迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[沖縄、うりずん。]その175・泣いてくれるかな?

2008年05月31日 | 旅する。
5月31日

あんまりサプライズでもないけど、ケーキにろうそくを立てて、「オスカル、おすかるぇさまぁーっ」をやる。

クレープケーキふたつ(みかんと私が作ってめぇめぇに保管してもらった)に、クマンとハギーが作ったでっかいチョコバナナホットケーキ。

そして、本日できたての曲「オスカルの大冒険(仮)」を、マーくんに手伝ってもらって、お披露目の時間。

久々に人前でギターの弾き語り。緊張したぜ。

目標であった「オスカルの目に涙」を見事達成し、結ねぇとハイタッチで成功を祝う。みかんまでもらい泣きしていたらしい。

そして深夜に、私の携帯が一瞬だが水没した。


[沖縄、うりずん。]その174・ご馳走!

2008年05月31日 | 旅する。
5月31日

結家の食事会は、いつもご馳走が揃うんだが、今日はとくに豪勢だ。

なにしろ、ヘルパーおつかれさまパーティ、それも1月からずーーーっと今帰仁にいたオスカルが、もうすぐ内地に行っちゃうラストナイト(正確には3日まではいるんだが)でもある。

ちなみに、私はブルスケッタもどきを作った。

[沖縄、うりずん。]その173・「オスカルの大冒険(仮)」

2008年05月31日 | 旅する。
5月31日

結家の名ヘルパー、オスカルがついに5月最後の日を迎える。

そういうわけで、今日は大忙し。

本人に気づかれないように、「オスカルの大冒険(仮)」を作詞作曲する。

構想1ヶ月、制作1時間。

制作過程のカムフラージュに『「汗水節」のギターコードを採譜している』というダミーまで用意する。

さらに、みかん(というお客さんの名前ね)と共同でケーキを作る。クレープを重ねてミルフィーユに似せようと思ったのだが。とにもかくにも、みかんがメッセージを書いてくれて、めぇめぇ(えー、これもお客さんの名前ね)の個室に一時隠してもらう(キッチンに置いたらバレバレだし)。

こういうわけで、今日は大一番というか、仕事をしたというか、まあその、いやなに、ふうううーっ。

[沖縄、うりずん。]その171・ありがとうバナナ。

2008年05月29日 | 旅する。
5月29日

もとぶツアーから帰り、あまりに暑いのでシャワーを浴びる。

それでも暑いので、海に入る。ぬるい水につかっていると、まるで巨大な露天風呂にはいっている気分。潮も引いていて腰までの高さだから、ますます温泉気分。

傭兵さん(いや、ほんとは違うニックネームなんだけど)の車でマックスバリュに買い出し。今夜は刺身サラダにきゅうりとくずきりを合わせて涼しくいく。

今晩出ていくタマンとクマンとそれにハギーはギリギリまで結家の夕食につきあってくれ、みんなの名前を書いた「ありがとうバナナ」を作ってくれた。もったいなくて、食べられないよう(結局、食べたけど)。

夜のお見送りは、切なさが深く漂う。



[沖縄、うりずん。]その167・都会に惑う。

2008年05月28日 | 旅する。
5月28日

北谷へ! 都会だぞうっ!

オスカルの1日休みに、乗せてってもらう。地図ホルダーをオリオンビールの段ボールで作り、準備は万端(本当か?)。

観覧車があるし、クルマはきれいだし、バスにはたくさん乗客が乗っている。やっぱり都会だ。

ラーマーヤナ、地球雑貨屋、波布蛇箱、スターバックスとやんばるにはない店ばっかりで、テンションがあがる。

やんばるTシャツと三線Tシャツを買い、吹けないけどノーズフルート(鼻笛)を買う。

ネコハウスに寄って、タクジボスにいろいろ案内してもらう。今は屋上にカフェを建設中。七夕の7月7日にオープン予定なんだそうだ。

遊んで帰れば、結家では20人に大食卓。マーくんとセッションしたり、ハギーの誕生祝い(フライングなのは、タマンが今日までだから)をしたり、今夜も長い夜になりそうだ。



[沖縄、うりずん。]その166・三線担いだスナフキン、のはずなんだが。

2008年05月28日 | 旅する。
5月28日

ついに、オーダーしていた結Tシャツが完成した。思えば、いったい何週間前に注文したのだったか。色もサイズもテーマも決めたのに、
「東京行ったらわすれちゃった。何色だったっけ? まだ結家にいるよね?」
と、あきらめかけた頃だったが。

ついに昨晩、結ねぇがやる気を出して、あっという間に完成しちゃったのである。

ちなみに、オーダーは「三線を担いだスナフキン」だったのだが、「著作権の問題があるでしょう(真意:スナフキンってどんなキャラだっけ? わっかんないや)」と、つまりは私がモデルになったのであった。

あまりに似てて、恥ずかしい。

というわけで、明けた今朝、庭で撮影してみる。番長が後ろでにらんでいるのはご愛嬌ということで。

[沖縄、うりずん。]その165・チーム・アル、結家へ。

2008年05月27日 | 旅する。
5月27日

ついに東御廻り(あがりうまーい)を終え、任務完了。

車で回るから楽勝だぜ、っていうのは完全に甘かった。

任務の疲れをいやすべく、「エメラルド」にて特製ジャンボステーキに挑む。このボリュームで1550円、スープにサラダにライスかパンがつく(写真)。

全員が満足して一路結家へ。ライカム交差点と沖縄市を結ぶ道は、米軍基地内のゴルフ場にはさまれている。そこここのゲートにカートが置かれている。ゴルフ場にとっては、この道はコース内を横切る邪魔な道に過ぎない。

「沖縄に基地があるのではなく、基地の中に沖縄がある」というのは、比喩ではなく、現実そのものだった。米軍が土地をまず占有し、そのなかを縫っていくように沖縄の人々の生活が営まれている。

アル隊長は高速を飛ばして結家へ急ぐ。夕食には、やっぱり参加したい。

結局18時45分に着いた。私は時間がないのでサーモンとアボカドの和風あえなどという手抜き料理をひねり出すが、えてしてこういう時の料理の方が評判がいいのは、どういうわけだろう?

夕食後には、久しぶりに三線で数曲を歌う。なぜか、外国人旅行者は私をムービーで撮りたがる。たぶん、これで4回目か5回目じゃなかろうか。



[沖縄、うりずん。]その164・チーム・アル、任務続行。

2008年05月27日 | 旅する。
5月27日

知念グスク(8.ちねんぐすく)、知念大川(9.ちねんうっかー)をつづけて制覇、いやもとい拝礼。だんだん道がワイルドになってきて、サバイバルしているような気分。しかも私のサンダルはしょっちゅう鼻緒が取れるので、歩行効率が落ちてしまう。島ぞうりしかもってこないのが甘かったのか。

東御廻り(あがりうまーい)には入っていないが、垣花樋川(かきはなひーじゃー)に寄って、清流を浴びて和む。

南下して受水・走水(10.うきんじゅ・はいんじゅ)へ。いまも清水が湧いている。こうしてみると、泉、湧き水が霊地として崇められているのは、稲作の伝来と深く結びついているのがよくわかる。アマミキヨ自体、稲作の種子と技術をもたらしたとして崇拝されているのだろう、と思う。

ここで、昨日のリベンジで奥武島に行って天ぷらを買っておやつにする。はぐはぐ。

さあ、もう少しだ。

浜川御嶽(12.はまがーうたき)とヤハラヅカサ(11.やはらづかさ)を続けて拝む。このあたりは、海をのぞむ絶景の地(写真はヤハラヅカサ、満潮時には海に沈む霊地)。

アル隊長のガイドで名物カフェやビーチを教えてもらい、残るはついにふたつ。

玉城グスク(14.たまぐすくぐすく)に登り、最後に残ったミントングスク(13.みんとんぐすく)を探すがなかなか見つからない。

結局、個人宅の敷地内にあることが判明。

ふう。これで東御廻りは終了。お疲れさまでした。



[沖縄、うりずん。]その163・チーム・アル、東御廻り(あがりうまーい)に挑む。

2008年05月27日 | 旅する。
5月27日

東御廻り(あがりうまーい)というのは、首里から東方へと霊地を巡礼する神拝みの行事のことである。昔は歩いて回ったらしいが、いまは自動車ないしはバスツアーで回るのが普通らしい。

昨日の久高島につづき、チーム・アルは沖縄の深層文化に攻め入るわけだが。隊のメンバーは同じくアル隊長にクマン、タマン、私。そして今日はそのまま結家にチェックインするので、荷物も積み込む。

首里の園比屋武御嶽石門(1.すぬひゃんうたきいしもん)は、昨日すでにお参りしているので、与那原の御殿山(2.うどぅんやま)から巡礼をスタート。

つづいて親川(3.えーがー)にお参りし、ついでに綱引き資料館も見学。

場天御嶽(4.ばてんうたき)は水害で移転されたところ。拝み役はメンバー中、唯一の女性であるタマンにすべてお願い。いやはや、ありがとうございました(写真)。

佐敷グスク(5.さしきぐすく)にものぼって拝礼。

実はまだまだ歩くんだな、これが。番号が振ってあるように、14番まである。しかも、車で行けるところまで行って、そこからは徒歩で、たいていは山の上か山から下りた浜で、ピーカンの今日はしんどいことおびただしい。

テダ御川(6.てだうっかー)は、浜のそばに湧いた泉が聖地になっていて、実に美しいロケーションだった。そこまでひたすら急坂を降りて、お参りして、登り返して戻る。ぜいぜい。

全員汗みどろになったところで、斎場御嶽(7.せーふぁうたき)は、みんな行ったことあるし有料だし、ということで省略させていただき、知念岬公園にて休憩。「がんじゅう駅南城」という、よくわからないけど今後に期待したい施設の裏手には、久高島と斎場御嶽を両方写真に収められる撮影スポットがある。

そして東御廻りは後半戦に突入する。


[沖縄、うりずん。]その162・チーム・アル、食糧補給困難に陥る。

2008年05月26日 | 旅する。
5月26日

久高島から本島に戻り、奥武島仲本鮮魚店の天ぷらをめざすが、すでに閉店していた。

平和祈念公園向かいのドライブインのハンバーガーがおいしい! と向かうがシャッターが下りていた。

「南の楽園」はもうそばを止めてペンション専業になっていた。

ええい、と那覇まで来て峰好食堂の煮込み定食を目標にするが、定休日であえなく轟沈。

敵は手ごわい。食糧補給にことごとく失敗して、アル隊長は「もう、ビール飲もう! 今日は代行で帰る!」と決断する。

ヒトトキ家で郁さんに教えてもらった「かいしょうまる」をついに発見し、隊員一同ようやく夕食とビールにありつく。

みなさん、お疲れさまでした。

その後、アル隊長を見送り、私が隊長代行となって隊員たちを栄町市場のべんりやまで引率して餃子を食べる。

ユキエやちゃんみな(月光荘スタッフ)も来てくれて、今夜も那覇の夜は長い。

そのあと、コトブキでイチくんのギターでなんか歌ったような気がするが、もしかしたら夢かもしれない。なにしろ、あまりに幸せな気分の記憶しか残っていない。

[沖縄、うりずん。]その161・チーム・アル、ひたすら歩く。

2008年05月26日 | 旅する。
5月26日

久高島を歩き続ける。

ヤーグルガーにて御願。

クボーウタキは男子禁制なので、タマンに代表して御願してきてもらう。

ロマンスロードを回り、アル隊長お気に入りの浜に下りる。

そうこうするうちに、時間はどんどんと経っていった。

帰りのフェリーに間に合うか微妙になってきたので、最北端は諦めて港に戻る。