迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

思い出遺産

2013年07月01日 | ただの日常。

7月1日 月曜日 山形県某市

夕方、訃報を知る。沖縄関係の仲間で情報が駆け巡る。

まだ40を越したばっかり、殺しても死なないような頑健なヤツだったのに。

弔電を書くことにする。おこがましい出しゃばりかもしれないが、みんなの代表として書いた。キーボードが濡れると困るので、便箋に手書きで書きなぐった。字数なんか考えなかった。

携帯に転記して何人かにメールを送って意見を乞い、3回めで最終稿にしてあとは例によって若い人たちに丸投げした。

連絡やお花の手配、電報の申し込みなど、面倒臭いことを献身的にやってくれたみなさんに感謝。

 

ひとしきり、あいつのことを思い出す。ガサツで、純粋で、まっすぐで、粗忽で、繊細で、お茶目で、秘密にしたがるくせにバレバレで、友だち思いで義理堅く、自分で自分を「へっぽこ隊長」と呼んでいた。

洞窟、滝、御嶽、ビーチパーリー、カクテル、夜光虫、キラキラと輝く記憶。あれは一瞬の夏だったか。

一瞬だからこそ、忘れない。

合掌。

 

 


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