迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

【沖縄2011秋】018・いろんな再会。

2011年09月30日 | 旅する。

930日 金曜日 那覇

朝食には昨日買った〈パン・ド・カイト〉のカレーパンとラムケーキをいただく。

聞き覚えのある声がする。あの伊良部島でレンタカー事故の際に活躍した「通りすがりの前田」くんに再会する。

 

那覇空港でまぁ12Rに会う。これから結家に行くそうなので、空港4階の回転寿司〈海来〉にて一緒にランチ。沖縄で寿司、しかも空港で寿司ってアリ? という意外性狙いだが、ここはなかなかおすすめ。しかし、体調が思わしくなく、食欲がない。

帰途、PBCりうぼうで本を買い、昼の〈MOONBOW〉でチャイを飲む。

月光荘に戻ったら見覚えのあるコがチェックイン、たしか2カ月前に結家でヘルパーをしていたみさえちゃんではないかい? ということで再会を叙す。 

〈コトブキ〉でポン酢麺グレートに例のパスでチャーシュー(B品)を足してもらう。
パレットくもじ9階のシネマパレットに出かけて《ツリーオブライフ》を見る。

映像叙事詩というか、ストーリーの断片のような抽象的映像が流れていく。キーワードを羅列すれば水、宇宙、いのち、母体、神への問いかけ(不在が前提)などなど。
アメリカが最も幸せだった、と思われている1950年代の精神的内面をえぐった挽歌と解釈すればいいのだろうか? 死の影、ラプトルに頭を抑えられる子ども恐竜は家族を支配する父を象徴するんだろうが、それはわかりやす過ぎる。
端的には壮大な実験作品かもしれんが、さまざまな映像実験を経て来た21世紀ではコケおどしにしか見えなくもない。

月光荘では久しぶりにシーサーさんと島酒を3杯、〈つきのわ〉でウーゾ、ウィスキー。珍しくシーサーさんから三線で具体的にポイントを指摘してもらえた。


【沖縄2011秋】017・開店おめでとう。

2011年09月29日 | 旅する。

929日 木曜日 今帰仁→那覇

朝食にカレーを温めてトーストにのせ、島ネギ入りオムレツ、ニンジン炒めを焼き肉タレで仕上げる。

せっかくなので今帰仁城へ行き、今帰仁歴史文化センターにも寄ってみる。

今帰仁の駅そーれからおっぱソフトのスタンドがなくなっていた。

ワルミ大橋を渡り、古宇利大橋、〈フクルビ〉へ。さっちゃんは「無意識でも走れる」くらい、このへんの道に習熟したそうだ。素晴らしい。

久しぶりによもぎそば。ボロ、りえちゃん、親方らにも会えた。

一周道路からトケイ浜へ、ハート形の穴が開いた岩や、王と女王の岩(写真。私にはそう見えるんだけど)にご案内する。

〈パン・ド・カイト〉でおいしいパンを仕入れ、道の駅許田でおっぱソフトを味わい、北中城のカフェ〈スバコ。〉にて茂やん、小春ちゃんに遅まきながら開店のお祝いを申し述べる。

センスがありながらやり過ぎていない、50年代風のシンプルな落ち着く感じの店で、ランチはパスタ他、軟骨ソーキのココナッツカレーとかあるそうだ。長い助走期間から念願のカフェ開店、おめでとうございます。

坂を下りると空、海、街が広がり、虹の足が残っていた。

 

月光荘にもどると、猥雑な現実に引き戻される。

さっちゃんに「お風呂に行こう」と誘われて〈湯処さしきの湯〉へ向かう。800円で夜景の展望風呂、ジェット噴流、薬湯、打たせ湯が楽しめる。沖縄に大浴場は少ないので、なかなか幸せな気分になる。

 

そのまま〈旺来〉へクルマを飛ばして台湾料理をいただく。鶏からあげ、ルーロー飯、切り干し大根入り卵焼き、オイスターソース炒め丼、オリオンビール、ジョッキで泡盛。

〈つきのわ〉ではゆうきがバーテンダーで、ウイスキーを飲み、〈MOONBOW〉ではペルノーを飲み、最後にはあまりに眠くて記憶がない。


【沖縄2011秋】016・突然、北へ。

2011年09月28日 | 旅する。

928日 水曜日 那覇→今帰仁

ゆきみが慌てて宮古島へ出発して行った。

さっちゃんが来て「結家に行く?」と聞かれた。

レンタカー借りてみんなで1泊旅行に行くというので、急遽のっかる。すぐに支度して結家に手配する。計5名で出発、名護の〈サボテンタコス〉でランチ。タコス×2、エンチラーダ×2、ブリトー×1、からあげ×1を頼んで5人で2900円、満足。

ひんぷんガジュマル経由でオリオンビール工場へ、見学してできたての生ビールを2杯いただき、名護市場、ファーマーズマーケット、マックスバリュに寄って今晩の食材を調達する。

結家での各自持ち寄りの夕食に、5人分プラスαを作ることに。私は昔ながらのカレーと、ネパール風ナスとオクラのカレーの2品に、やんばる島豚のネギ塩タレ漬け焼き、オニオンスライスで計4品。さっちゃんはオクラと長芋を小鉢に仕立て、おかちゃんはアスパラガスでひと品、これで6品。

料理している間に、アリに噛まれた。これがとてつもなく痛い。毒があるのかと思ったが、毒はなく数時間で痛みはひくそうだが、それにしてもなぜ私だけ?

キッチンから夕焼け空を眺める。

愛知県から、西原町から、岐阜県から、いろんな人がやってきている。古い友人では酔いどれアッキーとか、タクジボスに会えた。夜のテラスや砂浜で飲んだり、語り合ったり。

夜半、あやちゃんが「寒い」というのでしょうがを効かせたチャイを作り、毛布を工面する。


【沖縄2011秋】015・伊良部島で最後に泳ぐ。

2011年09月27日 | 旅する。

927日 火曜日 伊良部島→宮古島→那覇

チーズonリッツを作って、テーブルに出す。残すよりはみんなに食べてもらおう。文さんからコーヒーをもらい、雷太氏からはりんごをもらう。わらしべ長者の変形パターンか。

龍ちゃんのツアーに参加。漁港に着いたら、「漁師がいない」。船を出してくれる手はずなんだが、どうやらウチナータイムのようである。

しばらくしたら、トラクターに犬をのせて漁師がやってきた。なかなかの役者とみた。

今日は滅多に行けない35ポイントからアウトリーフに出られるかもしれない。海が凪ぎなら、だが。

 

最初のポイントでまずシュノーケリング。

下地島ではジャンボ機がタッチ&ゴーしている、その真下でもぐる。

次のポイントでは釣り、またはシュノーケリング。龍ちゃんが潜って魚群を見つけてから釣るのだから、釣れないはずはないのだが、釣れない。代わりに便乗したか地元のおじさんたちが同じポイントで入れ食い状態。

アウトリーフには今回も行けず。

昼、きゅうやさんを港で見送る。荷作りして昼寝して、帰る時間になった。

タナに港まで送ってもらう。雷太さん、文さん、もんちゃん、ゆうきにぃにぃ、源さん、居合わせたゲストの人たちに見送られる。

15時30分、出港。

タナ、源さん、もんちゃんが飛び込んだ。

「ありがとう!」
「バイバイ!」
「仕事しろよ!」

宮古島でまえちゃんと別れる。まえちゃんは来間島のハイビスカスに、私は那覇の月光荘へ。

 

空港で宮古そばを食べてスカイマークで那覇へ。18:35着陸。月光荘で鍋の夕食。

 

【沖縄2011秋】014・珊瑚、グルクン、交通事故。

2011年09月26日 | 旅する。

926日 月曜日 伊良部島

朝、シャワーを出たところで派手に転んだ。そして、洗濯に洗濯を重ねて着るものがなくなり、ラッシュガードと海パンになる。これが変に見えないのが離島のいいところかも。

ちかこさんが原付で白鳥崎の入江ポイントへ行ったそうで、ゆうきにぃにぃが率先してきゅうやさん、まえちゃんと追いかけて、シュノーケリングをする。

 

港へ見送りに行く。

ゆうきにぃにぃが飛ばしてくれてぎりぎりで間に合ったが、あらえファミリーはすでに船室内に入っていて、飛び込みできず。

アギャーで昼食、私はソーキ汁定食、1100円。他の面々はそれぞれミーバイ煮付け、イカスミ汁、ハラガー、宮古牛汁、カツ丼と。

港にアギャー漁の船が帰っていた。源さんが船に満杯になったグルクンを見せてくれた。

龍ちゃんツアーで明日船を出すという。のっかる。「明日930分びらふやーピックアップで」。

びらふやーに戻る途中、通称イグアナ岩からウミガメのいる珊瑚礁を見下ろす。

 

きゅうやさんとシュノーケルに行くことになり、軽トラックを借りる。中の島すぐ南、池や洞窟が多いポイントだが、道は途中からやぶこぎになり、トゲトゲで指を痛める。洞門をくぐり、荒波押し寄せる入江から入る野趣あふれるアプローチから海へ。

 

地形が面白い。ダイバーたちのツアーは洞窟を通り抜けて行く。

びらふやーに戻ったら、機材を洗う間もなく、にぃにぃの車であおちゃんの見送りへ。急いだので、財布も携帯もカメラも持たずに乗ったのだが、実はそれからが長かった。

港での見送では源さん、雷太(ふんどし)、タナ、まえちゃんが飛び込んだ。その後、にぃにぃがクルマでツアーに連れていってくれた。牧山展望台ではサシバが922日から来ているそうだ。さらに来間大橋も池間大橋も建設中の伊良部大橋も下地空港も見える伊良部島最高地点へ。

まるで北海道の草原のような原っぱでは、まえちゃんのジャンプ写真を演出する。

渡口の浜には高波が寄せていて、サーファーらが台風の高波目当てで来ていた。

 

そして交差点で事故に遭遇する。レンタカーとトラクターが出会い頭にぶつかったのだが、トラクターのおじいは「大丈夫?」とレンタカーのドライバーに怪我がないことを確認すると畑へ行ってしまった。

狼狽するレンタカーのドライバーは韓国からの留学生パクさんで、宮古島の民宿でクルマを借りたそうだ。ここでまえちゃんが「通りすがりの前田ですが」と代わりに宿に電話して事情を説明する。事故現場ではおばさんがサーターアンダギーを差し入れてくれた。「お祝いの余りだから食べて」。

そこに、 巨大なガーラ(ロウニンアジ)を釣り上げた人が帰ってきて、24kgを解体する。なりゆきで、刺身をご馳走になる。

歩いてすぐの駐在所から警官が事故検分にやってきた。事故の当事者であるトラクターのおじいにも状況を聞かないといけないが、小さな島でみんな知り合いなので「もうすぐ戻ってくるさ」と言っていたら、ちょうど帰ってきた。

刺身を食べながら事故処理を眺める。かなり奇妙な状況だが、島の人たちは動じない。当事者のパクさんを心配させず、動揺させないように、本人をわずらわせることなく、事はすすんでいく。

結局、国際免許証を本省で確認するために時間がかかるそうで、パクさんは宮古島に戻る船に間に合わず、伊良部島宿泊が決定したが、民宿経営者の親戚に連絡がついて伊良部島で泊る手配がもうできていた。離島のネットワークは素晴らしい。

きれいな夕焼けが空を覆う。こういう時に限ってカメラを持っていない。心のシャッターを押すがメモリーがなくなりそうだ。

ビール、刺身をごちそうになった上に、「煮付けにしてね」とアラを大量にもらう。いいのかな。とりあえず19時過ぎに辞去してびらふやーへ。流れでパクさんもびらふやーで夕食会に参加することになる。

 

今晩の夕食はスペシャルで、ピザに豆乳クリームパスタなど、源さんからはマグロ刺身が差し入れられた。

三線で歌うことになり、数曲やってからスーさんと「あの歌」を三線とギターでセッションする。雷太ジェンベも加わり、非常に盛り上がる。

今夜も星がきれいだ。


【沖縄2011秋】013・大龍門へ。

2011年09月25日 | 旅する。

925日 日曜日 伊良部島

朝食はソーミンチャンプルー。要するに毎朝ラーメンかそうめんなんですが。これにキムチと海苔があれば、生きていける気がする。

三線を練習する。

橋から飛び込む、という部隊が出発する。あっちゃんとなるみちゃんは地元の川で飛び込み慣れしているらしい。見送る。

ギターを弾く。ハンモックに寝る。

有名なあめくのおばぁが自分のお客さんを連れて来て、びらふやーを解説している。沖縄のおばぁはみんな元気だが、このおばぁはたぶん最上級。

昼食はスタッフまかないのはずの塩鮭定食が浮いてしまったのをいただく(400円)、青菜付き。私は自分のキムチを供出してみんなで食べる。

そして龍ちゃんにピックアップしてもらい、いよいよ大龍門ツアーへ出発する。

海亀が見える丘に寄り、フナウサギバンタ西北の階段道からアプローチする。大龍門は天候、潮位など条件がいいときに、いいメンバーが揃わないとなかなか行けないのだ。

まずは海岸線からリーフまでのあいだを泳いで行く。途中に休憩2回をはさみ、約1時間で大龍門に到着。

挨拶と祈願をして、上陸。

不発弾が錆び付いている。巨大なドーム、そそり立つ門、まさに龍の住処だ。

帰りはアウトリーフを泳ぐ。ウミガメがいた。

最後は強い波に岸に打ちつけられるようにして上がる。なんとか天気ももったし、念願もかなったし、実にいい日だ。

びらふやーに戻ったら新しいゲストが。まえちゃんは月光荘、結家経由という。なんだか他人の気がしない。ちかこさん、タナ、きゅうやさんらは見送りで飛び込むので着替えもせずに港へ行く、という。なぜかまえちゃんも海に入る支度をしている。

まず、びらふやーであっちゃん、なるみちゃんを見送る。いちおうサプライズなので(もちろんばれているんだが)、その後を別のクルマで追いかける。

1730分の船にあっちゃんとなるみちゃんが乗る。

飛び込み名人だったあっちゃんのために、きゅうやさん、タナ、源さん、ちかこさん、まえちゃんと5人も飛び込む。

船からは「ありがとう~!」という声が返ってきた。

びらふやーに帰ったら、ゆうきにぃにぃが港で買ったシャコ貝をさばいてくれていた。屋上で夕焼けを見る。仲良くジェンベを叩くカップル。 子どもと犬と夕日と。

そのまま屋上飲み会になった。

タナが照明やら食器を準備、ついに憧れの屋上夕食会だ。けっこうびらふやーには来ているつもりだが、屋上で夕食を食べるのは初めてなんである。

カツオのたたき、ハンダマ(パルダマ)とえのき、文さんのママレシピの大豆昆布(水に漬けて素揚げしてタレに浸す)。さらに差し入れのシャコ貝刺身やらカツ丼やら。

「夢は見続ければかなう」。つまり大龍門にも行けたし、屋上での夕食も体験できたし。

オトーリした後に、ゆうきにぃにぃの指示で三線を弾いてカチャーシー。「チョンチョンキジムナー」「豊年音頭」、さらに「日曜日よりの使者」を三線で、ギターで「青空」をやる。

 


【沖縄2011秋】012・海と刺身と夕日と。

2011年09月24日 | 旅する。

924日 土曜日 伊良部島

今日の朝食はラーメンにキムチとネギ。キッチンでみんなの分も洗いものをしていたら、蚊に4箇所も刺された。

 

軽トラックをもんちゃんが運転してくれて、中の島へ。ベジータ、きゅうやさん、あおちゃんも一緒だ。

 

リーフまで行ってみるが、干潮で泳ぎにくい。

11時ころ、びらふやーに戻る。

軽トラックにみんな乗って〈丸吉〉へ。バナナ、さとちゃん、あおちゃん、ベジータ、きゅうやさんと。バナナのナビが間違いだらけでわざわざ遠回りした上にわざわざ警察の前を2回も通る。しかも〈丸吉〉は満席で待っている人が多数のため、協議の末にバナナ決断で〈入江〉へ行くことになったが、また道を間違える。

船の時間があるので、早くできそうなものを頼む一同だったが、刺身定食が素早く出てしかも豪華な感じだったのに、いかにも早そうなソーミンチャンプルーが遅かった。おいしかったんだけど。

バナナ、さとちゃんが帰る時間になり、見送りともどもみんなで港へ向かう。途中でランチ中のゆうきにぃにぃたちや、原付に乗った赤い人(源さん)を発見する。たぶんサプライズで見送りに来るつもりなんだろうが、もはやバレバレである。

1430分に港に着いたら、船に警笛を鳴らされた。彼女たちが乗るのは1440分発のフェリーの予定だったんだが、警笛にあせったらしく、ふたりは1430分発スーパーはやてに乗船してしまった。

見送る側は急いで海に飛び込む。ベジータ、タナ、源さんが次々に海の中へ。予定より10分も早いから、みんな大変である。ゆうきにぃにぃはクルマで埠頭まで船を追いかけて、その先から飛び込んだ。

また新しいゲストがやってきて、ゆうきにぃにぃら一行が帰還し、日が暮れていく。

 

夕食は雷太カレー。

龍ちゃんがテングハギの刺身を手みやげに来てくれた。明日、念願の大龍門ツアーをやってくれることになった。13時ピックアップ、1時間海岸線を泳いで大龍門に入り、帰りはアウトリーフを1時間泳いで帰ってくる。あっちゃん、きゅうやさん、タナも参加、他ちかこさん、白井さんが加わるそうだ。

夜、ゆうきにぃにぃが「星を見に行くぞ!」と白鳥崎に全員で行く。クルマ2台で白鳥崎近くのポイントで星空を見る。車座に寝ころがっていたら、ベジータがいびきをかいていた。

 


【沖縄2011秋】011・穴場ツアー。

2011年09月23日 | 旅する。

923日 金曜日(祝日、秋分の日) 伊良部島

朝食に奄美の油そうめん(少しつゆが多めのソーミンチャンプルーのような)を作り、キムチ、海苔、ネギをのせる。

ゆうきにぃにぃは仕事のツアーがキャンセルになってしまい、バナナ、あおちゃん、さとちゃんの女子3名とあわせて、どこかに連れていってくれることになる。

まずは伊良部島唯一のコンビニ、ファミリーマートへ。そのあと、タッチ&ゴーを見に行く。北風なので下地島空港南側へ回ると、ちょうどプロペラ機のボンバルディアが着陸するところだった。

飛行機の離着陸の方向が変わったので、急いで北側へ。海から下りてくるタッチ&ゴーを真下で見る。ここで龍ちゃんツアーと遭遇する。

お昼は〈ソラニワ〉で、マグロステーキ丼、カツオ塩辛とうりずんのパスタ、島豚のスペアリブと揚げ野菜の定食などをを頼んで少しずつシェアすることに。

ヌドゥクビアブは神聖なパワースポット、ここで祈願をする。空に伸びるガジュマルの気根、旧日本軍野営跡、鍾乳石を見ていくと、長い歴史と「サンゴ礁に守られた島」であることを感じる。

ゆうきにぃにぃの秘密の場所、伊良部大橋を見下ろす草原でバナナやさとちゃんが走ってみる。

イメージは昭和の青春ドラマらしい。

佐良浜港にそろろアギャー船が帰ってくるんじゃないか? と港へ行けばマグロが水揚げされていた。

ここでもまた龍ちゃんツアーと遭遇する。ちょうどあっちゃんがダイビングを終えたところで、合流する。

しかし、アギャー船が帰ってこない。どうやら母船のエンジン故障で遅れているらしい。

びらふやーに戻り、仕切り直しにみんなで海へ行く。女子3名、男子3名、軽トラックで35エンドへ。沖へ泳ぎ、リーフをこえてアウトリーフにもぐる。あっちゃんとバディをくむ。

濡れたまま道路に横たわると、人の形の跡がついて、バナナに合掌してもらった。

港へ見送りに行く。みやもー夫妻、鄭さん、まりちゃん夫妻が帰っていく。あっちゃん、ベジータが海に飛び込む。

「風邪ひかないでねー」と、心配されていた。

びらふやーではまた新しいゲスト、熊本県から女子3人がやってきた。

さて、今晩は念願の〈琉宮〉でディナーである。三種盛り(自家製カラスミとニンジンもどき、サザエのガーリックバター焼き、シーラのハラガー唐揚げ)に始まり、宮古牛のにぎりが最高にうまい。

途中からあっちゃんの彼女、なるみちゃんが合流して、

島タコのガーリックバター炒め
アグー豚と空心菜
カラスミのパスタ
イカスミのパスタ
アクアパッツァ
アグー豚のしょうが焼き
ガパオ

あっちゃんのために宮古牛のにぎりをもう一度、RICOのジェラートなど、など。

相変わらず〈琉宮〉は素晴らしい。ここで食べるためだけに伊良部島にまた来たい、と思う。

びらふやーも宴会で盛り上がっていて、きゅうさんの夜光杯を愛でたり、iPadでレーシングゲームにトライしたり、私はまたスーさんとセッションし、あらえパパがジェンベで入ってくれたり、熊本県の女子3名が非常にノリがよくて少女時代をやってくれたり、最後にはほぼ全員で浜のみ。

そんな賑やかな夜の最後に、ひとりで畑へ星を見に行く。

 


【沖縄2011秋】010・シュノーケリングとクルージング。

2011年09月22日 | 旅する。

922日 木曜日 伊良部島 

朝食にラーメン、ネギ、キムチ、海苔のせ。

宮古食堂のカツ丼の話になったので、iPadで写真を見せる。ついでにバナナ、さとちゃんらに沖縄関係の写真を見てもらう。

お昼はソーミンチャンプルー作る。やはり具にはネギ、キムチ、海苔など。

午後、空が晴れてきた。

自転車を借り外を走る。かごには海道具を突っ込んで。

佐和田の浜から下地島の空港を回る。あっちゃんから電話があり、「中の島で」待ち合わせ。

 中の島であっちゃんとシュノーケリング、2本。

 

渡口の浜を回ってびらふやーに戻り、機材は水洗いしたがシャワーは省略。沖縄はこれでいいのだ。

天願商店でウワサのオムソバを頼む。今晩はスターライトクルージングにみんなで出かけるのでその前の腹ごしらえ。

びらふやーからみんなで乗船、龍ちゃん夫妻や渡久山さんもいる。

出港。建設中の伊良部大橋の間を抜けて行く。もうかなりできている。

船が揺れるなか、ビンゴ大会とか、下地空港の誘導灯の解説とか(毎晩点検のため点滅するそうだ)、星空解説とか、そしてビンゴ大会が再開され、民謡ショーでカチャーシーを踊る。

バナナに「人差し指の瞬間移動」という子どもだまし(実際には子どもにもあきれられる)の手品もどきを教えるが、簡単な芸なのに何度も失敗し、その天然ぶりが火に油を注いで場はしらけを通り越して修羅場になる。酔っぱらった文さんがバナナをしばいたり、ノリノリにはじけていたのが新鮮だった。あー、面白かった。

佐良浜港からタナ運転の軽トラックで帰る。助手席のバナナをドSのあっちゃんがいじる。私は荷台に寝て星空を見ながら「動くブラネタリウムだ、バーチャル銀河鉄道だ!」と興奮していた。実際にはクルマのライトが点灯せず、かなり大変な運転だったらしい。星空がきれいに見えたはずだ。

 


【沖縄2011秋】009・〈びらふやー〉でゴロゴロ。

2011年09月22日 | 旅する。

921日 水曜日 伊良部島

朝ご飯にラーメンを作り、文さんからネギをもらう。三線を練習したり、屋上でギターを弾いたり。

ゆうきにぃにぃが率いる隊がびらふやーに寄る。女子3名と源さんでイグアナ岩に行ったそうだ。バナナは晴れ女か雨女かとの質問に「わたしはくもり女」と答える。中途半端な、もやもやしたバナナ特有の空気感。

11:30ころ、タナ、もんちゃん、文さんとクルマで〈丸吉〉へ。ついてくるはずのナミ&ただを放置してしまい、待っていたら港から雷太氏と新しいゲストが。昨年も9月にびらふやーで会ったあっちゃんだった。

私は定食を組み合わせた唐揚げ+ごーやーチャンプルーを650円で、さらにナミ&ただが頼んだ名物ジャンボカツカレーを食べるのを手伝う。

ちなみにもんちゃんは一人でジャンボカツカレーを完食。満腹で帰り、ハンモックに揺られる。同様にお腹いっぱいで動けない人々が死骸のようにゴロゴロする。

 

台風による飛行機の欠航で「宿泊難民」が発生しているようで、びらふやーもすでにドミ、個室とも満室、広間泊もすでにいて宿泊客を断る状況に。

タロウ氏がまりえと来てくれて、少し雑談する。島で自分なりのスタイルを貫くのもなかなか大変なようだ。

新しいゲスト、ベジータが到着。なかなか個性的な旅人で、モリを持参している。

まりえを港に見送る。車内から結家を予約する。港ではサプライズしたいのか「うぷゆう」の中にゆうきにぃにぃたちが隠れていたが、源さんが目立つのでまったく隠れていないし、見透かされているので誰も驚かない。

タナはわざわざポールに上って飛び込むはずが、見送られるまりえが(まったく空気を読まず)あっさり客室に引っ込んでしまった。これからなのに。肝心の送られるゲストが全然見ていない状況になり、タナはポールの上で呆然としていた。

どーしようもなく悲しいダイブ。

 

夕食ではカワハギの肝和えが出た。というか、調理を任されたので肝に醤油、料理酒で和えてみた。

海苔でキムチをくるむとけっこう旨いことを発見する。

鄭さん&まりちゃん夫妻がかなり飲むのが楽しいが、明日ダイビングなのに大丈夫なんだろうか?

飲みに飲んで、最後は佐和田浜のあずまやで寝た。

 


【沖縄2011秋】008・伊良部島へ。

2011年09月21日 | 旅する。

920日 火曜日 那覇→宮古島

宮古空港から平良行きバスは1153分、私が乗るスカイマークは1150分に到着予定なのだが、まあ、無理だろうな。

森クンが空港にともレッドたちを迎えに行く予定があり「2時間前でよければ」ということで便乗させてもらう。クルマはうみそらトンネルを抜けてあっという間に空港に着いた。

チェックインを1階郵便局裏の隔離されたようなスカイマークカウンターで済ませて、森クンと試食三昧の旅へ。海ぶどう、ミミガー、雪塩ちんすこうなど。もともとこういうお土産系に関心がないので、ただの時間つぶし。

ともレッド、ゆきおクンを迎え、3人と別れて空港3階で三枚肉そば700円を食べ、ゲートに向かう。

1122分離陸、1155分着陸)

宮古空港からのバスにはもちろん間に合わず、タクシーで港へ、びらふやーに電話してお迎えを頼み、〈うぷゆう〉に乗って伊良部島に着いた。

迎えてくれたのはタナ、8月からヘルパーをしているそうだ。スーパーに寄ってもらい、びらふやーに着いたらゆきちゃんがいた。こいつはびっくり。今日の船で来間島ハイビスカスへ、923日に那覇に帰るそうだ。

同じころ、さとちゃんという今日からのゲストが送迎なしの自力でたどりつく。さらに、月光荘にいてだいぶ前に出たまりえがまだいた。

そして、ゆうきにぃにぃに出会う。龍ちゃんツアーを手伝ったり、ゲストをいろんなところに連れて行ってくれる地元のにぃにぃで、大龍門をリクエストしてみる。

iPadでアプリをアップデートしたり、三線を練習したり。

ゆきちゃんは文さんの雑貨屋さんで、ワンピースを白か黄色か悩んでいる。

外でギターを弾き、中に戻るとけっこうな人口密度だった。また新しいゲストが。そして見送りにみんなで港へ行く。

(タイミングの悪いスーさんたちは、びらふやーがほぼ全員留守の時にやって来たらしい。待っててね。)

佐良浜港でゆきちゃん、きくちゃんらを見送る。もんちゃん、タナは海にダイブ! 船はかなり速いスピードで港を離れていく。

 

17:15の船でまた新しいゲストが来るため、そのゲストを待ってびらふやーに戻る。

屋上で飲む。スーさんと枝豆は15歳差、ナミ&ただも同じく15歳差、年齢も同じという奇遇。夕日を眺めながら麦職人を2缶消費する。ゆうきにぃにぃや源さんも来てくれて、賑やかになった。

夕食はごーやー肉詰め照り焼きソース、島豆腐サラダ、味噌汁、雑穀ご飯。

志願して洗いものを担当するが、シンクが低いために腰を痛める。雷太氏からの警告があったのに。

龍ちゃんが来て、チヌのアクアパッツァ風、ごーやーの佃煮をごちそうになる。彼がやっているシュノーケリングなどのツアー〈サシバ~の羽〉のフライヤーにはメイン写真としてなぜかオレが載っている。モデル料代わりにモヒートをいただく。

スーさんと「あの歌」をギターでセッション、雷太氏がジェンベで参加してくれた。

源さんがタロウ氏に電話したら出ないのに、枝豆が電話したら1コールで出た。爆笑になる。結局タロウ氏がまりえとびらふやーに来て「二人でディナーして飲んでいた」と釈明し、とどのつまりはみんなでタロウ氏のスタジオを襲って飲み会に突入する。

 


【沖縄2011秋】007・那覇に帰る。

2011年09月20日 | 旅する。

919日 月曜日(祝、敬老の日) もとぶ→那覇

テレビでは台風情報をやっている。午前中はビラさん夫妻は別行動で、昼食時に合流する予定。で、朝食はラーメンに卵スープのせ。

 

もとぶゲストハウスの屋上は気持ちいい。

昨日の「不法侵入」がギャグにならなかった件、ニクちゃんに聞けば「どーしようかとパニックだったよう、きんちゃんが助けてくれないんだもん」と泣きそうになっていた。ウワハハハハ。このネタ、半年は使えるな。

お昼、ニクちゃんはカフェへ出勤し、ナオコーラさんと昼食へ、例の居酒屋さんでビラさん夫妻と合流し、カニそば、牛モツ煮、ご飯と贅沢な地元めしをいただく。お土産までもらってしまう。

ここでビラさん夫妻と別れ、ナオコーラさんのクルマでもとぶゲストハウスに戻り、琥珀は今日の宿が嘉陽荘に決まったので一緒にコザまで送ってもらうことに。

道の駅許田でおっぱソフト、バニラ300円。嘉陽荘前でナオコーラさん、琥珀にお別れしてバスでひとり那覇へ。

いつもの月光荘にはゆきみ、まどか、なおこ、はるといつもの面々が。

まどかのごはんやさんで生ビール、400円。「きんちゃん!」と呼ぶ声がして、振り返ればサイコーさんだった。そういうわけで今度は月光荘で飲み、夜が更ければ〈つきのわ〉で飲み、ライブの前座で出た「ロープス」(なお+でーすけ)にダメだしをし、日付が変わる頃には〈MOONBOW〉で飲む。


【沖縄2011秋】006・もとぶ半島満喫。

2011年09月18日 | 旅する。

918日 日曜日 今帰仁→もとぶ

朝、チャイを作り、〈パン・ド・カイト〉のカレーパンで朝食。

アル隊長、琥珀、あみえりとミニツアー、ワルミ大橋経由でジュゴンの見える丘へ。

広々とした気持ちよい空間から辺野古の海がきれいに見渡せる。

結家から荷物をピックアップしてもとぶゲストハウスに運んでおく。

もとぶ手作り市でニクちゃん、知念さんに会い、ビラさん夫妻と合流する。めーめーや、やまちゃんも来ていた。

 

そしてゴリラチョップでシュノーケリング。

 

もとぶゲストハウスに入ってニクちゃんを待つ間にシャワーを浴びる。

ニクちゃんが帰ってきて「不法侵入じゃないか」と怖い顔で言い放つ。もちろんジョークのつもりなんだろうが、みんな誤解して空気が緊張し、面白いのでほうっておく。本当に雰囲気が堅いまま、チェックイン手続きをすませる。

後からニクちゃんに聞いたら、けっこうあせっていたらしい。自分で収拾をつけられないボケをかますからじゃ。

〈チェハヤブラン〉にビラ夫妻、琥珀、ニクちゃんも含めて出かける。お昼ご飯がまだだったのだが、ランチタイムを逃してしまい、シフォンケーキとカフェモカで。 

 

美ら海水族館でマナティ、海亀の浜、海亀の子どもを見てからオキちゃん劇場へ。ビラ夫妻にも喜んでもらえたようだ。

 

もとぶゲストハウスに戻ったらナオコーラさん、会長がいて、一緒にいつもの居酒屋さんに行くことに。

今日は牛さし、牛もつ煮込みなどの牛肉三昧。

ヒロくんが、結家からのお客さんでルイジアナ出身のグレコさんと腕相撲をはじめる。というより、グレコさんの見事な体格を見たヒロくんが酔っぱらった勢いで腕相撲を強要したのだが、そのメチャクチャな英語と試合ぶりが凄まじく笑えた。

 

ついでにニクちゃんも対戦。

「ヒロちゃん劇場」はオキちゃん劇場に匹敵したかも。


【沖縄2011秋】005・古宇利島をめぐる。

2011年09月17日 | 旅する。

917日 土曜日 今帰仁

結家の朝。ここでダメ人間になって時間の許す限りアタマをとろけさせるのが至福。

 

めーめー車、ビラ車で〈ココニール〉へ。980円で2品盛り、しかもハーフ&ハーフでなく、フル&フルである。唐揚げ+オムライスを頼んでおなかいっぱい。

 

近くの展望台へ、古宇利大橋を見下ろす絶景のポイントだが、意外に知られていない。ここからビラ夫妻、琥珀と古宇利大橋を渡って〈フクルビ〉へ。 

一周道路からハートロックの浜に間違えて降りる。トケイ浜でハート形の穴を掃除して撮影する。なんと古宇利島を2周半もする失態、ナビ失格だな。

 

ジャスコでワインを買い、オリオンビール新作の試飲缶をもらう。

〈パン・ド・カイト〉でカレーパンを2個買って結家に戻る。

アル隊長が来て、おしゃれなカクテルを作ってくれた。夕日を撮影する。夕食にはナーベラーのンブシー(味噌煮)、カルダモン風味を作る。


【沖縄2011秋】004・海で遊ぶ。

2011年09月16日 | 旅する。

916日 金曜日 那覇→今帰仁

10時、まどかからの「生ビールの誘惑」に耐える。

11時過ぎ、新婚ビラ夫妻のクルマに便乗して北部へ出発する。宜野湾の迷路のような道を〈宗像堂〉へ。沖縄でもイチ押しのパン屋さん。

13時過ぎ、おんなの駅で琥珀、アル隊長と合流し、真栄田岬へ。青の洞窟方面は遊泳禁止のため、通称裏真栄田のビーチへ。岬の南側にあるため、北風の時には風の影響が少ないので、シュノーケルができる。買ったばかりのPXで水中撮影を試みる。

名護へ向かい、〈サボテンタコス〉で遅い昼食。4人で3200円という素晴らしいコスオパフォーマンス。

ここでアル隊長は帰還の途につき、琥珀がビラ車に合流。マックスバリュで買い物して結家にチェックインする。

ヘルパーにはめーめーが再登板している。

夕食には沖縄そばの焼きそばを作るが、海鮮塩焼きそばのはずが豚肉ソース味になったのは内緒だ。