迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

旅支度その2。

2005年04月30日 | 旅する。
とりあえず、だいたい(いつも)持って行くもの。

コンパス(方位磁石):これはつねに携帯する。
マグライト:ライトはいつも何かを持って行く。とくにアジア方面では必須。停電に対応できるよう、これは平面にも置ける仕様になっている。
トラベルナイフ:ビクトリノックスのトラベルタイプ。昔は機内持ち込みできたんだな、これも。
三徳ナイフ:スプーン、フォーク、ナイフで三徳。さらに缶切りなんかの機能もある。しかし、ビクトリノックスのトラベルナイフと機能が重なるので、最近は持って行かないこともある。スプーンやフォークは軽い使い捨てタイプを何度も使用することで乗り切れるし。
メジャー:必須じゃないけど、持ってると面白い。ステーキの大きさを測ってメモするとか。

しかしまあ、どんな旅行してるんだか、アホかも。

厄日

2005年04月29日 | ただの日常。
その1。
撮影したデータをPowerBookに移そうとしたら、CFのカードリーダーを認識しない。
再起動してもダメ。
買っておいて、一度も使っていないベルキンのメディアリーダーを使ってiPodへのデータ移行を試みるが、これもダメ。
一瞬、認識してデータ移行をはじめたのだが、すぐに認識しなくなった。
たぶん、CFの接点不良かと思う。

でも、ウチのデジカメでは使えるので、USBケーブルを探し出してデジカメから接続して、ようやくデータ移行に成功。
ううむ。ますます、デジカメ買い換えの必要性が高まってきた。

その2。
コーヒーをいれようと、コーヒー豆をグラインダーで挽いた途端に異音がした。
なんと、中にブラシを入れたまま回していた。
豆は捨てないといけないし、ブラシはもちろんおしゃか。
このブラシは、グラインダーの掃除用。
ここにしまったのは自分。
なので、誰も責められない。

その3。
DVDを見ているうちに色調不良。
明らかに赤が不足。
全体に緑ないし黄色がかっている。
プレーヤーか、プロジェクターか、ケーブルか、接続か。

上映中に、赤い縞(緑の縞もあったかな?)が走っている。
ああ、どうしてこうなるのか?
試しに「パーフェクト・ストーム」をかけてみても同じ現象。
どうしようもなく、とりあえず休ませることに。

もう連休?

2005年04月28日 | ただの日常。
明日から連休らしい。
明後日からだと思っていた。

「グラン・ブルー」のポスターパネルを壁に掛ける。
壁の塗装がはがれてきたので、ボロ隠し。
このポスターはDVDのプレミアム版を買ったときの付録。
ところで、「グラン・ブルー」はもともと英語版だって知ってた?
つまり、ジャン・レノはじめみんな英語で台詞をしゃべっていて、
フランス語版は、あとで俳優本人による吹き替えなので、微妙に口元が違うのだ。


ガイドブックの功罪

2005年04月27日 | 旅する。
さすがに、旅行を前に少しあせってきたので、蔵書から本を当たっていく。
「蔵書」といっても、雑誌編集をしていたときに、会社で買ってあった「地球の歩き方」だったりする。
ちなみに、これは廃棄処分になるところをもらったもんです。やましいところはありまっせん。

ガイドブック、とくに「歩き方」はよく攻撃されるが、私に言わせれば、ガイドブックに頼る方が間違いである。
昔の「歩き方」は、両論併記、データと読者の感想を載せて、あとは勝手にやってくれ、という感じだったが、いまや守る立場になったのか、あとから何か文句つけられそうなところは最初から避けている。

ともあれ、ほぼ毎年更新するガイドブックのシリーズなんて世界でも珍しいであろう。
私には役に立たない高級ホテルやレストランやブランドショップの情報だらけだとしても。

まあ、旅行前に基本的情報は頭に入れておこう。
ビザが必要か、通貨単位と換算値、政治・宗教の情勢、主な観光地、混雑時期など。
トマスクックの時刻表は、パリに着いたら最新版を買うことにして、当面は去年の版でおおよその計画を立てる。

どーせ、私の旅は出たとこ勝負だし。

ベストセラーの謎

2005年04月26日 | 映画や音楽や舞台や本とか。
『ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く』読了。

いわゆる「コバンザメ」本になるんだろうが、このコバンザメの方が寄生されているベストセラーよりもレベルが高い、ってのが鍵。

著者のサイモン・コックスは、『ダ・ヴィンチ・コード』のネタ本を明らかにし、歴史的事実とフィクションを腑分けし、しかし、そこから先へは注意深く立ち入らない。
しかしだな、どうも老先生が出来の悪い(しかし人気はある)生徒をたしなめている気配は漂う。

最近の聖書考古学の成果はめざましく、私も「死海文書」関連をはじめ、いくつかの本をamazon.comのウイッシュリストに登録しているのだが、お金がなくて買えずにいる。卒業論文でパスカルを扱ったので、ジャンセニストの異端問題に関連してカタリ派を調べたこともある。一時期、美術全集の編集に携わっていたので、ルーヴルもレオナルドも知らない世界ではない。
だから、どーってことではないが。

実は、"Da Vinci Code"はバンコクでペーパーバックを発見して購入済みなのだが、いまだに捗らない。
というのも、表現があまりに稚拙であほらしくなってくるんである。
逆に言えば「わかりやすい」というか、「手垢のついた言い回し」というか。

何よりも、私にとって一番謎なのは、なんで"Da Vinci Code"がベストセラーになったか、である。
いや、きっとストーリーは面白いんだろうけどさ。
文章がひどくて読むに耐えない、って体験はペーパーバックでは初めてだったもんで。

旅支度その1。

2005年04月25日 | 旅する。
経験を積んで最小限になった洗面セット。
これで、入浴、ひげ剃り、洗濯をまかなう。
洗濯用の石けんもロープも今は省略している。
4週間以上の場合は、これに調髪ハサミが加わる。
ちなみにゴルフボールはバスタブに栓がないケースに備えて。
(けっこう、使う場面があるってのが侮れない)
あとはスポーツタオルを持って行くくらいかな。

脱線事故。
速報ではわからなかった被害の大きさが、時間の経過とともに染み渡っていく。
この感じは、10年前の阪神淡路大震災でも味わった、痛い記憶だ。

関西は学生時代を過ごした地でもあり、知人も多く住む。
また胸騒ぎがする。
とにかく、みんな無事でありますように。


デジカメ遍歴

2005年04月24日 | マッキントッシュな日々。
そろそろ、デジカメを買い替えないといけない。

というのは、2年前から思っていたのだ。
サハラに行ったときに、砂が入ったせいか、レンズカバーが閉まらなくなった。
以降、閉めるためには叩いたり、スイッチを入れ替えたり、コツを要するようになった。

私はずっとサンヨーを使っていて、いまの愛機はDSC-MZ1になる。
なぜサンヨーだったかといえば、起動が一番早かったからだが、このMZ-1は3倍ズームの分、起動が遅い。
しかも210万画素である。画素数だけで言えば携帯電話にも劣る。
電池も含めた重さは300gに近く、なんでこんなもん持ってるのか不思議になる。

しかしだ、こいつはよく働いてくれたのだ。
CCDが1/1.8と大きいので、画素数に比してクリアで精細な写真が撮れる。
グリップが安定するので、手ぶれが少ない。
色彩をヘンにいじらないので、素直な絵作りができる。

何より、2001年の夏から、私の旅行にゼンブつきあってくれた戦友である。
バリ島、シチリア、チューリヒ、冬のパリ、マルセイユ、そしてチュニジア、メコン川・・・。

ともあれ、どんなデジカメを買うか、ただいま検討中。

暖炉の炎

2005年04月23日 | ただの日常。
暖炉屋さんにお願いして、暖炉と煙突のメンテナンス。

煙突が高くてまっすぐなのはいいのだが、あまりにも高く、勾配が急なので、結局自力での煙突掃除をあきらめる。
ちなみに、プロは2段梯子の上にさらにシングル梯子をロープでつなげて登る。
真似できません。

この暖炉屋さんから、某有名高層ビルに暖炉を設置したときの裏話を聞く。
ふううん。
しかしなにしろ、家賃月額200万円超という世界のお話である。

メンテナンスが終わって、試験で薪を焚く。
別に寒いわけではないが、炎を見るのは、いや、炎を「世話する」のは楽しい。

DVD三昧。

2005年04月22日 | ただの日常。
実家の自分の家には、巨大なスクリーンがある。
(ちなみに、母の家と私の家は、玄関も台所も別だが、同じ建物ではある)

120インチ。
それに5.1chになるようにスピーカーを配置。
田舎の一軒家だから、低音を響かせても問題はない。
(実際に、外にどれだけ音が洩れるか、実験したが、知っていて近づけば聞こえる程度)

そういうわけで、「パットン大戦車軍団」をDVDで見る。
ジョージ・C.スコットがアカデミー賞主演男優賞を受賞拒否したので有名だが、実は脚本は若きフランシス・フォード・コッポラによる。

出発まであと28日。

2005年04月21日 | 旅する。
荷物をまとめて山形の実家へ行く準備。

23日に暖炉のメンテナンスがあり、そのまま連休中は滞在の予定。
旅行の準備というか、3か月不在にするので、その対策が主要な課題。

私の旅のともを、そのうち順次紹介していこうかとも思う。

とりあえずは、バンコクで買ったショルダーバッグ。
たすきがけにする利点は、
〔1〕盗難を防ぐため
〔2〕背中にザックを背負ったままで保持しやすい
〔3〕ポケットが前に来るので、地図、カメラやメモ帳などを取り出しやすい。

しかし、黒だと熱を吸収して熱い上に、買って3日目にファスナーの引き手が取れた。
まあ、190バーツの安物だし。


風邪でも仕事は止まらない。

2005年04月20日 | ただの日常。
風邪気味で、一日中横になっている。

メールチェックなんかは寝ながらでもできる。
ここでも無線LANを導入したのが、こういうときに役に立つ。

夜半、校正が佳境に。
メンバ-の赤入れを集約してもらい、それをテキストに反映してもらい、指定したデザインに仕上げてもらい。
つまりは、あんまり自分はやっていないのであった。
とにもかくにも、日付が変わって2時過ぎにすべてを確認して終了。
正確には責了。

ネット時代の校正は、打ち上げの喜びはないが、少なくとも連帯感はある。

ネットで仕事はラクか?

2005年04月19日 | ただの日常。
校正、プリントアウト、校正。

ネットでやりとりするにしても、校正はやっぱりプリントアウトしないと、読んだ気がしない。
しかも、表紙や目次をデザインしているわけだし。

しかしまあ、ネットにつながってプリンタがあればできてしまうのであった。

午後、スーパー銭湯へ。
タオルを持って行くのを忘れた。
でも、広い露天風呂とジャグージは気持ちよい。

歯医者と医者と薬屋

2005年04月18日 | ただの日常。
歯医者、医者、薬屋と次々に回る。

歯は、詰歯がはずれたため。
わざわざ昔通ったところへ行く。

医者はいつもの降圧剤をもらうため。
来月から3か月旅行なので、今日60日分、来月に60日分を出してもらうことに。

旧知の薬屋で、薬を手配してもらう。

散歩していたら、飲みやの店長になったと噂のO君と目が合ってしまう。
アジで一杯。
テレビではライブドアとフジテレビが手打ち。

薬ができた、との着信あり、もらいに行ってなじみの店でもう一杯。

無限螺旋階段

2005年04月17日 | 映画や音楽や舞台や本とか。
めったにないことだが、仕事に埋もれるような日々を送っていると、自分がなぜここにいるかを考える。

アイリッシュ・ミュージックをなぜ好きになったのか、理由はいまだにわからないが、好きになった瞬間はよく覚えている。
ダブリンのパブでトラッドを聞いていた時だ。
すさまじい浮遊感のまま、身体がもちあがって、そのまま螺旋を描いて上昇していった。

気づいた時には、大粒の涙をこぼしながら空になったギネスのジョッキを抱えていた。

自分の中にあるとは思っていなかった、例えばひとが魂と呼ぶ、奥底に眠っていた感情の塊を激しく揺さぶられ、わしづかみにされたまま、持っていかれたような。

東横線はもうそろそろ終電のようだ。

この続きは、また後日に。

旅の代償

2005年04月16日 | 旅する。
と、ここで気がついたが、旅に出たらワールドカップ予選の最中ではないか。
たぶん、テレビでも見られないので、念力で日本の出場を祈願するしかないか。

ちなみに、今回はサッカーを見る予定はありません。
現地で、都合がつくかもしれないけど、目標とはしません。

それに、ライブとかイベントとか、ご案内をいただいているものもあるのですが、
残念ですが行けません。
その他、ご迷惑をおかけすることも多々あるかと思います。

わがままで、すみません。

この場であらかじめお詫び申し上げます。
(平身低頭)