迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

戦いすんで 日が暮れて

2007年07月15日 | フットボール・クレイジー。
7月15日

等々力陸上競技場を出る。

頭のなかで、高校時代に覚えさせられた唄がぐるぐる回っている。

私が卒業した高校はかつて藩校だったせいか、いろいろヘンなエピソードがあるのだが、そのひとつに入学した途端に大量の応援歌を覚えさせられるというのがある。

で、そのなかには「惜敗のうた」という試合に負けたときに歌う唄まであった。しかも、いまだに歌詞を覚えている。

♪惜日 いつか 地に落ちて
♪戦いの庭 薄暮れぬ

で始まり、次のように終わる。

♪栄耀の夢 跡消えて
♪ただ舞う 風の 名残りのみ

そんなこんなで無闇に歩いていたら、武蔵小杉の駅に着くはずが新丸子の駅に着いてしまった。

そして今日も日が暮れる。


勝てた……。

2007年07月15日 | フットボール・クレイジー。
7月15日

等々力陸上競技場

試合終了。

アメリカが3QにFGを決めて追いつき、10-10の同点。

風上の4Qに日本は両サイドのレシーバーをクロスさせるパターンでタッチダウン、17-10と再びリード。

しかし、アメリカも26番のパワースイープをキープレーにしてタッチダウン、同点。

そのまま4Q終了して延長タイブレークに突入。

初回、アメリカはQBサックをくらい、結局FG。日本もゴール前に迫ったがアメリカ必死のタックルにFGで20-20。

2回目のタイブレークで日本はFGトライがわずかにそれて失敗。アメリカはランで進み、ついにFG成功。20-23でアメリカ勝利。

アメリカ選手たちは歓喜のダイブ。

日本、勝てた。3連覇は手のひらに載っていたのに。

それでもなお、アメリカ相手にタイブレークにまで持ち込んだのだから、胸を張って帰ろう。



勝てる。

2007年07月15日 | フットボール・クレイジー。
7月15日

等々力陸上競技場

前半終了。10-7で日本がアメリカをリード。

日本は最初のプレーでQB高田のパスをインターセプトされてゴール前で攻撃権を明け渡すピンチ。粘ったものの、結局タッチダウンを許し0-7。

その後、1Q後半からのドライブが進み、ゴール前に迫る。タイトないかにもパワープレーで中央突破に見せかけて、92へのタッチダウンパスが決まって7-7の同点に追いつく。

さらにファンブルリカバーから49ヤードのFGを決めて10-7と逆転。



台風4号。

2007年07月15日 | フットボール・クレイジー。
7月15日

本日、決勝は台風接近にもかかわらず、予定通り決行。

そういうわけで、私もこれから出陣。

ついに実現した、「ナショナルチーム」による日米対決。

個人的予想はロースコア勝負。日本オフェンスがどんな策を用意してくるかが鍵。奇策を用いるなら前半に早い段階のはず。日本のディフェンスは、LBの速い集散ができれば十分に対抗できる。勝負の分かれ目はキッキングゲームか。あるいはサードダウンでのパントとか、ダブルリバースなんかが見られるかもしれない。

いずれにせよ、世間が思う程、今回の日米チームに力の差はないとみた。

本気。

2007年07月10日 | フットボール・クレイジー。
7月10日

韓国対アメリカは77ー0でアメリカ勝利。

圧倒的点差にもかかわらず、アメリカは基本に忠実に、慎重な試合運びで完勝。

キッキングゲームでは、キックもカバーも完璧、リターンではいくつもタッチダウン。

パスはショートパス中心に無理をせず、ランはシンプルなアサインメントでフィジカルな優位性を利してつけいる隙を与えず。

後半にはキックはゴロキックでリターンを警戒し、最後はニーダウンでしめくくった。

初参戦のアメリカの怖さは、その点差ではなくて、その試合運びにみられる「本気」さだ。

相手の力量にかかわらず、まったく油断をせず、力を抜かずに、静かにしかし決意を秘めて戦っている。

しかし、かといって勝てないわけではない。

(詳しくは後日....って、書く時間はあるのか?)


キックオフ!

2007年07月07日 | フットボール・クレイジー。
7月7日

武蔵丸のコイントスで幸先よく日本が勝って、前半のレシーブを選択。

いきなり結構リターンして期待した最初のシリーズは全然進めずパント。しかしこのパントが絶妙でフランスを自陣1ヤードからの攻撃に追い込む。するとパスに出たフランスのQBをエンドゾーンでサックしていきなりセーフティーで2点獲得。

次の攻撃シリーズからは日本の一方的ペースで、あれよあれよと前半で24-0のスコアになってしまった。

とにかく、日本のディフェンスラインがフランスのオフェンスの前に立ちはだかって、まるで壁。フランスはほとんど進めず、エンドゾーンからのパントではあえて勝負せずにボールデッドにしてセーフティーを献上するほど。

後半にQBを若手に代えてからはフランスも進み出したが、肝心のゴール前でファンブルしたり(しかもリカバーされた)、ツキにも恵まれず、試合終了直前にはまたまたファンブルをリカバーされて日本がトドメのタッチダウン。

終わってみれば48-0で日本が緒戦を圧勝。第4Qには観客のうちかなりの人々がフランスの反撃を応援していたのではないだろうか。

私の率直な感想は「フランスが気の毒」だったし。

ただし、フットボールはモメンタムのスポーツでもあり、神様のさじ加減次第で勢いがどっちに転ぶかはわからない。

日本の第2戦は12日、相手はスウェーデン。それに勝てば3大会連続の決勝進出が決まる。

(文中によくわからないカタカナが溢れているかとは思いますが、書いている本人が舞い上がって専門用語を注釈なしで突っ走っているもので、笑って許してやってください。)



もうひとつのワールドカップ

2007年07月07日 | フットボール・クレイジー。
7月7日

今年はラグビーのワールドカップがある年なんだが、実は日本で今日からワールドカップが開催されるのである。

それも第1回1999年、第2回2003年と日本が連続して優勝している。

知ってた?

アメリカンフットボール世界選手権川崎大会。

そういうわけで、私がこれを見逃すわけがないのであった。

最近はサッカーに浮気しているが、もともとは30年来のスジガネ入りフットボールクレイジーなんだな、古い友だちはよく知っていると思うけど。
さて、それでは等々力陸上競技場へ!



CD-沖縄

2007年07月04日 | 旅する。
7月某日

というわけで、最後は沖縄。

三線の練習のために、やってみたい曲をできれば好きな人の歌や演奏で聴きたい、と思うので、コレクションは遅々として進まない。

そういう意味では、よなは徹の「かぎやで風」とか、大工哲広の「トゥバラーマ」が今回の収穫かもしれない。

まだまだ欲しいCDはたくさんあるのだが、現地でもなかなか見つからなかったり、予算が足りなかったり。あるいは、探すことそのものが好きなのかもしれない。

CD-台湾

2007年07月03日 | 旅する。
7月某日

そういうわけで(どういうわけだ?)、今回は台湾で買ったCDです。

いつもなら、もっと買うような気がするのだが、なにしろJ-popがあまりに氾濫していて、区別がつかない。(いやなに、きっと私がJ-popにうといのでしょう)

しかも中国語圏はアジア各地にマーケットも「産地」もあるわけで、香港、シンガポール、さらにマレーシアやタイやインドネシアでも華人ミュージシャンは大勢いるわけで、そのなかで台湾のアーティストと特定するのにまずは一苦労。

しかし、「ほうこれがいま台湾で人気なのか」とわかっても、いずれも既成のアーティストの模倣としか見えない。というか、「あれは○○のコピーかな?」という模倣元の○○がわかりやすい。まあ、ある意味日本でも似たような状況はあるし、盗作でない限りは批判するつもりもないのではあるが、少なくとも買う気は失せる。

ってわけで、とりあえずランキング上位の歌手のものを1点、買ってみる。DVD付きだったし。

残り2枚は「原住民文化ショップ」みたいなところで買った。いずれも2枚組。ここは多連CDチェンジャーがあって、試聴できたので、気に入ったものを2点購入。

さて、ではライナーノーツの解読にとりかかってみるかの。



CD-奄美

2007年07月02日 | 旅する。
7月某日

今回の旅行で入手したCDを戯れに並べてみた。けっこう多いので、まずは奄美諸島から。

上段の3枚はすべて、元ちとせ。左端は奄美民謡、中央はインディーズで出したもの。いずれも「ワダツミの木」のヒット以前のアルバム。高校生のころ、級友に「ちとせの歌は、怖い」と言われたという話があるが、すでにそういう「凄み」というか、いわくいいがたい「魔物」の気配が濃厚に漂っている。

全部解説するときりがないので、もうひとつだけ。下段中央のマリカミズキのアルバムは、バリ島で、現地のジョゲッ・ブンブンの楽団と録音したもの。私がかつて習った(そういうことはどーでもいいのだが)ティンクリックの音色と独特のうねるリズムが奄美民謡とセッションするという珍しい(と思う)アルバム。

冷やしラーメン

2007年07月01日 | 食べる。
7月1日

映画の日なので、映画を見に行く。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」と「ダイ・ハード4.0」。

どこでも1000円なので、選択ミスを覚悟で人気の映画を見に行くことが多い毎月1日。

ジョニー・デップは大好きなんだが、この映画はやっぱり見て失敗だったと思う。多くは言わないけど。

それに比べてブルース・ウィリスという俳優自体に思い入れはないのだが、映画はどーも私のツボを突かれた気がする。

昔から、しつこく追いかける孤独なヒーローが好きなんだな、きっと。「フレンチ・コネクション」のジーン・ハックマン、「レイダース/失われたアーク」のハリソン・フォード、などなど。

映画の合間に、米沢ラーメンの冷やしラーメンを食べる。冷やし中華ではない。スープごと、冷たく澄んでいるんである。最近は「氷結系」なんてもんがあるらしいが、奇を衒わずに、ラーメンスープをいかに白い脂を浮かせずに清くおいしく冷たくできるかが冷やしラーメンの神髄である。ちなみに、本家はたしか山形市付近だったと思う(ちょっとあやふや)。