べ放題にチャレンジする。ニクちゃんが一緒だと、全員が大食いモードになるようだ。



タコスは前回からさらに進化していて、大きくなった上にトルティーヤはとうもろこし100%になり、本場メキシコみたいにコーンの香りがする。これにニクちゃん絶賛唐揚げ、ポテトのニクスペシャル、生ビールでランチ。タコスは3回か4回ほどおかわりし、しめにタコライス。これだけ食べて5人分を4人で割って1075円という安さ(生ビールをのぞく。ニクちゃんには「ドライバーおつかれさま」とみんなでおごった)。

それからまどかと大ちゃんらはJAファーマーズ・マーケットでお買い物して、私は名護バスターミナルまで送ってもらい、そこでみんなと別れる。

「まったねー!」

その後、彼らは読谷の〈清天〉で琉球ガラス作りを体験し、那覇に帰り、ニクちゃんは月光荘ではるちゃんの誕生日前祝いとして貢ぎ物にされたそうである。合掌。

 

私はバスを与那嶺で降り、徒歩で結家にまたチェックインした。


今晩はいつもお世話になっている居酒屋でなつかしい面々と飲む。

枝豆にはじまり、タコ、イカの刺身、ミジュンの南蛮漬け、もずく、三枚肉、サラダ、イカ墨汁、ご飯、恵方巻きと怒濤のごとくお皿が並ぶ。いつものことだが、ここで食べて飲むのは体力がいる。


【沖縄さくら旅】24 ラーメンに珈琲に温玉にアスパラにステーキに海老クリームパスタ。

2012年02月02日 | 旅する。

2月2日 木曜日 もとぶ→那覇→もとぶ

今日は那覇までまどかをはじめとする月光荘の方々をお迎えに行く日である。そーんなスペシャルサービスは、つい口を滑らしてしまったニクちゃんと、それを聞き逃さなかったまどかの共同作品ともいえよう。言っちゃったものは仕方がない。

10時半に出て、ローソンでLチキとバンズを買って朝食にする。高速道路を使わずに12時50分ころには月光荘に到着。さすがニクちゃん。

月光荘では想定外の3人という少人数ながらまどか、大ちゃん、たけクンという濃いメンバーを乗せて出発。例によって「エンジン全開、アクセルGo Go!」。しかもこのクルマはルーフが開くので、ますますテンションがあがる。

北谷の〈林屋〉でお昼にする。



京都発祥のラーメン屋だが唐揚げが名物で定食が多彩。私はネギチャーシュー丼定食にしましたよ。そしてみんなで唐揚げをつまみ、ドライバーのニクちゃん以外は生ビールを堪能。

まずは渡久地のもとぶ町営市場に行き、〈みちくさ〉でコーヒーを飲もうとしたら、しょうさくさんは〈よんなー市場〉でギターを弾いていた。



有名なカツオのベンチに座り、インド雑貨のお店に寄り、市場のゆる~い雰囲気を楽しむ。

お買い物はかねひでに行き、たまたま安かったステーキと、海老クリームソースのパスタをメインにすることに決定。さらに温玉、アスパラガス、ベーコン、ほうれん草などを買い込んで、今晩はパーティー! である。

もとぶゲストハウスに乗り込んで(私にとっては「戻って」だが)、キッチンでまずタマネギのチャツネを作っておき、クリームソース用のタマネギ薄切りもスタンバイしておく。

ちなみに、この間ニクちゃんは熟睡していた。

食卓にはまず、まどかが作ってくれたベーコンアスパラガス炒めに温玉のせ、ベーコン入りほうれん草炒めが並ぶ。



さて、私の役目はステーキとパスタ。ステーキは5枚もあるので、順番にゆっくり焼いていく。ほとんどはミディアムレアにしたが、「よく焼いてほしい」というニクちゃんのリクエストにこたえてウェルダンも。ソースはタマネギのチャツネを基本に、塩胡椒かワサビしょうゆか、さらに付け合わせにエリンギのバター炒めを添えて。



スパゲティをゆで、海老クリームに炒めタマネギを合わせてソースを整える。タイミングのせいか、味のせいか、しめのラーメンのような、癖になる味に仕上がった。

美ら海水族館でバイト兼実習中の青年ふたりに加え、近所からしのちゃん、宮古島帰りのあゆみちゃんも来てくれて、豪華で賑やかなに宴はつづく。


【沖縄さくら旅】23 「ひとりで登るのは危険です」

2012年02月01日 | 旅する。

2月1日 水曜日 今帰仁→もとぶ

朝、スカイマーク4月1日(日)12時25分関空発→那覇行きSKY929便を780円で確保した。さあ、関空までどうやって行こうか?

朝食はトーストに揚げ卵とピザソース、それに〈パン・ド・カイト〉のカレーパン、マスカルポーネにエスプレッソソース。書いてみると贅沢だけど実はそれほどでもない。

 

空は澄み渡り、暖かな陽気で気持ちいい天気だ。

11時過ぎ、全員で近所の〈おきなわ珈琲豆屋〉へ。エルサルバドルのパマカラ温泉という珍しい産地や、オリジナルブレンドを試飲させていただく。コーヒーもさることながら沖縄らしい古民家で焙煎したり、養蜂している風情に味がある。

ご近所にはヤギさんたちもいた。



ここから他のみなさんと別れて単独行動に移る。

諸志御嶽の植物群落は、505号線に緑の覆いをかけるように繁茂している。御嶽につづく道はまさに緑のトンネルのようになっていて、昼も薄暗い。



青空。諸志の共同売店。



暑い。上着を脱いで半袖で歩く。

今帰仁城跡入り口から坂を上る。さくら並木だ。



蝶が花の蜜を吸う。振り返れば海が見える。

 

今帰仁城跡の休憩所で汗を拭き、さくら茶をいただく。「今帰仁グスク研究会冊子」が500円なのでさっそく購入する。ジュンク堂など書店では売価700円だからかなりお得。クボ御嶽への行き方を聞けば、やはりすぐ近くだった。中腹に拝所があり、頂上へは「危険だからひとりでは行かないように、落ちてもしばらく見つかりませんから」ということだった。

今帰仁城へ行く道から右にはずれ、115号線を渡って向こう側に入ると御嶽入り口があった。



その中腹の拝所へ行くのもけっこうな坂道だが、道がついているので迷うことはない。さらに上へ登る道には道しるべなのか安全用なのかロープが張ってある。ここは警告を守って戻る。

 

今帰仁城跡から、さくら並木を海を見ながら下っていく。





さくらを撮影していたらメモリーカードがフルになった。いくつか削除作業をしていると、クラクションが鳴った。

なんとスーさんだった。さくらを見ようと、いつもとは違う道で帰るところだったそうで、これは奇縁、しかもかなり久しぶりの再会になる。

わがままを言って〈natural cafe haru〉まで送ってもらう。


お店ではニクちゃんが働いていた。庭や窓から見下ろす海もきれいで、ソーキカレーもおいしくて、本を読んだりメモを書いたりして過ごす。

荷物を取りに結家に戻ったら、キッチンにオスカルと結ねぇがいた。場所は少し違うけど、無性に懐かしい時代の郷愁にとらわれる。あのころの時間がよみがえってくる。

夕日が沈んでいく。



結ねぇに車で与那嶺のバス停まで送ってもらい、バスでもとぶゲストハウスへ。

夜は中馬さん宅でこころちゃんの十三祝いにまぜてもらう。片岡さん夫妻、マギーさん&じゅんこさん、〈ちゃんやー〉の喜屋武さん、じゅんいちくん、たかにぃなど、知り合いの方々にも会えて有意義なひとときだった。